ガーデニング、と聞くとなかなかハードルが高いように思いますが、紙コップからスタートすることで、親子で手軽に楽しむことができます。専用のガーデニング用品がなくても、できるだけ家にあるものを使い、植物を育ててみます。

index目次

用意するもの

  • 植物の種
  • 紙コップ
  • 油性ペン
  • 千枚通しや安全ピン(紙コップに穴を空けるのに使います)
  • 霧吹き
  • 大きめのスプーン(スコップ代わりに使います)
  • 園芸用の土

園芸用の土は少量でいいです。100均でも手に入りますよ。種まき用の土もあるので、そちらを使うのもいいと思います。

紙コップ鉢の作り方

1.紙コップの底に穴を空ける

紙コップを逆さにして底部分に千枚通しやピンなどで3~4カ所穴を開けます。ここから水が抜ける仕組みです。

2.紙コップに名前や日付を記入する

紙コップの表面に花の名前や種をまいた日付、好きな絵などを描きます。

3.土を入れる

描き終わったらレンゲなど大きめのスプーンで土を入れます。土が少ないと日が当たりづらくなりますし、逆に多いと水やりがしづらくなるので、土の量は8割程度がちょうどいいかと思います。

4.土を湿らせる

最後に霧吹きで土を湿らせます。水やりをするときは、種が流れてしまわないように必ず霧吹きで行うようにします。

生育スタート

いよいよ種をまいていきます。今回は「ストック」というお花の種をまきました。

かなり見えづらいですが写真のように、紙コップ1個に3~4粒ほど重ならないようにまきます。子どもが土を上手にかけられない場合は土をかけなくても良い品種があるので、そちらの種を使うと便利です。

発芽までは3~14日ほど

発芽までの期間は品種によってバラつきがありますが、だいたいが3~14日ほどで発芽します。

わが家のキンセンカは脅威の1日で発芽!とっても丈夫で成長も早いので、楽しくスタートできると思います。先ほどのストックは3日ほどで発芽しました。

こちらも見えづらいですがストックの発芽の様子です。うちの息子はこの瞬間がとてもうれしかったようで「かわいい!」と喜んでいました。

発芽してからは、目に見えて成長するのが楽しいのかお世話も発芽前より頑張るようになりました。

発芽から2日ほどでここまで育ちます

紙コップからいざ鉢に植え替え

先ほどのストックはまだ植え替えるほど成長していないので、先に育てていたキンセンカの植え替えを紹介します。

そろそろ狭そうだな、と感じたら大きめの鉢に植え替えます。

このように、間隔を空けて広く根を張れるようにします。

子どもとの植え替えはヒヤヒヤしますが(笑)、ここまで自分で育てたという気持ちからか、優しく扱ってくれました。植物を大切にする優しい気持ちが芽生えてくれたらうれしいです。

何かを育てるという機会は子どもにとっても気づきや成長につながるのだと感じられました。昨年は野菜を一緒に育てたのですが、自分で育てたものを食べてみたいと言い出し、苦手だった野菜も克服することができました。

こちらはスタートが紙コップということで、簡単にできるので、子どもと一緒にチャレンジしやすいですよ。

この記事を書いたライター

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asuka__naさん

小1の男の子、黒ねこ、うさぎのママをしています。100均とホームセンター巡りが趣味で、夫婦でDIYしながら家族がくつろげるお家作りをしています。

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