大人女子に人気の「大人のぬりえ」。帰省中に5歳の長男も含めて、家族みんなでやってみたところ、熱中して話が弾むだけではなく、子どもの軽い知育遊びにも、祖父母の脳の活性化にもなりそうな気がしたので、紹介します!

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5歳が試したぬりえ

ダイソー「ヌリエポスター ネコたちの冒険(2枚入)」108円

「実家帰省中用に」と、塗りごたえのありそうな、大人のぬりえを初めて買いました。プチプラなので気軽に試すことができます。絵柄は他に、地図や都会の町並みなど、全4種類あります。

細かくて子どもには難しい?

買ってみたものの、細かさもボリュームも大人向け。それまでは、子ども向けの単純なものしか塗ったことのない5歳息子に、果たしてできるのか不明でしたが、トライしてみることに。

特に気になったのは「そもそも子どもがやる気になるか?」、そして「子どもでも塗れるのか?」でした。

question子どもがやる気になるか?

興味が持てる絵柄ならやる。飽きそうになったら、声掛けで持ち直せる

この商品の最大のメリットは、絵柄が4種類あるので、子どもが興味を持てる柄を吟味できること。楽しめる柄が、それはもう細かく描かれているのです。それでも途中、何度か飽きて止めそうになったので、その都度声掛けで盛り上げました。


息子は猫が好きなので、猫がいっぱいという点で、まず引き込まれました。「こんなところにルービックキューブがある!」「馬が踏んでるから、絵の具出ちゃってるのかな?」など見つけたものを伝えると、「おもしろーい!」「ここは僕が塗る!」とノリノリに。

女の子は、普通の大人向けのきれいな絵柄でも、興味を持つかもしれません。一度やってみて、細かいぬりえの楽しさがわかれば、興味が持てる絵柄は広がりそうな気がします。

question子どもでも塗れる?

絵柄が細かいので、塗りにくい・色がはみ出る等で、子どもが嫌になってしまったり、微妙過ぎる仕上がりになったりしないか、という点も気になりましたが、

画材を工夫すれば大丈夫!

工夫したのは、

  • 色鉛筆を使う(塗りムラやはみ出しも目立ちにくい)
  • 先は削って細かいところを塗りやすくしてお
  • 色はやや多めに用意すると、色選びも楽しい。取り合いにもならない
自宅では60色のクーピーを使用

これで5歳は支障なく塗ることができていました。色鉛筆なので、微妙な仕上がりのときは、上から重ね塗りすれば、ある程度リカバリーもできました。

塗り方のコツ

ダイソーの「ヌリエポスター」はB3の大判サイズですが、複数名で一緒に塗るのにちょうどよいサイズなのです。

大きく細かいので1人では根気が続かないし、話しながら塗るのはとても楽しいので、複数名での共同作業が◎。

塗る対象物で役割分担する

最初は、「右下」「左下」などエリアで分担しようとしましたが、子どもは「ここが塗りたい!」と、自由に塗りたい箇所を指定するので叶わず。仕方なく「じゃあ母ちゃんはお花を塗るね~」「木も塗るね~」と余りを塗っていたのが、結果的に良かったです。

エリアごとにクオリティが違うと、全体の統一感がなくなりますし、子どもの自由な色づかいの周辺を、大人が色合いを考えて塗ることで、色彩のバランスがとれるなど、フォローもできます。

大人が塗る場所の色を指定してもらう

細かくて塗るのが難しい場所や、幼くて色鉛筆が使えない子どもがいたら、色決めを担当させるのも良いですよ。参加している感じがしますし、色が固定化されない絵柄が多いので、「このキノコ、毒キノコっぽい色にしようか。何色がいい?」などと相談すると、より楽しめます。

こんなメリットも

【1】集中できる

自然と落ち着いて、座って作業してしまいます。大人も無心になれるので、ストレス解消にぴったり。祖父母の認知症予防にもなりそう。

【2】知育遊びとしても

色を塗ると記憶に残るので、同シリーズの別柄で、地図や都市の色塗りをすれば、地理の知識につながります。

この生き物の名前なんだっけ?色は?」と話しながら調べた結果、「チンアナゴ」ということが判明。生物の学びにもなります。楽器や花の絵柄で作業分担すれば、仲間探し遊びもできます。

細かな発見が楽しいので、絵柄を眺めておもしろポイントを探すだけでも、脳の刺激になりそうです。

【3】多世代交流ツールにも

幅広い年齢層で各々楽しめ、会話材料にもしやすいので、交流ツールとしてとても良かったです。なかなか終わらず長持ちしますし、塗り終えたら壁に貼ったり、ブックカバーにしたり。後から見ても、塗ったときのことを思い出せるので、記憶を閉じ込めた作品になります。

4人で塗りました。残りは長男

敬老の日など、人が集まる場でトライしてみると、普段と違う交流が生まれ、記念作品もできますよ!

この記事を書いたライター

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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