ブロッコリーは鮮度が落ちやすいので、買ってきたらその日のうちに加熱するのがポイントです。離乳食にも使えるので、大人用のレシピと合わせて紹介します。

ブロッコリーの旬は3月まで

11月から3月が旬のブロッコリー。通年手に入りやすい野菜ですが、この時期は特に甘みが増します。えぐみが少なく、栄養豊富な緑黄色野菜。

比較的アレルギーが出にくい食材とされていますが、初めて食べさせるときには1日1回、小さじ1杯から始めます。柔らかくなりやすいため離乳食初期・ゴックン期(5~6カ月頃)から試してみるのもいいですね。

離乳食に使うブロッコリー

左から離乳食初期(ゴックン期)、離乳食中期(モグモグ期)、離乳食後期(カミカミ期)

大人用のブロッコリーと一緒にゆでて、離乳食用に使うブロッコリーだけ少し長めに加熱すると、流れ作業になり作りやすいです。

離乳食初期・ゴックン期(5~6カ月頃)

すり鉢でするか、包丁で細かくたたいてペースト状にし、ゆで汁やお湯、粉ミルクなどで少し伸ばすと食べやすくなります。ゆで時間は5~6分が目安です。

離乳食中期・モグモグ期(7~8カ月頃)

包丁でみじん切りにします。ゆで汁やお湯、粉ミルクなどで少し伸ばすと食べやすくなります。こちらもゆで時間は5~6分を目安に。

離乳食後期・カミカミ期(9~11カ月頃)

5~10mm程度の大きさに粗みじん切りにします。こちらのゆで時間は4~5分を目安に。

離乳食用を冷凍保存するときは製氷皿や保存容器に1回分ずつ分けて冷凍保存すると便利です。1週間を目途に使い切ります。

大人はこちら。「ブロッコリーとツナの炒めもの」

大人用の万能レシピは、「ブロッコリーとツナの炒めもの」。おかず、おつまみとしてもおいしいですが、パスタに和えればパスタソースにも。

その他、たまごと合わせてオムレツにしてもおいしいです。冷蔵庫で3日ほど保存もできます。

「ブロッコリーとツナの炒めもの」

材料 2人分
ブロッコリー
200~250g
ツナ缶
1缶
ケッパー
15~20粒
にんにく
1かけ
少々
ブラックペッパー
少々
オリーブオイル
大さじ1
作り方
所要時間15
STEP1
ブロッコリーは小さめの一口サイズに切り、大きめのフライパンに1.5cmほどの高さに水を入れ沸騰させ、ブロッコリーを入れたら3分ゆでる

離乳食用のブロッコリーは、さらに2~3分ゆでます
STEP2
ケッパーを粗みじん切り、にんにくをみじん切りにし、ブロッコリーはザルにあげて水気を切る
STEP3
フライパンにオリ―ブオイル、にんにくを入れて中火で加熱し、にんにくの香りが立ったらブロッコリー、ケッパーを加えてサッと炒め、ツナ缶をオイルごと加えて炒め、全体が馴染んだら塩、ブラックペッパーを加えて混ぜる
STEP4
お好みで粉チーズをかけたり、唐辛子を加えても◎

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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