2019.09.30 / 2020.02.06
おうちでは、どのような器(うつわ)を使っていますか?わが家では、子どもが生まれてからガラっと変わりました。「忙しい毎日を豊かにする食卓を」1歳の娘と夫婦、3人暮らしの使いやすい日々のうつわを紹介します。
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子どものうつわ
子ども用のうつわを使う期間には個人差はありますが、離乳食が始まる生後5カ月くらいから、普通食になる1歳半くらいまで。何が使いやすいのか迷いますよね。
選び方のポイントは3つ
- 割れにくくて丈夫
- お手入れが簡単
- 電子レンジ、食洗機が使える
いろいろ試してみましたが、何よりも扱いやすいのが一番だと思います。電子レンジを使うのか、洗いやすいのか、見た目がかわいくて気分が上がるのか。どのポイントを重視しても良いと思います!
このうつわはお祝いでいただき、今も大活躍しています。1枚ずつ名前が入っていて、「初めて見て覚える字が自分の名前になるように」という願いが込められていると聞き、感動しました。
わが家の子どものうつわ
わが家には1歳の娘がいます。主に陶器と、100均の電子レンジ可能の保存容器にもなるプラスチックを使っています。この保存容器は密閉できるフタ付き。ご飯を入れて持ち歩くことも可能です。
「陶器のお皿は重みがあり、投げたら割れると学べるので投げなくなる」と聞いて試しています。実際、軽いお皿は簡単に持ち上げてブンブン振りますが、陶器だと「おや?」となります。
けれど、それも時間の問題。そのうち陶器も持ち上げるようになり、割られるのは嫌なので「お皿は持ち上げたり、投げたりしちゃダメなのよ」と言い続けています。
それでもポイっと床に落とすこともありますが、ちゃんと「それはダメ」と教えます。軽いうつわだとコロコロ転がってしまったり、思いのほか遠くへ飛んだりしますが、陶器は鈍い音とともに、そこに落ちます。それを見て学んでいくらしいです。
割れるのが心配な場合は、うつわを掴むことができないくらい、小さい時期に離乳食用の食器として使い、うつわを掴んで投げられる時期は、その他のうつわを利用するようにするといいと思います。おおよそ分別がつくようになる頃に、再び使い始めてみましょう。
今、一番使うのは下の取り皿。小さなおにぎりを作って置くと、手で食べるようになりました。
うつわが滑らないよう、すべり止め加工してあるものも多いようですが、わが家ではシリコンのランチョンマットを敷いています。
お皿が動きにくくなりますし、お手入れが簡単。どんなうつわでも滑りません。コップや水筒を、ガンガンと木のテーブルにぶつけるのをガードするためでもありますが、とても重宝しています。
他に、塗りもののお椀。
裏には、名前がなんとも繊細に彫られています。初めてのお粥から活躍しています。
大人のうつわ
大人用のうつわは、基本的には食洗機にかけられるものしか使っていません。とはいえ、割れてもいいお皿を使うのではなく、大切に割らないように使いたい。日常のうつわこそ、お気に入りを使って気分を上げたいと思っています。
大きさで言うと、27cmのワンプレートにするか、20cmの平皿+15cmのボウル、10cmくらいの豆皿を使用することが多いです。
うつわに使う色は3色まで。あまりたくさんの色を使うと、料理にまとまりがなくなってしまいます。私は白、黒、グレー、ピンク、グリーン、藍色のうつわが好きなので、この中の3色までを使うことが多いです。
また、柄ものと無地のお皿をミックスすると良いアクセントになりますよ。
大皿で柄を入れたり、豆皿で遊んでみたり。
食卓に出すうつわは、1人につき4皿までにしています。余裕があるときは、豆皿でたくさん出すこともありますが、“2人分だと8枚”と考えると、労力はそこまで(笑)
忙しい毎日を豊かにする食卓を、無理なく作っていきたいですね。参考になればうれしいです。
この記事を書いたライター
ライター一覧- 田村佳奈子さん
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フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。