2020.02.18 / 2020.02.21
陽気が暖かくなると、なんだか気持ちがワクワクします。しかし、人によっては花粉症や季節の変わり目に伴う肌荒れ、頭痛やだるさなどの「なんとなく不調」に悩まされる人も。
あまりにひどい症状なら病院での診察や治療はもちろんですが、「通院するほどではない」という人はぜひカラーの力に頼ってみては?
今回は春のトラブルにぴったりの色を紹介します。
●カラーで身も心も元気をプラス!
カラーセラピーとは、カラーの「気」のコントロールによってバランスをとるという考え方。西洋医学のように薬で治すということとは意味合いが違いますが、その色が放つエネルギーを脳が感知し、心や体にじんわり影響を与えます。
いわば、サプリメントのように体に健康を補うイメージ。日ごろから色を身につけることで、少しずつ心と体に元気を与えてくれるのです。
●春のムズムズはイエローグリーンでスッキリ
今回はさまざまな春のトラブルをサポートする色を紹介します。
・花粉症
春の不快といえば「花粉症」。鼻がムズムズしたり、のどがイガイガしたりという不快感の悩みをサポートする色がイエローグリーン(黄緑)です。
身も心も活性化させるイエローと癒やしのグリーンが含まれるイエローグリーンは、重い気持ちをスッキリさせる働きがあります。若々しさを感じさせ、新鮮な「気」を与えてくれるので、重苦しさから解放させてくれるのです。
春らしい軽やかな色でもあるので、トップスやスカーフ、帽子など差し色に取り入れるといいでしょう。
・肌の調子
季節の変わり目は肌の調子が崩れやすいタイミング。心身のバランスを整え、色で幸せモードを高めると美肌へと目指せます。
カラーセラピーで美肌の色とはローズとオレンジ。2大美容カラーといわれ、どちらも内側から幸せな気持ちを高めてくれます。
ローズは淡いピンクで、身につけると血色よく見せられるので、チークやトップスに取り入れると、より健やかさがアップ。内面も素直さを高めるので、日ごろのストレスが軽減されやすくなります。
オレンジは元気な気持ちを高め、ポジティブにさせてくれる色。腸内環境にいい影響を与えてくれる働きもあるので、肌の調子も期待できます。お腹の調子が気になる人は、オレンジのボディウォーマーを着けるといいでしょう。
・頭の重さ、だるさ
首から上の不調にはブルーがオススメ。心を冷静にさせ、苦痛をやわらげる役割があります。ブルーのニット帽をかぶると、身も心も爽やかな気持ちでいられます。
もし精神的なことが原因の不調であれば、グリーンを掛け合わせるのも効果的。冷静さと癒やしの力で、温かくクールダウンができます。年度末の疲れを感じていたら、家に観葉植物などを置いて自然のグリーンの癒やしを求めてみてもいいですね。
春は色を増やして華やかに。冬に使いがちな黒は、落ち着きを得られるものの、使いすぎは心を沈めたり積極性を奪う色なので、より鬱々とした気持ちを高めてしまいます。
春不調からの解放のためにも、明るい色を積極的に使ってみましょう。
プロフィール/凛音(りんね)
自身の結婚・離婚経験から恋愛や性に前向きな女性の生き方を提案する恋愛コラムニスト。筆跡心理学アナリスト、心理カウンセラー、カラーセラピストを習得し、コラムや小説などを執筆中。筆跡心理学セミナーや履歴書鑑定も。ブログ「ライター凛音の紫日記」:http://rinnenote.blog.fc2.com/