女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回の担当は兼業主夫で放送作家の杉山ジョージさん。中2の長女と年長の次女を子育て中。

こんにちは。秘密結社「主夫の友」の広報、杉山ジョージです。

長女が小学生のときは2年間PTA会長をやっていました。そして長女が卒業したのでしばらくはゆっくりできるな~と思っていたら、次期会長たちがいつの間にか子どもが学校に通っていなくても就任できる「顧問」なんて役職を新しく作っていて、まんまとハメられた感じで顧問をやりました。

そうこうしている内に今春に次女がまた入学とあって、早くも入学前からオヤジの会的なものの代表になることが決まっています。まあ、全然やるのはかまわないので、別にいいんですけどね(笑)。

ぎゅってWebで執筆しているママライターさんにもPTA活動のことでお悩みがあるとか。

今回も自分の子どもたちはもちろん、周りの子どもたちやママ友とも接することが非常に多い主夫のメンバーとともに、我々の独特の考え方で皆さんが悩んでいることに対して一緒に考えてまいります。

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夫にもPTA活動に参加させたい!

PTA活動に関わっている主夫メンバーは非常に多く感じます。共働きも多い中、日中に時間が取れるのは男性でも貴重な存在。まず学校にもよく行くので声を掛けられることは確定です。

PTAって子どもたちのためのものだと理解しているので「じゃあ、やろうかな。」くらいの感覚でやっているような気がします。

PTA活動経験者の主夫の友メンバーの答えは

まずは1人目、大澤パパより。

大澤さんの言う通り、小1とか低学年のうちはみんな手探りですよね。やるならこのタイミング、というのは納得です。

ママの中に入ることに最初は抵抗があるみたいですけど、あとは場数ですよね。それは仕事でも同じではないでしょうか。僕は保育園からやっていたので小学校に入るころにはもう慣れっこでした。

続いて、有休を取って参加する派の2人のパパより。

主夫とはいっても、会社員との兼業の人もいます(イメージとは違うかもしれませんが、我々は“主体的に家事育児をする夫”を主夫と定義しています)。そういう人たちでPTAに関わっているメンバーはみな有休を取っています。

これは“大事だ”という意識がないとなかなかできないですが、そこを変えることからスタートなのかもしれません。

本当にパパは気まずい?まずは夫婦で話してみるところから

PTA活動を“させられている”という感覚は主夫の友メンバーにはない様子。

そうなんですよね。このお悩みの中で、一番気になるのは「夫がどう思っているか?」という部分に関して、完全に「可哀想」「気まずい」という想像であるところだと思います。

本当に夫は嫌なんでしょうか?PTA活動を理由に休むことにも抵抗があるのでしょうか?まずはそこを確認することからスタートする必要があると思います。実はそうしないと、解決方法を考えることが難しいと感じます。

坪井さんも言っているように、PTAでは少数派ではあるけど、男性だからこそPTAで役に立つ部分もあります。力仕事もそうですし、PTA活動のタスク管理、ネットの使い方、必ずしもそうではないですが、男性が重宝されることは意外とあります。

でもそれは現場に行かないとわからない。夫自身が現場に行って感じたものを聞かないとわからないこともあると思います。

パパ同士のつながりが、変わるきっかけになる

もう一つ、PTA活動に参加することで変わる可能性があるものがあります。それはパパ友です。もちろん、まだ多くの場合でママ中心だったりするのですが、そこに来る他のパパがいたりすると友達になりやすいと思います。価値観が近いと思うので。

そして、同じような感覚や悩みを共有できる環境ができるとその場に行くことが楽しくなると思います。実際、自分がそうでした。大人になってから、しかも、仕事とまったく関係ない友達、さらに住んでいるところも近い。

こういう関係はなかなかできないですから、いろいろな意味で大事なつながりができるんじゃないかと思います。

とはいえ、そういった活動は苦手な人もいます。無理に行かせることは得策ではないと思います。でも、どう変わるかわからないし、そもそもどう思っているかわからないわけで…。

まずは夫婦でしっかりと話すところから始めてみましょう。何せ、一番印象的だったのはこの悩みを主夫メンバーに投げたときの反応が

え?みんなそんな風にPTAのことで悩んでいるんだ。

という人がほとんどだったからです(笑)。参考になるかはわかりませんが、うちの妻は長女のPTA活動にはほぼ参加していませんでした。しかし、次女のときには積極的に参加するように。

メンバーと馬が合ったということもありますが、長女のときに僕が楽しそうにやっていた姿を見て「なるほど、これは大切だ」と感じたからだということでした。

まずは自分が楽しんで、楽しそうな姿を見せること

これが一番、夫がPTA活動をやりたくなることにつながるのかもしれませんね。また、うちの妻のように何かのタイミングで変わることもあるので、気長に見てあげてください。

ほんの少しでも参考になりましたでしょうか。こんな男目線全開の答えでよければいつでもメンバーが答えますので悩んでいる人がいたらぜひご連絡ください。

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