2017.05.25 / 2017.08.10
人生って、本当に何が起こるか分からないもの。幸せだった暮らしに、突然影ができることだってあるんです。今回の主人公は、夫の転職を機に東京へ引っ越してきてすぐに、シングルマザーとなってしまったぎゅってママ。窮地を切り抜けた方法とは?
ママ紹介&平日のタイムスケジュール
平日のタイムスケジュール
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- 6:45
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起床、身支度、朝食、自分のお弁当用意
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- 7:40
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自転車で自宅から保育園へ行き、その道を戻って駅へ
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- 8:10
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電車で通勤
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- 8:50
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勤務。ランチは、ほとんどお弁当
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- 19:15
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退勤
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- 19:50
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保育園へお迎え
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- 20:30
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子どもたちと簡単な夕食。そのあと、洗濯を取り込む
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- 21:45
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子どもたち就寝
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- 22:00
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食器洗い、学校からのお便り確認、入浴、洗濯・片付け
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- 24:00
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就寝

[仕事] きちんと仕事を仕上げたい、でもお迎えが…。
夫の転職を機に東京へ一家で引越してきたのは、次男が5歳のとき。その直後、夫が家にお金を入れなくなり、さらには家に帰って来なくなったとのこと。生活費にも困ってしまった彼女は、保育園探しと仕事探しを同時進行しなければならない状況に。「東京に来たばかりで、知り合いもいないし、頼る人もいない中、本当に大変でした。マザーズハローワークで、比較的時給が高い今の仕事が見つかったのはラッキーでした。
そんな中、保育園の担任の先生は新卒の男の先生。突然父親不在になった子どもにとって、お兄さんができたみたいで、楽しそうにしていました」。一方、当時、小学生だったお兄ちゃんは、精神的に不安定にもなったとのこと。
マザーズハローワークを通して就職をしたものの、定時で帰りにくい時もあるとか。
「そうなんです。代表や役員の秘書としての仕事やセミナーや勉強会の事務局の担当をしているので、来客があると“先に帰ります”とは、言いにくい時もあります。とはいえ、帰ってきてしまうと、電車の中で切なくなったりして。仕事もきちんと仕上げたい、でも帰らないとお迎えが…。本当に悩ましい毎日です」。
現在は、正社員を目指して転職サイトなどを眺める日々。彼女のたっての願いは、「落ち着いて暮らすこと」。

保育園の送り迎えは、駅と反対方向に8分、自転車を走らせ、その道を戻り、家の前を通り過ぎて、駅へ。「とにかく、雨の日が大変でした。クルマもないし、上下式の雨ガッパを来て、透明のプラスチック製のサンバイザーをかぶり、ハンドルカバーで手が濡れないように完全防備。寒い時は、手がかじかんでしまうので、手袋とセットにするのが必須でした」と、必死だった当時を振り返る。「今は、二人とも小学生になったので、お兄ちゃんが学童保育に通う弟を迎えに行ってくれて、助かっています。」
[家事分担]自分100%。パパが手伝ってくれる日もあるけれど…
現在、シングルマザーとして暮らしているため、家事分担はすべて彼女ひとりでやらなければなりません。月1回程度、自分が担当するセミナーが夜に開催される日は、毎回ではないものの、近くに住むパパが手伝いに来てくれることも。「長男は、たまにお父さんに会いに行くと言って、ふらりと出かけていくこともあるんです」と、パパとママの微妙な関係性はさておき、子どもは子どもなりの気づかいもある様子。

[自分時間]最近、ようやく一人で近所に飲みに行けるように
お兄ちゃんもだいぶ大きくなって、友達と遊びに行く時間が多くなりました。保育園のお迎えが今年からなくなったので、半休や早退できる日は、自分のためにその時間を使えるように。
「最近、近所に一人で飲みに行ける店を見つけて、そこのマスターや常連さんたちと話をしたら、短い時間だけどリフレッシュできました」。
これから、そんな時間も増えていくのかもしれませんね!
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