2019.11.15 / 2019.11.19
毎日の食卓に欠かせない「牛乳」。
朝、パンやコーンフレークなどの洋食派の人には、牛乳は欠かせませんよね。
わが家の子ども達も牛乳が大好き。
毎朝コーンフレークも必ず食べるので、牛乳は1日1本のスピードで消化されて行きます。
あっという間に牛乳パックだらけデス
急いでいる時に買うと間違える!
牛乳の消化が早いので、ほぼ毎日スーパーやコンビニで牛乳を買います。
その際、普段と違うスーパーで購入しようとすると、パッケージのデザインが違うので、牛乳がほしいのに「調整乳」を買ってしまうことが結構あります。
スーパーやコンビニの牛乳コーナーにズラーっと並んだ屋根のパックはすべて牛乳。
牛乳と書いてあれば牛乳。
青か赤(オレンジ)単色に白文字のパックは牛乳。
パッケージに牛が牧草のイラストがいたら牛乳。
確かに全部牛乳のワードが入っているので牛乳に間違いはないのですが、母が求めているのは成分無調整の牛乳。
数ある商品の中から「間違えないで牛乳を選ぶ」って結構難しいんです。
大人でも難しいのに、子どもが間違えないで成分無調整の牛乳を区別するなんて不可能な話。
子どもにお使いで「牛乳」を頼むと、高確率で乳飲料を買ってきてしまいます。
子どもにしてみれば「白い飲料」はすべて牛乳!
誰でも間違えないで牛乳を選ぶ方法
私が乳飲料を買ってきてしまう頻度が高いと悩んで居たところ、長男(小5)が学校の授業で習った「絶対に間違えないで牛乳を区別する方法」を教えてくれました。
それは牛乳の上の部分。
屋根の部分です
凹みが分かりますか?
この凹みが目印なのです。
比べてみると牛乳と書いてあるパックは凹みがありますが、調整乳のパックは凹みがありません!
これはユニバーサルデザインの一種で、目の不自由な方でも牛乳を見分けられるように、わざと開け口の反対側に半円形の切り込みを1か所入れてあります。
こうすれば、パックの上を触るだけでこの飲料が牛乳だということがわかりますね。
調べたところ、この凹みの名称は「切欠き」という名称で、目の不自由な人や、高齢の人が不便を感じないよう、平成13年から乳業メーカーで、500ml以上の屋根型の紙パックの「種類別:牛乳」に導入されたそうです。
凹みがないのは、牛乳ではなく乳飲料です
加工乳や乳飲料には凹みはありません。
ユニバーサルデザインの授業で知った知識だった!
長男は身近なユニバーサルデザインの授業で牛乳パックのことを知ったそうです。
ユニバーサルデザインとはすべての人が使えるデザインで、「情報がわかりやすい」「公平性」「柔軟性」などなど7原則があり、シャンプーの容器にギザギザ状のきざみがあるのもこのデザインが関係しています。
その日以来、私も他の子ども達も「屋根に凹みがある商品が牛乳」と学び、乳製品コーナーから間違わないで牛乳を選ベるようになりました!
スーパーで「牛乳持ってきて〜」と子どもにお願いすると、漢字が読めない5歳の子でも、自信満々で牛乳を持ってきてカゴに入れてくれます。
ユニバーサルデザインは子どもにも優しく、わかりやすいので、もっとさまざまな商品に取り入れてもらいたいと思いました。
以上、鳥肉の「もも」と「ムネ」の部位も100%間違わないで区別出来るユニバーサルデザインがほしいと思ったほどでした。
(よく間違えて購入してしまうので・・・)
<あんふぁんメイト伊藤愛>