/ 2017.10.16

いよいよ七五三のシーズンが到来!子どもの成長と健康を祝う大切なイベントだけに、衣装選びや写真撮影などママの準備も大変です。七五三を経験したことのある先輩ママはどんな風にお祝いしたのか聞いてみました。当日を楽しく過ごすためのコツも伝授します。

一生に一度の大切な思い出に

11月15日は「七五三」の日(しかも、2017年は数年ぶりの大安!)。子どもが無事に成長したことへの感謝と、これからの健康を願う伝統行事です。

男の子は3歳・5歳、女の子は3歳・7歳でお祝いをします。

最近では、生活スタイルの変化にあわせて、お祝いの仕方や時期もさまざま。自分の家庭に合ったお祝いをして、子どもの思い出に残るようにしてあげましょう。

question七五三でしたことは?

 

1位 神社へお参り 82.3%
2位 写真スタジオで撮影 79.9%
3位 外食をする 42.9%
4位 自宅でお祝い会をする 19.0%
5位 その他 2.4%
6位 何もしていない 0.9%

※複数回答

約8割の人が「神社へお参り」と「写真スタジオで撮影」をしています。「外食をする」と答えたママは4割強。お参りが終わった後に、じぃじ・ばぁばも一緒にレストランなどで食事会をして過ごす人が多いようです。

question七五三の準備はいつから始めた?

神社や写真スタジオの予約など、4~9月の間に準備を始めた人が約63%。

七五三シーズンは神社もスタジオも混むので、お参りを七五三の前後に、写真撮影はピーク時を避けて行う人が多いようです。スタジオによっては早期に撮影すると安価なプランがあったりと、お得なこともたくさん。

費用も安く!お参りと撮影は別日がオススメ

  • 11月15日にスタジオで写真を撮ればいいかな~と簡単に思っていたら、子どもがかわいそうになるくらい待ちました。後で早撮りの割引があることも知りました。早めに情報を集めて、子どもに負担のない日程にしてあげたかった。(37歳・大阪府・3歳女の子)
  • 秋の神社は参拝だけにして、春のうちにスタジオで写真を撮っておいて良かったです!参拝の日に子どもが疲れてダラダラにならないし、予定が立て込まないので親もイライラしません。(33歳・埼玉県・5歳男の子)

question着物は着た?どうやって手配した?

 

1位 レンタルをしたものを着させた 57.5%
2位 自分(親)が着たものを着させた 13.1%
3位 着物は着ていない 10.2%
4位 自分(親)で購入したものを着させた 8.6%
5位 親族に購入したものを着させた 5.8%
6位 その他 4.2%

6割弱の人が着物はレンタル。購入しても他に着る機会がない、というのが実情のようです。なかには、思い出の着物を着せたという人も。

  • 着物は私が七五三で着たものを。髪飾りは成人式で使ったものにしました。自分の思い出の物を使うことができて嬉しかったです!(27歳・愛知県・3歳女の子)
  • 私が生まれてすぐ亡くなった祖母が作ってくれた着物。古典柄の着物が意外にも目立っていました。母もすごく喜んでくれて親孝行にもなった。(37歳・大阪府・5歳女の子)
  • じぃじ・ばぁばから買ってもらったお宮参りのときの着物を、自分で裾直しして着せました。(35歳・神奈川県・3歳女の子)

着物以外では、スーツやワンピースを購入して、小学校の入学式にも着られるようにしている人もいました。特に男の子は元気に動き回るので、スーツで良かったという声もありました。

questionズバリ、七五三にかかった総額は?


一番気になるのが七五三にかかった費用。「2~3万円」と答えた人が35%で1位。次いで「4~5万円」が25.4%でした。

費用の内訳は、写真撮影に1~3万円かかった人が約6割。総額を節約するためには、写真撮影がポイントのようです。

  • スタジオ撮影は高いので、自分たちで撮影してフォトブックを作成。人見知りで人前だと自然な笑顔ができないので、自分で撮影して良かったです。(36歳・愛知県・3歳女の子)
  • レンタルした着物を私が着付けしました。写真も自分たちで撮影。近所の神社でお参りをして、自宅で家族そろって食事会をしました。お金をかけなくても楽しい思い出に!(35歳・神奈川県・3歳男の子)

Advice必見!先輩ママが教える七五三のコツ

「数え年」か「満年齢」かよく考えよう

  • 生まれた月や聞き分けを考えるといいと思います。数え年でやると幼さが強調されてかわいいですよ。(44歳・千葉県・3歳女の子)
  • 数え年で祝いました。2歳だと手短にやらないと飽きてぐずるので、すごいスピードで終わらせました。7歳のときはゆっくり祝いたいです。(37歳・宮城県・3歳女の子)

じぃじ・ばぁばのことも忘れずに!

  • 子どもは喜んでましたが、両方の親の顔を立てて調整するのが疲れた。祖父母の口出し、金出しの調整は早めにしておかないと後が大変ですよ!(44歳・東京都・5歳男の子)
  • 両家の両親を呼び、地元神社の「七五三パック」を利用。高齢の両親にとって場所移動も少なくて良かったです。お参りの後、近くの料亭で食事会をしました。パックプランは時短で安心してお祝いできてオススメ。(40歳・京都府・5歳男の子)

写真撮影のときに気を付けたいこと

  • 子どもが日焼けする前に、6月にスタジオで撮影したのが良かったです。 案の定、7月には黒く日焼けして、自前のピンク色の着物が似合わなくなってました。(37歳・愛知県・3歳女の子)
  • 歯が生え変わる時期だったので、もう少し早めに撮影しておけば良かったと思ってます。(43歳・神奈川県・7歳女の子)
  • 娘が大泣きして、ベストショットを撮るのに一苦労。お気に入りのぬいぐるみや音楽を用意して撮影することをオススメします!(32歳・大阪府・3歳女の子)
  • スタジオ撮影の場合は、どういう形で残したいか事前に夫婦で相談を。データだけでいいか、アルバムに残すか、両親にも渡したいか…など。(32歳・神奈川県・3歳女の子)

お参りのときの必需品はこれ!

  • 子どもが着物を嫌がっていたので、参拝時に私服を持参。案の定、終わったときには疲れてぐずりがちに。すぐに着替えてもらったら機嫌が戻って、その後の外食も楽しく過ごせました。(32歳・愛知県・3歳女の子)
  • 慣れない草履で機嫌が悪くならないように、履き慣れたスニーカーでお参り。その後の写真撮影だけ草履に履き替えたので、足も痛くならず笑顔で写真が撮れました。(32歳・愛知県・3歳女の子)
  • お腹が減ってもスケジュール通りに食事できないこともあるので、一口おにぎりや一口ドーナッツがあるといいですよ。レンタルの着物を汚さずに、一口で食べられるのがポイントです。(36歳・秋田県・3歳女の子)

七五三は子どもの晴れ姿を見られるなかなかない機会。何を優先するか、どこにお金をかけるかなどを事前にしっかり決めて、家族みんなの思い出に残る記念日にできたらいいですね。

この記事を書いたライター

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齋藤美帆さん

フリー編集者&ライター。目下の楽しみは、生まれたばかりの甥っ子をひたすら甘やかすこと。働くママが少しでも気楽になれるように、真面目に愉快に投稿します。

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