女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回は自宅でWEB系の仕事をしながら5歳と8歳の娘を育てる兼業主夫の坪井さんのお話です。

自宅でWEB系の仕事をしながら5歳と8歳の娘を育てる、兼業主夫の坪井です。今回は、僕たち夫婦が娘たちを育てる中でこっそり仕掛けてきたある作戦についてお話します。

わが家にはタブレットもゲーム機もない

というか、今のところ全く必要がありません。というのも、私も妻もゲームはやりませんし、娘たちは、やたらと本が好きで、絵本でも、読み物でも、漫画でも、家にある本なら何でも読んでいます。

娘たちの気が向いたときには、自分が「面白い!」と思った絵本を私、に読み聞かせしてくれる事もあります。

当然のように週末になると図書館に行くという習慣が、お姉ちゃんが2歳の時から6年くらい続いています。最近ではそれだけでは足りず、毎週のように本を買っています。

学校から帰ってくると

何か新しい本ないの~?

というお姉ちゃん。保育園から帰ってきて、新しい本を発見すると大喜びするオチビちゃん。この原稿を書いている最中も、ソファに座ってお姉ちゃんは本を読んでいます。

実は作戦のたまもの

ある意味、これは妻と画策した作戦通りでもあります。妻も私も、

ゲームばかりやる子どもにはしたくないよね

ということから始まり、ゲーム以外に楽しいものがあれば、そうはならないだろうという仮定の元、娘たちが小さなころから本と接する機会を多くしてきました。

私自身、読書が趣味の一つだったので、もともと本は家に大量にありましたが、娘が生まれるまで絵本は読んだことないし、子ども向けの本は一切ありませんでした。娘が2歳の頃から、図書館に一緒に行く習慣が自然に始まりました。

図書館では、娘に読みたい本を自分で選んでもらうようにしました。また「借りていいのは3冊まで」と伝え、図書館で1回読んで終わりのもの、どうしても借りて帰って家で読みたい3冊に絞り、自分で本選びをさせました。

私は私で借りたい本を探して、娘が聞いてくるまでは何も言わずに過ごすようにに心がけていました。

もう1つの作戦

さらには、意識的に私自身が娘たちの見ている前で、本を読んでいる姿を見せ続けたのも作戦の1つです。子どもは親の行動を事細かに観察し真似するものです。

私自身が楽しみながら本を読んでいる姿を見せ続けることで娘たちも自然と

本は面白いものなんだ、パパが楽しそうに読んでいるなら私も読むぞ~

となっていったのではと思っています。

それらが功を奏したのか、娘たちは本が大好きになったようで、今では、朝起きたとき、学校から帰ってきたとき、夜寝る前など、ちょっとした時間に本を読む習慣が自然とできました。

私がソファで本を読んでいると、娘たちも本を持ってきて両隣に座り、それぞれの本を読んでいるということもよくあります。

ちなみに。もうすぐ、お姉ちゃんのお誕生日ですが、プレゼントは、今集めているシリーズの本と、かわいい筆箱が欲しいそうです。

お友だちがゲーム機を持っていて、一緒に遊ぶときにゲームはやっていますし、楽しんでいるようですが、ゲーム機を買って~と言うことも、今のところありません。

ゲームが良くないわけではないですが、本好きとしては、シメシメといったところでしょうか。

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