2019.02.06 / 2019.02.08
カルディコーヒーファームで販売している、チョコレートをカカオ豆から手作りできるキットで、“究極の手作りチョコ”に挑戦!「手作りチョコだなんて、溶かして固め直しただけでしょ?」なんて言わせません。時間はかかるけれど、その達成感はハンパない!
index目次
究極のチョコづくりキット「BEAN TO BAR KIT」
「カカオ豆から手作り!?」と、気になってやまなかった手作りキット。
初めて見つけたのは、2年前のバレンタイン時期。気にはなりましたが、「所要時間4時間(冷まし固める時間は含まず)」と、「1296円(税込)」という価格からも、ちょっとためらって購入せず。
昨年のバレンタイン時期に「やはり気になる!」とカルディをのぞくも、行った店舗では扱いがなく購入できず。
しかし、バレンタインも過ぎ去った頃に、いつもと違う店舗にて売られているのを発見!バレンタインは過ぎていましたが購入し、時間のある休日に子どもと作ってみました。
キットの中身はこんな感じ!
正直な感想は…、「え?これだけ?1200円もするのに」というところです。
材料は、この他に用意するものはありませんが、道具は「すり鉢」「すりこぎ」「すり鉢を湯せんできる、大きさの鍋かフライパン」「ふきん」を使います。
さて作ってみよう!
各項目の所要時間は、わが家の場合です。メイン作業は小5男子、補佐に小1女子&年少男子。
豆の皮むき(所要時間約30分)
まずはローストカカオ豆の皮をむきます。手でパキッとつぶし、皮をむいていきます。小学生なら問題なくできる作業ですが、豆が小さいので幼稚園児はちょっと苦戦。
豆を細かく砕く(所要時間約40)分
ここで要注意なのが…
テーブルが傷だらけになってしまいました。
作業の前に、下にぬれぶきんなどを敷いた方がいいです。滑り止めにもなりますよ。
湯せんしながらする(所要時間約45分)
60~70℃程度のお湯を入れたフライパンか鍋に、ふきんを折りたたんで入れ、その上にすり鉢を置いて、湯せんで温めながら、油が出てくるまですります(お湯が冷めたら、再度温め直します)。
砂糖を加えてすり混ぜる(所要時間約90分)
セット内容の砂糖を加えて、すり混ぜます。
ツヤツヤするまで、1時間半ほどかかります。ここが一番長くて大変!交代しながら、作業を進めましょう。
型に流し入れて冷蔵庫で冷やす 所要時間1~2時間
やっとできあがった~!
数時間後、固まりました。手にのせると、溶けてチョコが付いちゃいます。「口で溶けて手で溶けない」市販品は、いろいろと工夫がされているんだね~などと話しながら、実食!
さて、味は?
材料はカカオ豆と砂糖のみ。はっきり言って、味に期待はぜんっぜんしていませんでしたが、これが意外においしい!想像していた「ザラザラ感」もそれほどなく、口どけもなかなか良い。市販の高カカオ商品よりも、おいしいかも~!?
苦味はありますが、きつすぎることもなく、幼児もおいしい!と食べていました。甘くてクリーミーなチョコレートが好きな人には苦く、ザラつきも気になるかもしれませんが、カカオ豆と砂糖だけでこの味が楽しめる、というのは驚きです。
全体的な感想は
値段1200円、所要時間4時間以上。それでも作る価値はあるか、と言うと…、私的にはアリです。
「チョコレートはカカオ豆からできている」を体感することができ、チョコレートができるまでの「工程」も楽しめ、なにより究極の「手作りチョコレート」が味わえて、おいしい!
大人もなかなか本物のカカオ豆を見ることがないと思うので、親子でさまざまな「そうなんだ!」を体感できる、おもしろいキットだと言えます。
今回の器の話
今回、数時間にわたりカカオ豆をするのに使用したすり鉢は、数年前に妹が「これいいよ!」とくれた、片口すり鉢です。
たとえば、ゴマをすって調味料・青菜などを入れて和え、そのまま食卓に出してもいい。調理するボウルを盛り付ける器にできるので、洗い物も減ります。
とはいえ、あまりゴマ和えとか作っていないな…。久々に活用して、ホウレンソウのゴマ和えでも作りましょうか。
今年は究極の手作りチョコで、バレンタインを楽しもう!
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すなねっこさん
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高1男子、小6女子、小3男子のママ。家族みんなが食いしん坊!酵母でパンを焼いたり味噌を仕込んだり、趣味は「食のDIY」!