2018.11.26
二児の母で、臨床心理士の私。人の心の専門家という事で「スムーズに子育てをしているのでは?」と言われる事が多々ありますが、頭では分かっていても現実はそうもいかないものです。専門知識を全く活かせていない、残念なプライベートをご紹介します。
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荒れてます、うちの朝
わが家の朝は、家族4人(私、夫、4歳長男、2歳二男)そろって家を出て駅に向かいます。それから、私は途中下車して保育園に寄り、子どもたちを保育園に送ってから出勤します。
これがなかなか大変。朝のバタバタ!イライラ!メチャクチャ!はどこの家庭も同じだと信じたい…。わが家の朝は、毎日荒れ狂っています。
起床から出社、あっという間の3時間
6時:起床、7時:出発、7時半:保育園到着、8時:再び電車に乗る、9時:走ってギリギリ定時出社!というのが基本の流れです。
この3時間で何度バタバタし、イライラし、あらゆるところがメチャクチャになることか…。本当にあっというまの3時間です。爽やかなゆとりある朝を過ごしてみたい、というのが切なる願いです。
朝は忙しいのが当たり前?ならば工夫を!
ここで、私の臨床心理士の専門家スイッチをONにしてみます。
まずはちょっと、イメージしてみてください…。あなたが独身だとして、出社前の朝、ゆとりがあるでしょうか。
たとえ単身生活でも、子どもが何歳でも何人でも、多くの人にとって朝バタバタするのはほとんど日常の光景でしょう。そう考えると、ゆとりある朝だなんて高望みをしていたのではと、ハッとしませんか。
特に、小さい子どもがいる家庭では
- 自分だけの忙しさではないこと
- 自分のコントロールの範囲を超えていること
- 思わぬハプニングが起きやすいこと
- 1日のリズムがこの朝に左右されるような気がすること
なども重なり、一層バタバタ、イライラが募るのではないでしょうか。ほんとに、毎日お疲れさまです。
そもそもゆとりある朝はムリ
イライラしない朝はムリ
と捉え、「その前提で、少しでも快適な朝になるよう工夫できることは何か」を考える方が、ちょっぴり高望みの理想の朝に近づくかもしれません。
現実は、どんな工夫をしても…
イライラするッ
少しでも快適な朝になるよう工夫しているのですが、結局はバタバタに。
例えば、子どもに早く支度をして欲しい時も「早く!」とは言わないよう意識しています。「早く!」と急かすのは、言う方も言われる方も、いい気分にはならないと思うからです。
着替えができたら牛乳のめるよ~
と前向きな言い方に変え、子どもが自ら頑張りたいと思えるような工夫を取り入れました。しかし実際は、着替えもせず
え!牛乳?!今のみたい!今がいい!絶対今がいい!!
と騒ぎ、収拾付かずです(ため息)。かなりイライラします。
私、臨床心理士なのですが、この通り、現実は穏やかな気持ちでいられません。次回は「じゃあ、どうすればいいの?」という点を、専門家モードの私と現実の私が、再度検討しお届けします。
この記事を書いたライター
ライター一覧- otomotoさん
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学生時代に結婚、出産。二児の母で、臨床心理士。専門知識を全く活かせていない残念なプライベートを大公開!(ただし本業に影響のない範囲でお許しを!)