おせちを作りすぎたり、食べ慣れず味が苦手で余ってしまったりしたことはありませんか。和風から、スイーツやサンドイッチ、韓国料理などにアレンジするアイデアを、創業124年の醸造調味料メーカーに教えてもらいました。

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おせちに飽きたらスイーツや洋食にリメイク

コロナ5類移行後初の正月休みで、久しぶりに家族が集まる年末年始。おせち料理を作る家庭も増えると予想されますが、毎回作りすぎて残ってしまうという悩みを持つ人は多いようです。また、「冷めている」「味が濃い(甘い)」「食べ慣れていない」などの理由から、苦手な人も。

明治33年の創業の醸造調味料メーカー「キング醸造株式会社」が、余ったおせちをスイーツやサンドイッチ、韓国料理など、おせちが苦手な人や子どもも喜ぶようなメニューへのアレンジを教えてくれました。

身近な調味料で作る、意外なアレンジレシピ4品

1.黒豆のチーズクリームサンド


2種のフレッシュチーズに「日の出 新味料」で甘味をつけ、黒豆を混ぜ込んでチーズクリームを作る。市販のビスケットで挟んで冷凍庫で冷やし、アイスビスケットサンドに仕上げる。

2.栗きんとんのパウンドケーキ


栗きんとんをパウンドケーキに入れて焼き上げる。市販のホットケーキミックスを使用することで、粉などを合わせる手間がなく簡単に作ることができる。

3.チーズタッカルビ


甘からく下味をつけた鶏肉を、煮しめやさつま芋と一緒にホットプレートで焼く。具を両端に寄せ、中央でチーズを溶かせば、からめながら食べる人気の韓国料理のできあがり。

4.2種のサンド「鶏とたたきごぼう・ローストビーフ」


たたきごぼうやなます、ローストビーフなどをマヨネーズと和え、おせち料理を洋風サンドイッチに仕上げる。マヨネーズには「日の出 新味料」を加え、甘めなおせち料理の味付けに合うように甘味を加える。

その他のアレンジレシピはこちらから

違いを知って失敗なし!「本みりん」「新味料」「料理酒」の役割

明治33年創業の醸造調味料メーカーである「キング醸造株式会社」は、原料選びから製法までこだわり、時代やニーズに合った調味料を提供し続けています。おせち作りには、手間なく失敗の心配もない、日の出「本みりん」「新味料」「料理酒」の活用がおすすめ。

「本みりん」「料理酒」は、コク・うまみを料理にプラスする調味料で、どちらも米を原料としたアルコールを含む調味料という共通点がありますが、「本みりん」と「料理酒」はそれぞれ役割が違います。

「本みりん」は食材に甘みを加え、照り・つやを付けます。一方、「料理酒」は料理にコク・うまみを加え、食材そのもののおいしさを引き出します。また、肉や魚の臭み消し効果もあります。「本みりん」のアルコール分が気になる人は、本みりんの調理効果を追求し、より使いやすくしたみりん風調味料「新味料」が便利です。

本みりん

もち米(国産)とうるち米(国産)で仕込んだ「本みりん」です。約1~2カ月間の熟成によるまろやかな甘み、重厚な香り、美しい琥珀色が特徴です。エキス分を45%以上含むので、料理にまろやかな甘み、豊かな照り・つやをつけます。アルコールにより肉や魚の臭みを消し、風味良く仕上げます。

新味料

伝統的なみりんの働きを追求し、より調味効果を高めた、人気の「みりん風調味料」です。料理の仕上げを引き立てる、照り・つやを出し、まろやかな甘みとコクで煮もの、焼きもの、炊きものなどに幅広く使えます。

料理酒

料理専用に加塩醗酵した調味料です。うまみ、コクをつけるだけでなく、材料をやわらかくする効果や、魚や肉の臭みを消す効果にもすぐれています。中華、洋風料理にも使えるため重宝します。味付けの際は、塩はやや控えめに使ってください。

和風以外の新鮮なアレンジアイデア。今年は飽きずにおせちを楽しめそうですね

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