/ 2019.10.07

ダイエットやレシピなどで話題の低糖質な野菜

読者が選ぶお勧めの商品やサービスを様々な切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」。

第5回のテーマは、健康志向の高まりで注目されている「低糖質な野菜」です。

ダイエットやレシピなどで話題となっている「低糖質」食材。中でも身近な「野菜」について、リビング新聞グループのシンクタンクである株式会社リビングくらしHOW研究所では、全国のWeb会員約42万8000人を対象に調査を実施。回答者2021人が、「手軽さ」「栄養」「コスパ」「子どもに食べさせたい」「時短調理」の観点で低糖質な野菜を評価しました。

出典:リビングWeb

人気の低糖質な野菜ベスト3

1位 「豆苗」209.9ポイント

2位 「もやし(緑豆)」204.8ポイント

3位 「ブロッコリー」188.5ポイント

アンケートでは低糖質の野菜14品(※)の中から、「手軽に使いやすい」「栄養があると思う」「コスパがいい」「子どもに食べさせたい」「時短調理に役立つ」の5項目について、それぞれ3品を選んでもらい集計。各項目のパーセンテージをポイント化して足し上げると、209.9ポイントで「豆苗」が総合第1位になりました。

「格安なのに2回以上収穫できるので栄養面でもコスパ面でも最高」(20代女性)、「いろんな野菜の代わりとして使え、簡単調理の救世主!」(30代女性)など、コスパ面や時短調理の面で評価が高いことに加え、全項目で上位5位以内に入るなど、豆苗は女性にとって‟優等生“な食材であることがわかりました

出典:リビングWeb

第2位は204.8ポイントで「もやし」。コスパと時短調理で圧倒的に評価が高いものの、栄養面や子供に食べさせたいという点では低評価という結果に。第3位は188.5ポイントで「ブロッコリー」。子供に食べさせたい、栄養、手軽さで評価されたものの、コスパ・時短調理という面では評価が低くなりました。

※文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会 編 日本食品標準成分表 2015(独立行政法人 国立印刷局発行)より、100gあたりに糖質量が1.0以下の野菜から抽出。豆苗/小松菜/たらのめ/モロヘイヤ/壬生菜/春菊/せり/チンゲン菜/ゴーヤ/にら/ブロッコリー/ほうれん草/三つ葉/もやし(緑豆)をエントリー

豆苗について足りないのは、活用方法の提案

出典:リビングWeb

豆苗を購入したことがある人は76%。使いこなしている人は…!?

アンケートでは、豆苗の活用についても調査しました。

「豆苗を買ったことがあるか」という質問について「買ったことがあり、よく活用している」人は31.1%、「買ったことはあるが、あまり活用していない」人が44.6%と、買ったもののうまく活用できていない様子がうかがえます。

出典:リビングWeb

一方、「買ったことがない理由」においても「レシピ・調理方法を知らないから」が61.9%と最も多く、レシピが普及すれば‟低糖質でバランスの良い食材“として「豆苗」が一気に「バズる」可能性も…?(複数回答・N=785)

出典:リビングWeb

よく購入する豆苗のメーカー1位は「村上農園」

出典:リビングWeb

よく購入する豆苗のメーカーベスト3

1位 「村上農園」

2位(同率) 「三和農林」

2位(同率) 「サラダコスモ」

よく購入する豆苗のメーカーを聞いたところ、広島県広島市に本社がある「村上農園」の豆苗が第1位となりました。2位は同率で、「三和農林」(本社:埼玉県蓮田市)と「サラダコスモ」(本社:岐阜県中津川市)となりました。

「村上農園」

http://www.murakamifarm.com/

「三和農林」

http://sanwanorin.co.jp/

「サラダコスモ」

https://www.saladcosmo.co.jp

【調査概要】2019.7.17~7.21/サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」各Web会員へのアンケート/調査対象:回答者2021人(女性)【回答者プロフィール】エリア:全国/年代:20代以下9.5%、30代28.6%、40代30.0%、50代20.5%、60代以上11.4%/独身29.1%、既婚70.9%/子供:あり59.3%、なし40.7% データは小数点2位以下四捨五入