女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回の担当は杉山ジョージさん。子どものケンカに関する悩みについてパパ同士で考えてくれました。

こんにちは。秘密結社「主夫の友」の広報、杉山ジョージです。中2の長女と年長の次女を子育て中の兼業主夫で放送作家をしています。

わが家の娘たち、8歳離れているため、まあケンカなんてすることはないだろうと高をくくっていましたけど、やるんですね~これが。「それは私のクレヨン!」とか「バカっていわないの!」とか。まあ、小さいことですけど、日々たくさんありますね~。

さてさて、今回も自分の子どもたちはもちろん、周りの子どもたちやママ友とも接することが非常に多い主夫のメンバーとともに、我々の独特の考え方で皆さんが悩んでいることに対して一緒に考えてまいります。

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子どものケンカ、わが子にどう言い聞かせたら?

冒頭でもケンカについて書きましたが、子どもたちが保育園や幼稚園に入るようになればお友だちとの関わりも増えて、おのずとケンカをするようなことも出てきますよね。当然、主夫メンバーもたくさんそういう経験をしてきました。果たしてこの悩みに対して主夫の友メンバーはなんと答えるのか?

まず、佐藤パパより。

やっぱりこれが正論ですよね。他にも多くのパパたちが、やはりやり返さないことと毅然とした態度こそ必要であると回答していました。

続いて、浅野パパより。

確かにこの価値観が子どもにどこまで伝わるのか?難しいところかもしれません。

最後に、布施パパより。

そうそう、空手やっているんですよね、布施さんは。実はうちの父も兄も格闘技をやっていたので、格闘技とケンカで手を出すことは違うと教えられてきました。そこを覚えさせるには格闘技を習うのも一つの手かもしれません。

「本当の強さ」ってなんでしょう?

たぶん多くの人は「やられてもやりかえしてはいけない」ということは感覚的に感じていると思います。やられたらやりかえしていると、連鎖を生むだけで結局は解決しません。大人ならその理屈もわかるでしょう。

でも、問題はそれをどう伝えるか?ですよね。そう簡単には子どもに伝わらないと思います。でも、根気よく続けることが大事です。

具体的な方法としては“ほめる”ことと“認める”ことだと思います。

まずは、やり返さなかったことをほめること。理屈では理解できなくても「あ、叩かないとほめられる」ということはわかるはずです。叩かれてたとえ泣いたとしても、我慢したことはほめてあげること。

そして、もう少しいろいろ理解できるようになってきたら、なぜ我慢したか、我慢できたかを聞いて、その気持ちを認めてあげることを続けると少しずつかもしれないけど、伝わると思います。

我慢できることが強い、カッコイイ、これはかなり高度な価値観だと思います。

少しずつでも伝えてみてはどうでしょうか?

わが子がお友だちを叩いてしまったとき、どうする?

実はこっちの方が難しいですよね。これも時間がかかると思いますが、根気よく伝えていくことが大事だと思います。ただし、その前に真意を聞くことはとても大事だと感じています。

うちの子もそうでしたが乳幼児のうちは「月齢」でかなり成長の差が出ます。同じクラスでも春生まれの子たちがどんどん口が達者になっていったときに、早生まれの子たちはついていけないし、うまく言い返せない。そんなときに思わず手が出るケースもあります。

もっと言うと、叩こうとしたわけではなく「もう分からない!」という混乱で出した手がたまたま相手に当たってしまうこともあります。これを「なんで叩くの!」と叱ってしまうと子どもたちは委縮しちゃいますよね。

大人だってそのつもりがなかったことで責められるのは本当に辛いですから。まずはその背景を把握したうえで、暴力は解決にならないことを伝えた方がいいのではないでしょうか。

「男の子だから」「女の子だから」は恋愛にも影響する?

最後に、どうしても「男の子だから」という言葉って使ってしまいますが、経験上それは使わない方がいいと思います。そもそも暴力は男の子でも女の子でもダメですが、強くない男の子はダメ、という価値観を作ってしまう恐れもあります。

「男だから」「女だから」という言い方になると「女はいいよな」とか「男はいいよね」という嫉妬を持ちかねないので、恋愛にも影響してくるかも。そうなったら嫌だなぁ、僕は。

中学生や高校生になるとちょっとしたケンカがもっと大変なことになってしまうこともあります。ケンカについての価値観を伝えるのは、小さいうちにできるだけしておいた方がよさそうですね。

ほんの少しでも参考になりましたでしょうか。こんな男目線全開のお答えでよければいつでもメンバーが答えますので悩んでいる方がいたらぜひご連絡ください。

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