2020.06.18
職場復帰が延び、6月に入ってからスタートしたという人もいるのではないでしょうか。保育園と職場の繰り返しで、毎日の夕食作りが憂うつなママが多いと思います。私が行っている夕食作りの時短術をお伝えします。
初心者さんでもできる作り置き&下味冷凍
育休から職場復帰し、平日の夜ごはん作りをを時短にするために週末に4つのことに取り組んでいます。
それは「まとめ買い」、「作り置き」、「下味冷凍」、「半調理」です。これらについて、いつも多くの質問をいただくので、わが家のスタイルとなぜこの4つが良いと思っているかをお伝えします。まず用語について個人的な解釈をお伝えします。
- まとめ買い…食料品を計算して買い込む
- 作り置き…料理(完成品)を前もって作って冷蔵しておくこと
- 下味冷凍…肉や魚、野菜に調味料を合わせて冷凍保存しておくこと(調理直前の状態)
- 半調理…下処理(+下味)で冷凍保存しておくこと(個人的には野菜を切っただけなど)
早く食べたいけれど出来立て熱々も食べたいので、下味冷凍や半調理も私の中でとても大事な工程です。
一週間の夕食の構成
- 月曜日…作り置きしたものを食べる
- 火曜日…作り置きしたものを食べる
- 水曜日…作り置きしたものを食べる
- 木曜日…作り置き&下味冷凍したものを食べる
- 金曜日…下味冷凍したものを調理して食べる
- 土曜日…下味冷凍したものを調理して食べる
※水・金は夫が早帰りできると外食の可能性があります
日持ちを考え、作り置きは週の前半で消費をしています。週の後半は旦那の予定や私の体力ゲージにより流動的なため、下味冷凍が活躍!万が一平日に食べきれなくても、土曜日や翌週にスライドできるのも下味冷凍の魅力です。
たまには外食したいという誘惑には無理して我慢せず、好きなタイミングで手を抜けるようにしているのもポイントです。
冷凍と下味冷凍はどう違う?
そのまま冷凍
買ってきたスーパーのお肉や魚をそのまま冷凍してしまうと家庭用の冷凍庫では急速冷凍ができずに、冷凍している間に食品がダメージを受けてしまい味や風味が損なわれることがあるそうです。
下味冷凍
ダメージの原因である「水分」を冷凍前に調味料を使うことによって食品の外に出す=ダメージが減らせる、ということになります。これにより普通に冷凍するよりおいしい状態で冷凍ができると思っています。
下味冷凍のメリット
- 冷凍で細胞は多少こわれるため、下味をつけて冷凍することにより中まで味が入りこみ調味料が少なくてすむ。おいしくできるので減塩につながる
- 冷凍中の乾燥が防げる
- 下ごしらえがすんでいるので、調理時間が短縮できる
- 油を補うことでお肉がモチモチ、しっとりする(4は個人的にたどり着いた解釈です)
家庭での急速冷凍には限界があるそうで、食品を凍らせるときに0~−10℃のときは、食品はダメージを受けてしまうそうです。なので「お肉を冷凍保存するなら味付けまで!」が私のルールになりました!冷凍焼けしにくく、おいしいです。
わが家の夕食スケジュール
日曜日の場合
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- 16:30
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作り置きおかず&夕食作り開始!
2時間で作り置きおかず+夕食を作るのが目標
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- 19:00
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夕食スタート
お出かけや外食したときは、21時頃から副菜だけの作り置きのショートバージョンに変更。必ずこうでなければ!という固定概念は捨てておく
平日の場合
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- 8:00
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お米を研いで炊飯器にタイマーセットして出発
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- 18:45
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帰宅
作り置きメニューの日は5~10分で夕食作り完了。下味冷凍の日は10~15分で夕食作り完了
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- 19:00
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夕食スタート
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- 19:30
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子ども2人+私の夕食完了
洗い物は最小限で全部食洗機に
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- 20:00
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お風呂タイム
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- 21:00
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夫帰宅
同じメニューを温めるだけ
毎食毎食作るのとは違い、ゴミが毎日出ないのもメリットです。調理器具の洗い物も少ないので、台所に立つ時間は大幅に短縮できます。
節約にも効果抜群
10分程度で1人前250円前後の夕食構成になっています。ここ2年くらいずっと価格はブレていません。
もう少し豪華にしたいですが、平日はスーパーに寄れないので私の中では週末にまとめ買い→作り置きが精一杯です。
作り置き生活は2年程度ですが、手際も良くなり家族の好きなメニューも把握できてきて、夕食作りを短縮しながらみんなが満足するご飯を作れています。また、自分がテンション上がる食器類を持っておくのも作り置きが続くポイントだとも思っています。
この記事を書いたライター
ライター一覧- さぶさん
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Instagramフォロワー17万人超。片田舎から這いつくばりながら都会に通勤する社畜系ワーママ。4歳と2歳の子どもと理系旦那の4人家族。家事も料理も家計管理も『楽』できる時短術が大好き。