/ 2022.09.08

タカラスタンダード「エマウォール インテリアタイプ」

今年創業110年という住宅設備機器メーカー・タカラスタンダード。創業当時に取り扱っていたのは、鍋などのホーロー製品でした。同社のホーローの技が結集した「壁」(内装材)のヒミツにせまります。

出典:あんふぁんWeb

ホーローとは、鋼板にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けて作られる金属の強さとガラスの美しさを併せ持った素材。ホーロー内装材「エマウォール インテリアタイプ」は油性ペンで絵を描いても水拭きだけで拭き取ることができ、汚れやニオイが染み込まないのが特徴。表面が硬く、金属タワシでこすっても傷付きません

この人に聞きました

小林 咲希さん

タカラスタンダード 営業本部 パネル事業部 主任
2013年入社。2015年から「エマウォール インテリアタイプ」の開発・柄デザインを担当。趣味は編み物で、ボレロカーディガンを制作中。最近はアイロンビーズでスイッチプレートを作ることにもはまっている

油性ペンでお絵描きができるホーローの技が生きた内装材

ヒミツ1:新しいインクジェット技術が悩みを解決

「ホーローで新しい商品を」と目指したのが、リビングの壁などの内装材。そのためには、住空間になじむ、よりリアルな木目柄や石目柄を付ける必要がありました。ただ、ホーローの表面は滑らか過ぎて、通常のプリント方法では細やかな柄を定着させることができず、長年の課題でした。

それを解決したのが、2015年に開発した「ホーローインクジェット技術」。ガラス質の釉薬の中にインクを定着させる技術により、ホーローの特性を保ったまま、デザイン性の高い柄を付けることが可能に。そして2016年に、ホーロー内装材「エマウォール インテリアタイプ」が誕生しました。

ヒミツ2:ラックなどをマグネットで簡単に取り付け可能

「エマウォール」は、ペンでのお絵描きが楽しめるほか、マグネットがくっつく特性を生かして、フックやラックなども簡単に取り付け可能。子どもの成長に合わせ、位置の変更も気軽にできます。

ヒミツ3:夢は子どもの豊かな心を育む「壁育」

夢は「壁育(かべいく)」を広げていくこと。自由に描ける、またマグネットがくっつく特性などを活用して、子どもの豊かな心をはぐくむ知育につながる「新しい壁」の開発をしていきたいです。

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