2019.04.09 / 2020.02.21
魚を焼くときに便利な「魚焼きグリル」。私は、網にこびりつく焦げと臭いが気になるので、使用していませんでした。でも「グリラー」を使えば、魚焼きグリル調理ができると聞き、使ってみたら便利!さらにオーブンなどにも使える、とのことで試してみました◎
index目次
「グリラー」って何?
「グリラー」は、土鍋などにも使われている日本製の耐熱陶器。なんと言っても、見た目のかわいさが魅力!そのまま日常の食卓にも、おもてなしの場でも出せます。
しかも、直火用試験をクリアしているので、IH調理器以外の熱源(直火、オーブン、トースター、電子レンジ、魚焼きグリル)で使用できる、とのことです。
陶器による遠赤外線効果と、ふた裏の凹凸で、食材の栄養やうまみを逃さずに、おいしくしあげることができるそう。
大きさは?
幅約18.5cm、奥行き約25.5cm、厚さ約5cm。魚焼きグリルに入る、薄めのサイズ。私は、魚焼きグリルと電子レンジに入るか、念のため測ってから購入しました。
活用できる?
「買ったは良いけど、活用できるか心配…」という人に朗報!レシピブックが付いています。魚焼きグリルを使ったレシピが、9種類載っているので、気軽に挑戦できます!
電子レンジやオーブン、トースターではいつも使っている、容器の代わりに使えば良さそう。試しに、すべての加熱器具で使ってみました。
【1】魚焼きグリルで使ってみました
さっそく、グリラーに付いているレシピブックの中から、「アクアパッツァ」にトライしてみました。白身魚と野菜、ニンニクをグリラーに入れて調味料をかけ、ふたをして魚焼きグリルへ。上下とも弱火で8分加熱し、黒コショウとパセリを散らしたら完成!
わが家の魚焼きグリルは、タイマーが付いているので、お任せできてとても楽でした。しかも、できあがったらそのまま食卓へ出せるので、熱々を食べられてうれしい!
【2】電子レンジで使ってみました
鶏もも肉の両面にフォークで穴を開け、おろししょうがを塗ります。酒と塩をふり、ふたをして500Wで3分加熱したら完成。ねぎを散らし、大根おろしとポン酢で食べます。
レンジにかけた際、ターンテーブルがきちんと回るサイズであることに感動!簡単に一品できて、そのまま食卓へ出せるって良いですね。
【3】オーブンで使ってみました
ホットケーキミックスを使って、パウンドケーキを作ってみました。
- 材料 1台分
-
- ホットケーキミックス
- 200g
- バター
- 50g
- はちみつ
- 大さじ2
- 卵
- 2個
- 牛乳
- 50cc
- 板チョコ
- 好みで
- 作り方
- 所要時間40分
-
- STEP1
- 室温に戻しておいたバターとはちみつを、泡だて器で白くなるまで混ぜる
- STEP2
- 別のボウルに卵と牛乳を混ぜる。1のボウルに、少しずつ加えて混ぜる
- STEP3
- 2のボウルに、ホットケーキミックスをふるいながら加え、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。板チョコを手で割り加える
- STEP4
- グリラーにクッキングシートを敷く。熱源に触れると燃えてしまうため、長い部分は切り取っておく。3を流し入れ、表面に板チョコを飾る
- STEP4
- 170℃に予熱したオーブンで、30分焼いて完成!
このままティータイムに出せるのが、とても便利!ふっくらしっとりと焼き上がり、子どもたちも「おいしい!」と大喜びでした。
【4】直火・トースターで使ってみました
ガス台とトースターを使い、キッシュを作ってみました。
- 材料 1台分
-
- ベーコン
- 5枚
- ホウレンソウ
- 1わ
- ニンジン
- 厚さ1cm
- 卵
- 2個
- 牛乳
- 100cc
- コンソメ
- 2分の1個
- 粉チーズ
- 大さじ4
- こしょう
- 少々
- 作り方
- 所要時間20分
-
- STEP1
- ベーコン、ホウレンソウ、ニンジンを食べやすい大きさに切り、グリラーで直火焼きする
- STEP2
- ボウルに卵、牛乳、粉チーズ、こしょうを入れて混ぜ、コンソメを手で崩しながら、加えて混ぜ合わせる
- STEP3
- 1に2を流し入れる
- STEP4
- トースターに入れ、200℃で10~15分焼く。全体がふくらんだら焼き上がり
キッシュが焦げ付いて取れない、ということはありませんでしたが、底の凹部にキッシュが残ってしまいます。この部分を残さずに取りたい人は、クッキングシートを敷いてから生地を流し入れましょう。
使ってみた感想
さまざまな加熱料理に使え、そのまま食卓へ出せるグリラーは、とても使い勝手が良かったです。大きさも4人家族にはちょうど良く、取り分けるのも楽で重宝しました。
ただ、一度焦げ付いてしまうと取りづらく、染みついてしまうとのこと。油を念入りに塗ってから使用したり、お湯に浸けて焦げを浮かせてから洗う必要があるのは、難点だと思いました。
さらに、電子レンジのターンテーブルが回った際に、壁と少し擦っただけで持ち手部分の塗装が剥げてしまったので、電子レンジでの取り扱いには注意が必要。でも、今まで使うのをためらっていた魚焼きグリルを活用できたのは、とても良かったです。これからも、たくさん活用したいと思います!
この記事を書いたライター
ライター一覧- よしださとこさん
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日々、男児2人にふりまわされているフリーライター。管理栄養士の免許を持ち、趣味はハンドメイドです♪耳寄りな情報を提供できればと思っています。