赤ちゃんが生まれると、これまでの生活は一変します。すべてが赤ちゃん中心となり、疲労がたまって育児うつになってしまうことも。そうならないための3つのポイントについて紹介します。

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子育てがつらいと感じる

子育ては、24時間、365日、休みがありません。心待ちにしていた赤ちゃんが誕生したのもつかの間、毎日授乳やお世話に追われて「楽しい」「うれしい」という気持ちもしだいに薄れ、ときには「つらい」「苦しい」と感じてしまうことも。

このような状態が続くと、ストレスがたまり、育児うつになってしまうことも少なくありません。「生涯に一度はうつ病になる人」の割合は15人に1人と言われています。いまや誰でもかかりうる身近な病気なのです。

そんな育児うつにならないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?

育児うつの原因

育児うつの原因には、主に「精神的な疲労」と「身体的な疲労」があります。

精神的な疲労には、「他者承認や他者協力がないことによる疲労」や「自己承認ができないことによる疲労」などがあります。

身体的な疲労には、「睡眠時間が取れない」「常に子どもの世話をしなければならない疲労」などがあります。

育児うつにならないための3つのポイント

十分な休息をとる

育児をしていると、夜泣きや授乳などで睡眠が断続的になり、睡眠不足となって脳や体を十分に休めることができなくなります。難しいことかもしれませんが、できるだけ睡眠時間を確保してほしいと思います。

家族や実家に育児をサポートしてもらったり、ときには子育て支援の制度やサービスを利用したりして、ママが十分睡眠や休息をとれるようにすることが大切です。

ストレスを減らす

働くママは、家事、育児、仕事のフル稼働でストレスがたまりがち。ストレスは、発散しないとドンドンたまっていってしまいます。ガマンして重症化する前に、早めに対処することを心がけて。

たとえば、テレビや動画を見て思いっきり笑ったり、好きなスイーツを食べてプチぜいたくをしたり、ママ友やパパに話を聞いてもらったりして、ストレスをため込まないようにしましょう。場合によっては、専門家やカウンセラーに相談する方法もあります。

また、子育てにイライラしてしまったときは、「とりあえずその場を離れる」「お茶を飲んでリラックスする」など、一呼吸おいてみるのも効果的です。

生活習慣や考え方を変える

育児を完ぺきにこなそうと思わずに、「ここまでできればOK!」という考え方に変えてみます。授乳、寝かしつけ、夜泣きなど、育児はママの思ったように進まないことが多いもの。うまくいかなかったとしても、「ま、いっか」「こんなこともあるよね」と受け止め、思い描く育児のハードルを低くしてほしいと思います。

また、子育てがうまくいかないと、「自分のせい」「私に原因がある」「私が悪い」と自分を責めてしまうことがあります。それは決してママのせいではありません。

むしろ「今日の私は○○ができた!」「ここまでがんばった私はすごい!」と自分をほめてあげましょう。年中無休の子育てをがんばっているママは、それだけですごいのですから。

心も体もリラックスできるように工夫しながら、ゆったりと「ゆる~い育児」を進めていくことが、育児うつの予防にもなります。がんばっている自分をほめてあげて、いましか経験できない子育てを楽しんでほしいです。

この記事を書いたライター

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佐藤麻依子さん

男児2人の母。心理カウンセラー。2006年から子育てに悩むママの子育て相談を開始。現在は、講演、講座、子育て相談、中学受験相談、執筆活動に力を入れている。「子育て3ステップ会話法」を考案し、書籍『男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法』を出版。

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