2019.11.13 / 2020.02.06
ホウレンソウは通年流通していますが、旬は11月~1月。この時期は色も濃く、栄養分も増して甘味があります。栄養価が高く、βカロテン・鉄分・ビタミンC・カリウムなどが豊富なホウレンソウを使った、簡単な「もう1品!」のレシピを紹介します。
index目次
ホウレンソウは離乳食にも◎
栄養価が高く、通年手に入りやすいので、離乳食に取り入れやすいですね。葉の部分は初期から、茎の部分は繊維が多いので後期になったら、やわらかく加熱して与えましょう。
いろいろな種類がありますが、サラダホウレンソウはアクが少なくてやわらかいので、離乳食用としても扱いやすいと思います。
「ヒスタミン」という物質が含まれており、まれに皮膚へのアレルギー反応が起こることがあります。症状は、皮膚が赤くかゆくなる、湿疹のような感じになる場合があるので、初めて与えるときは注意しましょう。
「もう1品!」というときのお助けレシピ
材料も作り方もシンプル!簡単でおいしい「海苔和え」はホウレンソウ以外にも、オクラ・小松菜・インゲンなどで作ってもOK。しらす干しやゴマを加えるも良し、からしを効かせるも良し。おつまみにも喜ばれますよ。
離乳食を同時に作るときは
ゆでた後に、葉先の柔らかい部分を取り分けて使いましょう。
ホウレンソウと海苔を和えてから、ハサミやすり鉢で細かくする方が、事前にそれぞれを細かく切って作るよりもラクで。包丁だとちょっと切りにくいかもしれません。しょうゆの加減には要注意!
「ホウレンソウの海苔和え」作り方
ホウレンソウはゆでるよりも、電子レンジで加熱する方が、栄養を逃さずに摂れます。
- 材料 2人分
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- ホウレンソウ
- 3株
- 海苔
- 1枚
- しょうゆ
- 小さじ1~
- 作り方
- 所要時間10分
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- STEP1
- ホウレンソウは根元をよく洗い、水気があるまま、ふんわりラップをして、600Wの電子レンジで2分加熱し、サッと冷水にさらして水気を絞る(※冷水にさらすことで、苦みやえぐみが和らぐ)
- STEP2
- ボウルに海苔を手でちぎって入れ、しょうゆを加えて混ぜておく
- STEP3
- ホウレンソウを食べやすい長さに切り、2のボウルに入れて和える
ホウレンソウの苦みやえぐみを和らげる方法
ホウレンソウが嫌いな人は、たいてい苦みやえぐみが苦手だと思います。その原因は「シュウ酸」という成分。
これを取り除くには、加熱したホウレンソウをすぐに冷水にさらすこと。このひと手間で違います。
加熱後は熱いので、冷やした方が次の作業がしやすいですよね。そう考えると、そんなに手間ではなく、流れ作業でできることなので、取り入れやすいと思います。
この記事を書いたライター
ライター一覧- 田村佳奈子さん
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フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。