もうすぐ3月。年長さんはいよいよ卒園を迎えますね。大好きな保育園ともお別れ…そんなタイミングに読みたい卒園や先生、桜をテーマにした本を集めました。親子で今までの子どもの成長をじっくりとかみしめて、新しいシーズンを迎えたいですね。

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このシーズンに読むと号泣?子どもの成長を感じられる絵本

毎日一緒にいると実感が湧きにくいですが、あるときふっと振り返ると、子どもはとても大きくたくましく成長してきたんだとわかりますよね。卒園シーズンに欠かせない子どもの成長を教えてくれる絵本です。

1.みんながおしえてくれました

 

五味 太郎(作・絵)/絵本館

子どもが今までに本当にいろいろなことをできるようになってきたんだと改めて教えてくれる絵本。最初の方はほのぼのと読めますが、最後には「そうだよね!」と思わず納得。卒園する子どもの背中を、自信を持って押してあげられる気がします。

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2.おおきくなるっていうことは

 

中川 ひろたか(文),村上 康成(絵)/童心社

「おおきくなるっていうことは…」と、繰り返し、成長につれてできることが書かれています。「成長するということは、喜び」ですね。卒園や入学を、前向きな気持ちで迎えられそう。

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3.おおきくなったらきみはなんになる?

藤本 ともひこ(文),村上 康成(絵)/講談社

卒園した後の、だいぶ先の未来を想像させてくれる絵本。卒園したら、慣れた園とは違う小学校での生活が始まりますが、力強く励ましてくれます。卒園だけでなく、その後も子どもが落ち込んだタイミングでも読んであげたい一冊です。

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卒園や先生をテーマにした絵本

本当に小さな頃から毎日通ってきた、たくさんの思い出が詰まった保育園も、3月にはとうとう卒園ですね。絵本と一緒にこれまでを振り返りつつ、新しい生活の心の準備をしてみては。

4.おめでとうかいぎ

 

浜田 桂子(作・絵)/理論社

卒園式の夜、ゆうきくんの寝室で、とってもすてきな会議が始まりました。参加者が語るエピソード一つ一つに、読んでいる親の方が泣いてしまうかも!?でも最後には、新生活が楽しみになりますよ!

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5.さよならぼくたちのようちえん

坂元 裕二(原案),大島 妙子(文・絵)/主婦の友社

卒園式間近のとある日に、園を抜け出した子どもたちが大冒険!?最後には思わずホロリと涙が。保育園のお子さんには「ようちえん」の部分を「ほいくえん」と読み替えると良いでしょう。

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6.せんせい

 

大場 牧夫(文),長 新太(絵)/福音館書店

園で大事に子どもを見てくれた大好きな先生。お子さんやママたちにとっても頼りになる存在でしたよね。長 新太さんの明るい色彩の絵で、楽しく読める一冊。読後は、先生との思い出をお子さんと話してみては?

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お祝いに欠かせない花、桜の絵本

卒園や入学のシーンに「桜」は欠かせない花ですね。成長していく子どもをお祝いするかのように咲き誇る桜、お子さんが卒園・入学する今年は、特別に感じられることでしょう。

7.ほわほわさくら

ひがし なおこ(作),きうち たつろう(絵)/くもん出版

満開の桜並木を歩くと、気持ちが優しくなるように感じませんか。この絵本の中には柔らかい擬音語がたくさん出てきます。まだ長い文章が理解できない小さな子どもから一緒に読めます。

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8.おはなみくまちゃん

シャーリー・パレント(文),デイヴィッド・ウォーカー(絵),福本 友美子(訳)/岩崎書店

お花見の準備から始まる絵本。かわいらしいくまちゃんたちが桜の木の周りで転がるように遊ぶ楽しそうな姿を満喫してください。

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9.さくら

長谷川 摂子(文),矢間 芳子(絵・構成)/福音館書店

写実的な桜の美しい表紙が印象的。花が咲いた後、一年の間に桜がどう変化していくのかを、易しい文で教えてくれます。4歳くらいから低学年まで、じっくり楽しめる息の長い絵本です。

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10.さくらがさくと

とうごう なりさ(作・絵)/福音館書店

人々が毎日忙しく生活している中に、桜が咲く前から散った後まで描かれています。人間に桜はいつもそっと寄り添っているんですね。すべてのページが美しく、最後の新緑がとても爽やかで読後感がよいです。

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残りわずかになった園生活、思い切り楽しみましょう!