/ 2019.03.13

電車の中でギャン泣きのわが子…。

小さな子どもは泣くもの。泣くものなんですが、公共の場所で大泣きされると困りますよね…。

おなかが空いたとか遊んで欲しいとか解決策がある場合ならまだしも、寝入り・寝起きの不機嫌による大泣きや、ベビーカーから下ろせない場面での「降ろして走り回らせろ~!!」泣きなど、どうしようもないパターンもよくあります。

うむ、こりゃしばらく放っておくのがベストかな…。

と思っていても、見ず知らずの幼児の泣き声に耐えている周りの人の気持ちを思うと、平気な顔をしてそっとはしておけない…。

そんなとき、私はベビーカーの中に顔を突っ込み、泣きわめく娘にヌッと顔を寄せます。そして…。

なーんにもしない。

まあ要するに、フリです。

「泣いてる子どもを放ったらかしにしているわけではありません。ご迷惑をかけてすみません、ただいま泣きやませようと努力しておりますので!」というアピールです。

「フリ」「アピール」なんて言うと、けしからん!と思う人もいると思いますが、周囲の人々だって親が周りに気を遣っていることが伝われば、温かい目で見守ってくれます。

子どもの泣き声に不快感を覚えている人の多くは、実際のところは知らんぷりの親に対して怒りを感じているんじゃないでしょうか。

何もしてないけれど何かしているフリ」は見ている人に悪感情を抱かせないための潤滑油のようなものだと思っています。

抱き上げてあやすのがベストなのか、あえてそっとしておくのがいいのか、周りの人たちには判断がつかないですもんね。もちろん、抱っこして欲しいとか遊んで欲しいとかいう場合は応えています(体力が許す限り)。

この記事を書いたライター

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けろまい まいこさん
絵日記・漫画家

なんとなく適当に生きている主婦。特技はゴロゴロすること。苦手なものは家事全般。同い年の夫&5歳の長女&2歳の双子との日常をゆるゆるお届け。

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