/ 2020.04.17

お茶漬けやふりかけでおなじみの永谷園から、一風変わったふりかけシリーズが発売されました。その名も「やりすぎふりかけ」。たとえば、牛丼に紅生姜を山ほどのせたらどうなるんだろう?といった妄想をそのまま形にしてしまったような商品です。いずれもネットで話題になった食べ方だそう。2月の発売当初から探し続けてやっと手に入れた全3種、すべて実際に食べてみました。

出典:リビングWeb

牛丼屋で一度はやりたかった!?「牛丼に、紅生姜を〈どっさり〉のせてみた。」

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牛丼屋では、セルフ調味料とともに用意されていることが多い紅生姜。ちょっと多めが好きという人はけっこういるのではないでしょうか。

しかし、もっとドカドカのせて山盛りにしたら、どうなってしまうのか…?

そんな妄想をふりかけで実現したのが「牛丼に、紅生姜を〈どっさり〉のせてみた。」(143円)です。

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ごはんの上にかけてみると、まるで紅生姜をふりかけたよう。どう見ても牛丼味の粒より、紅生姜のほうが多くなっています。

ひと口食べると、まずやってくるのは、やはりツーンとした紅生姜の風味!

しかしピリリとした辛さの後に、ジュワッと牛肉のジューシーな旨味が追いかけてきました。辛いお肉を食べている感じなので、ごはんも意外と進みます!

本物の紅生姜をこんなに大量に食べたらショウガの香りや塩分がキツそうですが、こちらは紅生姜のインパクトはありつつも、牛丼の風味とマッチしてちゃんと旨味のあるふりかけとなっていました。

コショウの波に溺れそう!「餃子を、酢と〈大量の〉コショウで食べてみた。」

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「餃子を、酢と〈大量の〉コショウで食べてみた。」(143円)は、パンチのある餃子の味に、パウダーと粒、2種類のコショウを効かせたふりかけです。

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ニンニクの旨味が凝縮された餃子の味わいに、香り高いコショウが効いています。その後にふわっと感じられるのは、酢のさわやかさ。これがなんとも絶妙なバランスで、文句なくおいしいです。

たしかにコショウの量が多くて刺激は強いものの、鼻を抜けていく香ばしさがあり、嫌な感じがありません。スパイシーな味が好きな人には、ぜひたっぷりかけて食べてほしい1品。

カレーと梅干しは合う?「カレーに、梅干しを〈まるごと〉入れてみた。」

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「カレーに、梅干しを〈まるごと〉入れてみた。」(143円)は、なかなか意外性のある組み合わせ。

カレーを煮込むときに隠し味に入れるといいそうですが、ふりかけにするといったいどんな味になるのか…おそるおそる食べてみます。

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カレーは甘口で、そのなかに甘酸っぱい梅干しのフレーバーをしっかり感じます。どちらも甘めなので、筆者にはカレー風味のお菓子のように感じられました。

このふりかけの梅干しは隠し味というより、福神漬けやラッキョウのような役割になっていて、カレーのジューシーを引き出しているようです。

ネットで話題になった“バズり飯”を試すのは勇気がいるけれど、ふりかけなら手軽にちょっと変わった味を楽しめます。ひと味変わった永谷園の新作ふりかけ3種。気になる人は一度手にとってみてはいかがでしょう。ハマる人はハマっちゃうかも!?

(ライター/秋山悠紀)