2019.01.31
家族の行動や一日の予定を考えながら、バタバタしないように時間の使い方を工夫している3人の朝のタイムスケジュールを紹介します。
index目次
家事&育児はTO DOリストでパパと分担
佐々木明子さん(42歳)
パパの直也さん(43歳)、長女の琉衣ちゃん(1歳)の3人家族。けんかせずにパパとやるべきことを共有・分担するため、TO DOリストを活用。「ゴミまとめ」「ベッドメイク」などやることを書いたマグネットを使って、お互いに確認しています。
-
- 6:00
-
ママ起床
夜取り込んで畳んでおいた洗濯物を収納。
-
- 6:15
-
パパ・子ども起床
パパが子どもの検温をしている間に、私が朝食を準備。娘がつかみ食べしやすいケークサレなどを週末に作っておいて出すだけ。パパとの役割分担は、自作のTO DOリストを活用。
-
- 6:30
-
朝食
着替えや荷物、連絡帳はできるだけ前日に準備。娘がご飯を食べている間に連絡帳の残りを記入。食後はパパが娘の着替えを担当、私は化粧など自分の身支度を整える。
-
- 7:10
-
3人で家を出る
食洗機とロボット掃除機を起動して出発。
ルーティン化して15分刻みで行動
小山瞳さん(33歳)
パパの光明さん(33歳)、長女の惟ちゃん(5歳)の3人家族。起床から出発まで、15分に区切って時間を意識して行動。洗濯など時間のかかるものから始めます。隙間時間で水回りなどどこか1カ所掃除すると、キレイを維持できます。
-
- 5:30
-
ママ起床
洗濯機を回して、朝食準備。ゆで卵は専用のクッカーで電子レンジで作るなど、火や鍋を使わない簡単なものにしています。夕食の下ごしらえも。パパは、飼っている犬のお世話。
-
- 6:00
-
子ども起床、朝食
-
- 6:15
-
お弁当準備
お弁当は夕食の残りを詰めるだけ。娘は通信教育のプリント学習をします。
-
- 6:30
-
ママ身支度、パパ家を出る
娘はピアノの練習をします。
-
- 6:45
-
洗濯干し、掃除
時間が余ればテレビを見ます。
-
- 7:00
-
ママ・子ども家を出る
4時起きしてヨガや英会話の時間を確保
堀内明子さん(42歳)
パパの武志さん(41歳)、長男の悠成くん(4歳)、長女の琴葉ちゃん(1歳)の4人家族。2人目の産休中に始めた英会話を仕事復帰後も継続するため、朝型生活に切り替えました。夜は子どもと一緒に21:00に就寝。体にやさしく、時間のロスも少ないと感じています。
-
- 4:00
-
ママ起床
前日やり残した家事があるときは、起きてから片付けます。また、会社に着いたらすぐに仕事が始められるよう、一日のスケジュールを確認し優先順位をメモしておきます。
-
- 4:30
-
ヨガや読書
ヨガで体を伸ばしてリフレッシュしたり、好きな本を読んだり、猫と遊んだり。1人の時間を過ごします。
-
- 5:30
-
朝食作り、パパ起床
副菜は週末にまとめて作りストックしておくので、朝食作りで慌てずに済みます。パパは片付けや保育園準備をします。
-
- 6:00
-
英会話レッスン
25分間のオンラインレッスンを1日おきに受講。先生も同世代の女性で、家事や育児の話も楽しんでいます。
-
- 6:30
-
子ども起床、朝食
-
- 7:20
-
ママ家を出る
-
- 7:55
-
パパ・子ども家を出る
早起き&朝活で一日の始まりを気持ちよく
お話を聞いたのは
- 池田千恵さん(株式会社朝6時代表取締役社長)
-
講演やコンサルティングを通して、朝時間の活用を提案。『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)がベストセラーに。自身も2歳の男の子がいる保育
園ママである。http://www.asa6.co.jp/
子育ては、予測がつかないことばかりで、物事が計画通りには進みません。その中で、自分でコントロールできる時間を作ることは、心を落ち着かせるためにも大事なことです。
朝活3つのメリット
- クリアな頭で取り組める
- 前向きに考えられる
- 効率よくできる
特に朝は、睡眠で脳の疲れが取れてクリアになっている状態。考え方もポジティブになります。
子どもよりも少し早起きして、自分一人の時間を作り、好きなことややりたいことに取り組んでみませんか。
ママにおすすめの朝活
急がないが大切なこと
週末の外出先を調べるなど、いつかやるべきだけれど、今、子どもが起きて中断してもいいと思えることがお薦めです。
気持ちがときめくこと
やってみたいことを妄想する、気になるドラマをゆっくり見る、おいしいスイーツを食べるなど、わくわくすることをしてみましょう。
まずは10分だけでも早起きしてみてはいかがですか。
10分あれば、ゆっくりコーヒーを飲むことができます。子どもが起きてから支度に手間取っても、焦って怒らずにすみます。その気持ちの余裕が、一日を豊かなものにしてくれます。
朝を、働くママのゴールデンタイムにしていきましょう。
※この記事は、2018年11月発行の「ぎゅって12月号」に掲載した記事を再編集したものです