時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも、毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「気持ちの整理のつけ方」について。

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子どもの「やだやだ」は「自己成長力」のひとつ

「あー、今日も叱ってしまった!」と、胸が締めつけられる思いで子どもの寝顔を眺める…。今までそんな経験ありませんでしたか?私は数えきれないほどありました。

モンテッソーリ教育の科学的視点では、子どもの中に必ず“自分で自分を成長させたい!”という強烈なエネルギー「自己成長力」があるといわれています。

もし「自己成長力」の存在を無視するならば、子どものこだわり、やだやだ、のんびり、泣きわめくなどは、ただのわがままや癇癪(かんしゃく)に見えるに違いありません。

私たちが冷静になれば、こだわりの裏には「いつもと同じ法則を覚えている」、のんびりの裏には「道端の砂利を触って五感を鍛えている」、泣きわめく裏には「要求を伝えたい知性と言語力のバランスが取れていない」といった考察ができることが多いでしょう。

頭ごなしにすぐ怒っちゃダメ!

でも、イライラしてしまったら仕方ありません。私たちも1人の人間で、みんな同じだから大丈夫。

「みんな上手に子どもと接していて…。」「イライラしないでちゃんと言い聞かせていて…。」と悲しそうに相談してくる人もいます。それは“隣の芝生は青い”現象そのもので、多かれ少なかれ誰にでもイライラはあるもの。

大切なのはその瞬間。

怒りの感情をコントロールするアンガーマネージメントの手法では、まず「6秒ルール」があります。つまり1から10まで数える間、待つのが有効です。

一旦、トイレに入るなど場所を変えるのも方法のひとつ。そして「大丈夫、子どもの成長力を信じよう。」など、決まり文句を唱えてみてください。

どんな困ったちゃんでも、親を困らせようと意図的に何かをする子は皆無。むしろ、叱られてもめげずに親のことが大好きなんです。でも、それに私たちが甘えてはいけないですよね。

イライラの原因は子どもではなく自分 !?

実は大人側のイライラの原因は、ほかにある場合も多いのです。仕事?人間関係?親?パートナー?体調?少し視野を広げて見てみましょう。子どもに対する気持ちとイライラの原因を分けて、スマホのメモなどに書いてみてください。

例えば、「自分の時間が無い」ことと「子どものこだわりが強い」ことは、リンクしていそうでしていません。書き出すことで気持ちの整理整頓ができるので、すっきりした気分で子どもとの時間を過ごしていけると思います。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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