/ 2019.10.31

朝の時間って誰しもが本当に忙しいですよね。特に子どもが幼稚園に行くようになると、自分の身支度、家事に加え、子どもの身支度の手伝いがプラス。朝はバタバタどころか大騒ぎ、という人も多いですよね。

そこで、現在幼稚園に同時に通う姉妹がいるわが家が、できるだけ「自分のことは自分で」してもらい、朝の支度がグッとラクになり時短につながった方法を紹介します。

自分でやってもらいたいNo.1!「ボタン」

朝の支度の中でも、特に自分でしてもらえたら時短につながるのが「ボタン」。幼稚園の制服のシャツやジャケットについていることが多く、できなくて頼まれたり、自分でやりたいのにできなくて泣いたり、朝から大騒ぎになるポイントのひとつ。せめて自分でやってくれたら…。

そこでわが家はパジャマをかぶって着るタイプからボタンタイプにチェンジしました。夜と朝の着替えで必ず登場するパジャマのボタン。一見遠まわりのようで、日常生活でボタンに触れる機会がいっきに増え、慣れるとかなり時短につながります。夜はボタンを入れ、夜はボタンを外す。どちらのアクションも毎日1回ずつ増やすことができます。

出典:あんふぁんWeb

朝はバタバタでも、お風呂上がりは比較的時間にも、気持ちにも余裕があり、ボタンにもじっくり取り組めます。子どもがボタンを頑張っている間にドライヤーをしてあげてもいいですね。

選び方のポイントは、首元が開襟のタイプだと、一番上のボタンが近すぎず自分でもやりやすく、朝、万が一タイムオーバーになった場合にも首元に余裕があるため、ガバッと脱がせることが可能です。

洗い替えで2着用意する場合には、ボタンのサイズを大小にしたり、女の子の場合は合わせが右前・左前どちらも選ぶといろいろなパターンに慣れることができます。

出典:あんふぁんWeb

「お手伝い隊」効果で一気に上達!

パジャマで日常的にボタンに親しみ、慣れてきたところで効果的なのが「お手伝い」。

何においても得意をのばすことが期待できるお手伝いですが、ボタンに関しても同じ。パパやママの服でボタンが登場したら「お手伝い隊」の出番です。「お手伝い隊ヘルプです!ボタン、たすけて〜」と声をかけると、普段色々してくれるパパやママからのヘルプに、慣れてきたボタンを大喜びで” 披露”してくれるはず。時には、きょうだいで手伝いあってみるのも新鮮でよいですよね。

いきなりは難しい。段階をふんで上達

とはいえ、いきなりはなかなか難しいもの。声かけや見守り具合も、子どもに合わせて変化をつけるとよいです。

1.ボタンをしてあげているところを見てもらう(親の服より、実際に子どもがやる時の目線に合わせて、子ども自身の服を見てもらうのがポイント)

2.ボタンを穴から半分出してあげ、残りを引っ張ってもらう

3.ボタンと穴の位置がズレないよう合わせてあげる

4.パジャマやお手伝いで機会を増やして慣れる

5.掛けまちがえてもOK! 少しでもできたらほめる

このように段階をふんで自分でできるようになれば、自信にもつながります。

出典:あんふぁんWeb

朝のルーティンをガラッと変えたらさらに時短に

未就園児の頃からの習慣で、朝は子ども向けのテレビをずっと流していたわが家。私自身も耳が慣れているため、「家事をしながらでも時計がわりになるし…」 と容認していました。でもテレビを見ながらでは、子どもの手が止まるのは当然。私は時計を見ることにし、思い切って「朝のテレビはすべて支度が完了して、出発まで時間があまったら」としました。最初こそ見たがりましたが、慣れたらテレビがついていないのが日常となり、時短になっただけでなく、会話が増え、食べこぼしは減りました。

さらに、あまった時間でテレビを見たがらなくなったと思ったら、出発までの時間で普段やっているタブレット学習まで子ども達自ら始めるように。当たり前になっていた朝のルーティンを変えたら、ここまで時短でき、変化がおとずれるとは驚きました。

朝の時短で気持ちにも余裕がうまれます。ぜひ取り入れてみてくださいね。