子どもには「視野を広く持ってほしい」「世界にはいろいろな人がいて、それぞれに生活がある」ということを教えるため、わが家ではオンラインサービスを実践しています。世界中のいろいろな人々と繋がれる時代。自宅にいながら異文化交流を楽しもう!

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約1カ月のセブ島留学を経て…

2019年6月から母娘3人で、フィリピン・セブ島に約1カ月間滞在し、英語漬けの毎日を送った娘たち。

【参考】
「育休中の母娘3人がプチ留学にチャレンジ!セブ島で英語漬け【前編】」
「育休中の母娘3人のセブ島でのプチ英語留学。子どもの変化、費用、失敗談【後編】」

日本に帰国して1カ月ほど経った今も、もうすぐ4歳の長女は英語で独り言を言ったり、妹と遊ぶときも英語で会話したり、とびっくりするほど英語が頻繁に出るようになりました。

でも、日本で長女が通う保育園は日本語オンリーなので、英語を話す友達は一切いないですし、英会話教室も通っていません。

英語のYouTubeは大好きで観ていますが、なかなか本人が楽しめるアウトプットの場がないな…と感じていました。

せっかく高まった英語力、このまま何もしないのはもったいない!(でも、なるべくお金はかけたくない!)

ブレない節約魂を持ったまま、何かいいアイデアはないものか、と考えあぐねていました。

インターネットを活用し、ワールドワイドに友達探し

「オンライン英会話」や「近所の外国人家族と仲良くなる」などといろいろ考えた末、現在わが家が行っているのは「日本に興味を持つ外国人とオンラインでビデオチャットをすること」です。

「Oh My Japan」という友達探しの無料のWebサイトで、「英語を学びたい、子どもと一緒に英語で話してくれる人と友達になりたい」と、プロフィールを登録しました。

プロフィールは日本語でも大丈夫ですが、英語で書いた方が読まれやすいので、簡単でも英語で書いてみた方が良いと思います。

これまで私が「Oh My Japan」を利用した感じでは、プロフィール登録や変更にも逐一サイト運営者のチェックがなされ、運営ルールも細かく設定されていることから、トラブルもなく気持ちよく利用できています。

会員を検索するときに条件フィルターをかけられるので、同じような言語学習のためだけに、相手を探している人を簡単に探すことができます。

会員には日本在住の外国人もいますし、海外在住の登録者もいます。私のように日本人で、英語を話す相手を探している人もたくさんいます!

登録が完了したら、さっそく条件の合う会員に声をかけてみよう

フィリピン人の友達ができた!

私は自分と同じくらいの年齢の、英語を教えられるフィリピン人の女性にアプローチしてみました。フィリピン人女性は大らかで、子どもの扱いが上手な人が多いし、子どもたちもセブ島滞在経験により、フィリピン人に親しみを持っているからです。

私が知り合ったのは、8歳の男の子、7歳の女の子の双子のママです。サイト内のメッセージツールでやり取りをし、その後はSkypeのIDを交換しました。今では、毎週土曜日の日本時間20:00がビデオチャットの日で、寝る準備を20:00までに終わらせておきます。

わが家の子どもたちはまだ小さいので、日中遊び疲れて夜にはビデオチャットする体力がない…なんてときには、Skypeのメッセージで「今日は疲れちゃったから、明日にしない?」などと、フレキシブルに対応してもらっています。

ビデオチャットでは、相手のママが英語で物語を読んでくれたり、子ども同士でおもちゃを見せ合ったりして盛り上がっています!

ママもすっぴん+パジャマで参加♪
チャットの途中で「小腹がすいた」というので、から揚げをつまみながら(笑)

相手の子どもも「日本人の友達ができた!」と、とても喜んでくれているそうです。また、学校であった出来事の写真もわざわざ送ってくれます。

(右)メッセージと一緒に、とってもかわいいセルフィーが送られてくることも

フィリピンは日本と時差がマイナス1時間と、時間の都合をつけやすいのもメリットの一つです。

他にも、私自身の英語力向上のためにも、フィリピン人女性で日本語を学びたい人とも友達になり、英語で日本語を教えています。親が英語を使う姿を見せるのも、子どもにも何らかの刺激を与えるのでは、と思っています。

今後は、フィリピン以外の国の人たちにもアプローチして、友達の幅を広げていきたいです!

オンラインで友達探しをする注意点

こういった友達探しのサイトでは、恋人探しのために登録している人もいるので、自身の目的をはっきりと伝えることが大切です。子どもを含めてチャットをする場合は、子どもにも紹介できる相手かどうか、親が見極めることも必要です。

私は最初、プロフィールに「自分の子どもと一緒に英語を学びたい」ということしか書いていなかったので、男性からの友達リクエストが来てしまい、個人的に連絡を取っても良いものかどうか、対応に少し戸惑ってしまいました。

下心なしで友達リクエストをしてくれたのかもしれませんが、やはりトラブルは未然に防ぎたいものです。その人には、自分との要望が違うことを丁寧に伝えて、交流を断りました。

その経験から、プロフィールには以下の点をしっかりと記載することにしました。

  • 結婚していること
  • 女性との外国語学習を希望していること
  • 自分の子どもを含めて友達になりたいこと

それからは、私の目的を理解してもらいやすくなりました。

私は、子どもには英語力よりも先に、「視野を広く持ってほしい」「世界にはいろいろな人がいて、それぞれに生活がある」ということを知ってもらえればと思い、この方法を実践しています。

オンラインで世界中の友達づくり。自宅にいながらの異文化交流、楽しんでいます!

この記事を書いたライター

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ほみるんさん

洋楽を完コピしてお風呂で歌うことが趣味の2児の母。海外移住の夢を果たせなかった代わりに、英語育児を実践!子供向け英語サークルを主催する傍ら、ヘアサロンモデルとしても活動中。

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