触って握って。女の子の間で流行しているモチモチふわふわな食感が人気の低反発のソフトスポンジ「スクイーズ」。本物そっくりの食べ物系やユメカワ系のキャラクターにハマる人が続出。手作りキットを使って親子でスイーツのスクイーズを作ってみました!

index目次

大人気のスクイーズとは

触るとぷにぷに、握るともちもちとした本物そっくりのお菓子系の食べ物や動物、キャラクターなどをモチーフにした低反発ソフトスポンジを「スクイーズ」と総称します。

名前の由来となるスクイーズ(squeeze)を直訳した「搾る」という意味からきているようです。

搾っても圧迫しても握っても元の原型に戻る素材なので、ぎゅっぎゅっと握ってストレス解消したり、見た目のかわいさで癒やし系グッズとしても、小・中学生を始めとした若い女の子を中心に大人気!

ストラップが付いているものをカバンにつけたり、キャラクターを集めたりとハマっている女の子が多く、中でもレインボーカラーのスクイーズを持っていると大人気だとか。

東京や原宿ではスクイーズを扱う専門店があったり、100均でもスクイーズコーナーが設置されていたりと種類も豊富です。

オリジナルキャラクターを扱うスクイーズ専門店「MOOOSH SQUISHY」では、人気商品の牛乳ひたしパンのプールで遊べるコーナーもありました。

冷たい質感・しっとり具合が本物の牛乳を浸した食パンを再現していて癒やされました!

最近では「甘い香りがする香り付き」や「パステルが基調となったユメカワ」なスクイーズが人気のようです。

そんな大人気のスクイーズですが、実は手作りもできるんです!スポンジの加工から始める本格的な手作り方もありますが、今回は小学生と一緒に作りたいと思い「手作りスクイーズキット」を使用して作ってみました。

手作りスクイーズキット・準備したもの

簡単に本格的なスクイーズが作れるキットがこちら

デビカ「ふんわりもちもちスクイーズ カフェ」1000円

ふんわりともちもちの2種類に加工されたスクイーズの素(スポンジ)が入っているので、着色のみで4品(ドーナツ2種、メロンパン1種、ホットケーキ1種)作れます。小学生やスクイーズ作り初心者の私にとってもピッタリなキット。

しっとり系のスポンジにはストラップ付きです

スクイーズ仕上げ用リキッドやスポンジは同梱されていますが、着色に必要な筆や絵の具(アクリル絵の具)は入ってないので、100均などで必要な道具をそろえました。

道具一式
絵の具・新聞紙・アルミホイル・筆(2~3本)・キッチンペーパー・ティッシュ・ホイルカップ・筆洗い用空容器・木工用ボンド(接着剤)など

スクイーズキットでオリジナルスクイーズ作り

  1. ふんわり系スポンジをカット
  2. キットの中に入っているふわふわのスポンジをホットケーキの形にカットします。ハサミで角を取り除いて厚焼きホットケーキの形を作っていきました。

    2つに切ると重なったホットケーキができるのですが、厚焼きホットケーキにしたかったので素材のスポンジをそのまま使用しました。

    ハサミで角を取り除いてホットケーキの形を作っていきます。

    子どもは着色、ママはカットと役割分担して制作中
  3. スポンジに着色(1回目)
  4. 絵の具を水で薄めて色を重ねていくと、質感が出ます。娘はメロンパンを着色、母はドーナツを着色していきます。筆やキッチンペーパーで着色して行くとそれっぽい質感に!

    しかしここで事件発生!チョコレートでコーティングしたドーナツを作ろうと思い、茶色系の絵の具を薄めて着色しようとしたところ…。

    絵の具が分離してしまい、ドーナツにカビ発生!

    「どーみてもカビだね」「おいしくなさそう」「ママ下手」と子どもたちにツッコまれながらも、取り急ぎ1度目の着色が完了しました。

    同様にホットケーキとなるふんわり系スポンジにも着色していきます。360度塗る場所があるので、ママも娘も手は絵の具だらけです。

    スポンジにつまようじを刺して、浮かせて乾燥させます
  5. スポンジに着色(2回目)
  6. 1回目の着色が乾いたら、濃淡を付けるために2回目の着色を行います。薄塗りで風通しの良い場所で乾かすと30分もすれば完全に乾いていました。

    2度塗りすると良い感じに!
    重ね塗りしたところは、カビがなくなりホッと一安心
    アレンジでチョコスプレーをあしらったり

    2~3度着色を繰り返したら、半日ほど完全に乾かします。

    チョコバナナやりんごあめみたいで見た目もワクワクです
  7. スクイーズリキッドでコーティング
  8. 完全に乾いたスポンジに付属のスクイーズリキッドでコーティングをしていきます。アルミカップにリキッドを出して、筆で薄くスポンジ全体に塗ります。

    アルミカップなら片付けも簡単です!

    スポンジ全体にコーティングするので、つるして乾かしました。

    完全にリキッドが乾く前にラインストーンやパールなどのアイテムを散らして、オリジナル感を出してみました。ホットケーキは接着剤を上の部分に広げてシロップ感を出したり、オリジナルのスクイーズに仕上げていきます。

    ただのスポンジがこんなにかわいくなりました!

オリジナルスクイーズの完成

接着剤やリキッドが完全に乾き、触ってもリキッドがベタつかなければ完成です。スクイーズに艶が出て一気にオシャレ感がアップしました!

見た目もかわいいスイーツスクイーズの出来上がり!

制作のポイント

スクイーズを制作するにあたり、絵の具やリキッドを乾かす時間を含めて、所要日数は2日。ホットケーキに関しては接着剤が完全に乾くのを待ったため、3日かかりました。

接着剤を乾かすのにドライヤーの冷風を使ってみたり

1度塗りの着色のみでしたら10分程度で終わるのですが、乾かして2~3度重ね塗りをして食べ物の質感を表現するとなると、着色だけで約1時間半かかりました。

乾かす時間を考慮すると1日で作れるような物ではなかったので、休日や雨で外出が難しい日など、ある程度時間がある日に作ることをオススメします。

また、着色用の絵の具ですが、スイーツ系は茶色・黄色・白色の3色あると、より本物そっくりなスイーツに仕上がると感じました。

今回使用した筆は100均の新品のものを使いましたが、使っているうちに筆の毛が抜けて、絵の具と一緒に毛が固まったり、毛が混ざってほこりみたいな仕上がりになってしまい娘もイライラ。

画材用の筆を使うと抜ける毛もなく、ストレスなしで着色やコーティングができると思いました。

感想

完成したスクイーズは商品化しているスクイーズやフェイクスイーツをハンドメイドする作家さん達のように本物そっくりに奇麗に着色はできませんでしたが、娘に感想を聞いたところ

楽しかった!もっと違う味(色)のドーナツを作りたい!

と大好評!スイーツをデコレーションする感覚で自分好みにアレンジできるのが楽しかったようです。

ままごとでは「いらっしゃいませ」と2歳児もお気に入り!

スクイーズキットは、塗って乾かすだけの簡単手順だったので初心者でも失敗せず作ることができました。

なお、こちらのキットには他のシリーズでハンバーガーショップもあるので、また子どもとスクイーズ作りにチャレンジしたいと思います。工作やハンドメイドが好きな人は親子で作ってみてもいいかもしれません。

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
meguさん

大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。

meguさんの記事一覧 v-right