15分で2~3品作って完成させる“春の頑張らないお弁当”。今回紹介するのは、3品(ほぼ2品!)で完成する「鶏×卵の親子弁当」です。子どもが好きなケチャップ味にひと工夫加えて、お店のような味にしますよ!

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いつもの味をひと工夫

子どもが好きなケチャップ味。ポテトを食べているのかケチャップを食べているのかわからないくらい、いっぱいケチャップをつけるわが家の娘。子どもあるあるらしいのですが、みなさんはどうですか?

今回紹介するケチャップ炒めは、隠し味に少量の粒マスタードを加えています。マスタードは加熱すると辛味が消え、旨味を引き出す効果があると言われています。ケチャップの酸味が和らぎ味に深みがでて、少ない調味料なのに手の込んだ料理のような仕上がりになります。

マスタードより粒マスタードのほうがより辛味が弱いのでオススメです。マスタード入りですが辛くないので、子どもも食べやすいですよ。

「鶏肉のケチャップ炒め」の作り方

材料(作りやすい分量)

  • 鶏もも肉…1枚(約250g)
  • 新タマネギ…1/2個
  • 米油…小さじ2
  • 塩…少々
  • ケチャップ…大さじ2
  • 粒マスタード…小さじ1

作り方

  1. 鶏もも肉を一口大に切り、両面に塩をまぶし、新タマネギは6~8等分のくし切りにする
  2. フライパンに米油を入れて鶏もも肉の皮を下にして並べ、中火で加熱する
  3. 余分な油がでたらふき取り、

    皮目にこんがり焼き色がついたら裏返し、フライパンのあいているところに新タマネギを加える
  4. 火が通って焼き色がついたら全体を混ぜ、ケチャップと粒マスタードを加えて炒め、馴染んだら火を止める

今回は新タマネギを使用していますが、普通のタマネギはもちろんニンジンやジャガイモ、キャベツやアスパラガスなどでもおいしいですよ。

「スクランブルエッグ」の作り方

材料3つであっという間に作れる一品。卵焼きより早く作れるのでオススメです!

材料(作りやすい分量)

  • 卵…1個
  • マヨネーズ…大さじ1
  • 米油…大さじ1

作り方

  1. ボウルに卵を割り入れ、マヨネーズを加えてよく混ぜる
  2. フライパンに米油を入れて熱し、温かくなったら(1)を加え菜箸で大きくざっくり混ぜ、火を止める(*お弁当用なので焼き加減はしっかりめがオススメです)


お弁当に盛り付けるときは、ごはんを詰めてその上にスクランブルエッグをドーンとのせ、あいたところに鶏肉のケチャップ炒めを入れます。その境目に茹でたブロッコリーやアスパラガス、いんげんなど鮮やかな緑の茹で野菜を添えると彩りがキレイです。

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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