2019.12.12 / 2019.12.13
この10年で、なんと1.5倍にも成長したグミ市場。そのまま食べておいしいのはもちろんのこと、溶かしてスイーツの材料にしたり、アレンジを楽しめるのも魅力です。今回は、簡単なのに見た目が華やかなレシピを3つ紹介。クリスマスなどパーティシーズンにピッタリです♪
流行のスイーツサラミ風でおしゃれ!「グミ入りクリームチーズサラミ」
ここ数年トレンドのスイーツサラミは、その名のとおりサラミのような見た目のスイーツです。ベースにチョコレートを使ったものが多いですが、今回はクリームチーズをベースに作ります。
なめらかなクリームチーズとカリカリのナッツ、サクサクのクラッカー、そしてグミのむにっとした弾力と、4つの食感を一度に楽しめる贅沢なチーズケーキです。
●材料(2~3人分)
・グミ…8~10粒
・クリームチーズ…75g
・水切りヨーグルト(市販のギリシャヨーグルトでOK)…25g
・ミックスナッツ…15g
・粉砂糖…15g
・クラッカー…3枚
●作り方
(1)クリームチーズは室温に戻し、やわらかくしておく。グミは半分にカットし、ミックスナッツは細かく刻む
(2)ボウルに1と粉砂糖、水切りヨーグルトを混ぜ合わせる
(3)広げたラップに2をのせて包む。筒状に形を整えたら冷蔵庫で3時間ほど冷やす
(4)冷え固まったら1~2cm幅にカットし、砕いたクラッカーをまぶして完成
しっかり冷やさないと、きれいにカットできないので要注意。時間がないときは冷凍庫で30分~1時間凍らせてもOKです。
お酒に合う大人の味わいにしたい人は、粉砂糖を抜いたり、無糖の水切りヨーグルトやサワークリームに代えてみて。
今回使った「ジュレピュレショコラ」のように、2層になっているグミを使うとカットしたときに断面が美しく、写真映えします。またクラッカーをグラノーラに代えたり、ドライフルーツを入れたり、アレンジもいろいろ。お皿に丸ごと盛りつけて出すときは、カットフルーツを添えるとより華やかになります。
ゼラチン不要!材料3つで簡単ふわふわ♪「グミのムース」
以前、テレビのバラエティ番組「得する人損する人(前番組名「あのニュースで得する人損する人」)」(日テレ系)で紹介され、話題になった「グミのムース」もおすすめです。
●材料(1人分)
・グミ…8粒
・牛乳…80ml
・バニラアイス…大さじ2
●作り方
(1)グミを耐熱容器に入れ、ラップをせずに500Wの電子レンジで20秒加熱する
(2)よくかき混ぜ、牛乳を半分加えてさらに混ぜ、再び500Wの電子レンジで20秒加熱する
(3)残りの牛乳半分とバニラアイスを加え、よく混ぜる
(4)冷蔵庫に1時間入れて冷やし固めたら完成
グミで作ったとは思えないほど、本当にふわふわでおいしいムースができあがります。
ゼラチンや寒天を使うスイーツは、ダマができたり、うまく固まらなかったり、意外と難しいですが、グミを使えばとっても簡単。
コツは、とにかくグミがしっかり溶けきるまで十分に加熱すること! 完全に溶けきった状態で全体を混ぜ合わせておかないと、冷やしてもしっかり固まらないので気をつけましょう。
グレープやイチゴなど、使うグミの種類を変えていろいろな味のムースを楽しんでくださいね。
ひと晩漬けておくだけ!「しゅわしゅわぷるぷるゼリー」
スイーツとしても、ドリンクとしても楽しめるのは「しゅわしゅわぷるぷるゼリー」です。
●材料(1人分)
・グミ…8~10粒
・炭酸水、または炭酸系のお酒
●作り方
(1)フタつきの保存容器に、グミとお酒を入れる
(2)フタをして冷蔵庫でひと晩、漬けておく
(3)グラスに注いで完成
筆者は今回レモンサワーで作ってみました。食べてみると、炭酸のしゅわしゅわ感と、ぷるぷるとしたゼリーのような食感が楽しい! 炭酸は少し抜けていましたが、ゼリーと一緒に味わうと、新食感が楽しい“飲むスイーツ”という感じに。
グミの食感は、漬けておく時間によって変わります。3時間だと外側が少しやわらかくなる程度で、中はそのまま。ひと晩漬けておくと、中までぷるぷるになります。
「ハリボー」のようなハード系グミを使ったほうが食感の変化がわかりやすく、食べたときの意外性が高まります。またパーティで出すなら、シャンパンやスパークリングワインに入れるのがおすすめです。
いずれも特別な材料や道具は必要ナシの簡単レシピ。ぜひ気軽にトライしてみてくださいね。
(ライター/秋山悠紀)