2019.06.03 / 2020.02.14
リングピローとは、挙式の指輪交換まで、新婦新郎の指輪を保管しておくためのもの。結婚式の2人の大事な思い出をさりげなく、来客のときにも恥ずかしくなく使えて、飾ることができる。そんな記念のリングピローを手作りしてみませんか?
index目次
「リングピロー」とは
リングピローとは、挙式の指輪交換まで、新婦新郎の指輪を保管しておくためのものです。元は古代エジプトの結婚式で、主君に献上するときに、貴重な宝物品を置く宝石台として使われていたものが始まり、といわれています。
リングピローは、記念に花嫁が作ってもいいですし、親族や仲の良い友人などに贈るために、何か作ろうと考えている人にとっても、おすすめのギフトです。
結婚式当日での使い方としては、
- 指輪交換の際に使用する
- 挙式の演出として飾る
- ウエルカムスペースや高砂の演出用の小物として飾る
- 前撮り・後撮りの持ち込み小物やペーパーアイテムの演出として利用する
…など。
最近では、枕状のクッションタイプだけではなく、箱形や貝殻・フラワーを使ったものなど、さまざまなタイプがあります。どうせなら、式の後も飾ることができ、使うこともできるものが作れたら、素敵ですよね。
用意するもの
- 生地
- リボン
- 綿
- ワイヤー素材の台座
- 針と糸
- 手芸用ワイヤー
※グルーガンや布用接着剤などもあると便利です
まずは、イメージして台座選び
プリザーブドフラワーや多肉植物用のワイヤーの台座は、ひと工夫するだけで、すてきなインテリアとなるのでおすすめです。今回はワイヤーの鳥かご型で作ってみようと思います。
次に、クッション部分の生地選び
雰囲気に合った、装飾や小物を用意
造花、レース、ファブリックパーツなど…、どのように飾りたいか、イメージに合った小物を用意します。今回は、鳥かごのベースに合わせて、イメージに沿った鳥のモチーフと、造花を用意しました。
作り方
- 台座にする鳥かごの中の直径サイズを測る(今回は直径10cm)
- コンパスを活用して、直径と同等の円型を切り抜いて、台座へ合わせてみる
- 生地に型を当て、型取りをし、そこから1cm外側を切り抜く。もう1枚も同様に切り抜き、中表に合わせて、2cmほど返し口として開けておき、ぐるっと縫い合わせる
- 生地を裏返し、箸などでしっかりと生地を表に返し、綿を詰めて、開いている部分を縫い閉じる
- クッション部分に、指輪を留めるためのリボンを付ける(今回は幅3mmのリボンを使用)。20cmほどを半分に折り、真ん中をクッションに縫い留める
- ワイヤー鳥かごの本体を、デコレーションしていく。まずは、鳥をクッションの出し入れで邪魔にならない位置に、針金を巻きつけるクッションをはめてみて、指輪を付けたとき、鳥が邪魔にならない位置についているか確認する
- カゴ部分に、葉や花の造花を付けていく
正面から見て、どのあたりに何を付けたいか、バランスを見ながら付けていくワイヤーもできるだけ目立たないように、しっかりとくくり付けていく
- 鳥かご土台部分にも造花を付けていく。同様に、正面からのバランスを見つつ、ワイヤーはできるだけ見えないようにすると、きれいな仕上がりに
- クッションをはめた状態の鳥かごをかけてみます。ここで完成にしてもOK私はネックレスもかけて飾れるようにしたかったので、上にも枝状の造花を付けました。これで完成です!
一生に一度の結婚式に使用する、リングピロー。ちょっとひと手間かけて、オリジナルの飾って使えるインテリアとして、手作りしてみませんか?
この記事を書いたライター
ライター一覧- akkoさん
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小学生になった7歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。