“朝ごはんは、登園後”も当たり前。選択肢のひとつ

台湾現地の幼稚園に通い始めてもうすぐ1年になろうとしている娘ですが、忙しいママには、とってもありがたい台湾の幼稚園ならではのごはん事情があるんです。

それは…

幼稚園で朝ごはんを用意してくれるのが一般的

ということ。

どうしても朝はバタバタしてしまいがちですが、朝ごはんを食べさせていく必要がないだけで格段に時間にゆとりができ、その分、ゆっくりと子どもと向き合えるのはうれしいですよね。

日によって、メニューは異なりますが、パンと牛乳といった簡単なものから、おかゆや麺など、台湾らしいメニューも朝ごはんとして登場します。

園によって多少異なりますが、8時~8時半までに登園すれば8時半~9時の間に朝食、不要の場合は9時までに登園すればOKという感じです。

またこちらも園によって多少違いますが、台湾の子ども食器は、日本人にとっては使いにくい、電子レンジ×、食器洗浄機×、密閉度×というやや首をかしげたくなるようなもの。さらに、娘の園では、麺のときもスプーンを使って食べているそう…(笑)。

実際の食事セット 朝ごはん・お昼ごはん・おやつ用の3セット

逆に、台湾人に日本の朝ごはん事情を話すと

日本のママはすごい!!

と、とても尊敬されます(笑)。

そんな便利な朝ごはん事情ですが、わが娘は食いしん坊なので、起床時間から登園まで時間が空いてしまうと、おなかが空いてしまったり、一緒に食事を楽しめる時間が夕飯だけになってしまうなどといった面も。

ちなみに、家庭やその日によって、朝ごはんは家で食べてから幼稚園に行くといった選択肢も可能です。

働くママにはとっては、強い味方になってくれる幼稚園での朝ごはん習慣。日本でも、もっと選択肢が広がってくれたら、うれしいなと感じる文化の違いのひとつですね。

イラスト

中庭さん

北陸出身のインテリアコーディネーター。仕事の傍ら、趣味でイラストを描き続けている。イベントや小物作成の依頼にも対応。

台湾在住2歳女の子のママ

nimo*さん

岐阜県出身の一児の母。夫の転勤に伴い、17年秋より子連れ台湾生活をスタート。趣味は、工場見学で国内外問わず、その魅力に魅了されている>その他記事はこちらから