/ 2020.03.11

育児と仕事の両立はママにとって永遠の課題。中には転職を考える人も多いかもしれません。最近は、時短×正社員のニーズもじわりと増えつつあるようです。編集部が「ママの採用」について企業の採用担当者にインタビュー!どんなママなら採用したい?

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ひとつの仕事を滞りなくシェアできる人

いつでも、どこでも受講できる「オンライン英会話」を展開する「レアジョブ」。未就学児を持つママが多く活躍しています。

なかには時短・正社員の転職エージェント「スマートキャリア」を利用して、はじめから時短勤務で採用されたママ正社員も。

人事部部長の森田尚希さんは、「もともと専門知識やマニュアルが、本人の頭の中にしかなく、その人がいなければ業務がストップしてしまうことが課題でした。

業務を切り出し、同様の知識を持ち、さらに複数人でシェアするスタイルの重要性を認識している時短ママを採用することで、誰でも同じ業務が引き継げて、残業もなくなりました。専門職以外のほかの職種にも広げていきたいですね」と話します。

柔軟性とゆずれない部分をハッキリ

ハイスキルを持つ時短勤務の人の可能性を多いに感じているという森田さん。

「これからの企業は、労働力が減ってくるなか、多様な人材をどう確保し、どう活躍させるかを柔軟に考えないと勝ち抜けないと思います。

一方で、働く側にも、柔軟性は必要。やりたいこととできること、ゆずれる部分とそうでない部分をはっきりとさせたうえで、企業側と落としどころを見つけていくことが大事だと思いますね」

自身も2児のパパ。「ママが働く場合、どれだけ協力し合えるかも、ポイントになってきます」と強調していたのも印象的でした。

レアジョブ人事部部長の森田尚希さん。出張先のフィリピンからスカイプで取材に対応してくれました

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