韓流ドラマや映画で韓国人がラーメンを食べる姿ってよく見かけませんか?そう、韓国は一人当たりが口にするインスタントラーメン消費量が世界一と言われているんです。そんな韓国のカップ麺7種を食べ比べてみました。

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韓国人のソウルフード

世界ラーメン協会の発表では、

韓国は一人当たりが口にするインスタントラーメン消費量が世界一

なんですって。

韓国に旅行に行ったことのある人なら、スーパーにたくさんの種類のラーメンが並んでいるのを目にしたことがあるかもしれませんね。また、日本のスーパーでも入手できるほど有名な韓国のラーメンもあります。

日本はカップ麺を好む傾向がある一方、韓国では袋麺が主流のようです。私も韓国留学中、夜中によく袋麺をグツグツ煮こんで食べました。

そこで、今回は韓国で好まれている韓国のカップ麺を、家族とわいわい食べ比べながらレビューしたいと思います。

韓国の人気カップラーメンTOP10

出典:https://news.joins.com/article/22472455 『韓国中央日報』

昨年の韓国のコンビニ3社(CU、GS25、セブン-イレブン)のカップラーメン売上TOP10から7種類のカップラーメンを取り寄せてみました。上図の青色が付いている商品が今回のレビュー対象です。味・辛さの2項目で、星印で5段階評価します。

さっそく食べ比べてみよう

ジャパゲッティ

味:★☆☆☆☆

辛さ:☆☆☆☆☆

CUのランキング10位にランクインしている「ジャパゲッティ」。これは、韓国でよく食べられている中華料理ジャジャン麺をカップ麺にしたものです。

とにかく、韓国はデリバリーが発達しており、デリバリーといえばジャジャン麺と言うほどよく頼まれるメニューです。

画像は混ぜる前の画像ですので黒い塊がありますが、混ぜると黒いソースが麺に絡みます。湯切りはしませんが、麺と粉末スープがお湯を吸ってしまいます。

今回食べた中では唯一辛くないカップ麺でしたが、ソースが甘く焦げっぽい味で、好みが分かれるところだと思いました。

えびスープ(セウタン)

味:★★☆☆☆

辛さ:★☆☆☆☆

コンビニ3社とも9位にランクインしている「えびスープ(セウタン)」。パッケージや商品名はエビを前面に押し出してきているのですが、食べてみるとエビよりもワカメのほうが多かったです。

スープの味は薄めです。辛いのが苦手な人も食べられるくらいのピリ辛でした。

麺の上にある、黄色い四角いシートみたいなものは何だろう?っと思って食べたのですが、パッケージを見てお揚げだということが判明しました。ラーメンにお揚げというスタイルは新鮮ですね。

辛ラーメン

味:★★★☆☆

辛さ:★★★☆☆

日本でもスーパーに並んでいる有名なラーメンであり、韓国の国民食とも言われた「辛ラーメン」。一番売れていると踏んでいただけに、ランキングの中間という意外な順位に驚きました。

個人的には、カップ麺より袋麺のほうがおいしいと感じました。辛さは★2.5~3くらい。定番の韓国ラーメンの味なのですが、良くも悪くも今回食べた7種の中では、印象が薄かったです。

ティギムうどん

味:★★★★★

辛さ:★★☆☆☆

ティギムとは、日本語で「てんぷら」の意味。韓国風てんぷらうどんです。七味を既に入れたかのようなピリ辛味で、ちょっと驚きました。

今回食べた7種の中では、1番の高評価を得たカップ麺です。麺もモチモチ感がありました。日本のうどんよりも出汁感は少し薄いと感じましたが、てんぷらもエビ天が5個ほど入っており、満足できるものでした。

ワントゥッコン

味:★★★★★

辛さ:★★☆☆☆

「ワントゥッコン」を直訳すると「王のふた」です。その名の通り、ふたもプラスティックでできており、お皿の代わりとして使えるようです。

韓国では、ふたにラーメンを取り分けて食べる人もいるので、そのような需要をくみ取ったものかもしれませんね。

特徴としては麺が細麺ということ。ネギ・ニンジン・タマゴ・お肉の具が入っており、スープも濃い目で一番日本のカップラーメンに近い味だと思いました。

ブルダックボックン麺


味:★★★★☆

辛さ:★★★★★

韓国で一番辛いと言われている焼きそばのようなカップ麺です。SNSでも辛さを体験した投稿をたくさん目にします。ブルダックボックン麺のみ、湯切り必須。スープなしです。

食べた全員が「辛い!」「辛い!」と汗だくになりながら食べたのですが、後をひくおいしさでペロリと完食。辛さの中に甘みもあります。辛いのが苦手な人は要注意です!

ちなみに韓国では、辛い物を食べたときに、乳飲料を飲むと辛さが消えると言われておりますので、食べるときは手元に乳飲料を置いておくといいと思います。駄菓子の「蒲焼さん太郎」を激辛味にした感じという感想もありましたよ。

ユッケジャンサバル麺

味:★★★☆☆

辛さ:★☆☆☆☆

2社で1位を獲得している「ユッケジャンサバル麺」。こちらも細麺です。スープは薄味でした。ピリ辛のしょう油ラーメンに近いと思いました。

1位を獲得していただけに期待しておりましたが、意外にも素朴な味でした。これは、辛いのが苦手な人でも食べられると思います。

ただ、ユッケジャンと言う名ですが、韓国料理店に出てくるようなユッケジャンを想像すると、予想外の味だと思います。お酒を飲んだ後などに食べたくなる味でした。

感想

韓国の人気カップ麺7種を食べ比べてみましたが、薄味好む韓国の人向けにスープが薄めのものが多かった印象です(※日本の韓国料理店などは味が濃いですが、韓国の家庭料理は薄味です)。

そして、7種類中6種類も辛み成分が入っていたところも、韓国らしいなと思いました。日本のカップ麺との違いも面白かったですし、何より家族でワイワイ食べ比べできて楽しかったです。

また、機会があれば韓国のものを食べ比べするパーティーを開こうと思います。

この記事を書いたライター

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lay-reさん

0歳児の新米ママです。韓国留学を経て、韓国人の旦那と結婚。お隣り韓国の流行から生活情報までママ目線でお伝え致します。趣味は音楽と映画鑑賞、子どものおもちゃ作りです!

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