2001年の開館以来、もう何度訪れたか分からないほど、自他共に認めるスタジオジブリファンの私が、三鷹の森ジブリ美術館を10倍楽しむ方法をお伝えします!

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チケット購入は発売日当日がカギ!

まず、ジブリ美術館への入場は日時指定の完全予約制。チケット発売日は、前月10日の10:00です。全国のローソン内にあるLoppiまたはローソンチケット(TELまたはWEB)のみの販売となっています。

土・日曜分はすぐに完売してしまうため、遊びに行く日を決めたら、チケット発売日当日に購入したいものです。
ロッピー

ジブリ美術館への行き方は3通り

ジブリ美術館へは3通りの行き方があります。

JR三鷹駅からコミュニティバスに乗っていく方法

バス

こちらであれば5分で到着するので、最短時間で行きたい方にはこの方法がおすすめです。三鷹駅南口のバス停で往復チケットも購入することができます。

JR吉祥寺駅から井の頭公園内を通って行く方法

井の頭公園

私は大体いつもこのルートで、先に井の頭公園で少し遊んだり、ランチしてからジブリ美術館に入場します。美術館内にはカフェもありますが、いつもたくさんの人が並んでいて、1時間待ちは覚悟しておいた方が良いためです。

吉祥寺駅から公園までの間には飲食店もたくさんあるし、美術館近くには遊具のある公園もあるので、私としては最もおすすめの方法です。

公園でランチ

帰りは子どもたちもぐったりと疲れているため、復路のみJR三鷹駅までコミュニティバスを利用しています。

京王井の頭公園駅からひたすら公園内を散策しながら行く方法

大人の足なら20分〜25分程度ですが、小さな子どもと一緒であれば30分以上はかかるため、時間に余裕がある時の方が良いかもしれません。

公園

JR三鷹駅からも徒歩15分ではありますが、道中はただただ住宅街のため、もし徒歩ご希望の場合は、井の頭公園ルートで行くことをおすすめします。参考までに地図を載せておきますね。

地図

宮崎駿監督の短編最新作「毛虫のボロ」公開中!

宮崎駿監督が長年あたためてきた、「虫の目から見た世界」を描いた「毛虫のボロ」が、ついに3/21からジブリ美術館内の映像展示室「土星座」で初公開されました!記念すべき10作目となる本作品では、宮崎監督が作画にCGを取り入れて制作したのだとか。

こちらも約14分と短い作品ですが、土星座で上映されるアニメーションはどれも短編のため小さな子連れでも気軽に楽しめます。

毛虫のボロのパンフレット

草むらのなか、夜が明ける前に卵からかえった毛虫のボロ。
初めて見る朝陽はとてもまぶしくて、世界はおいしそうな空気にあふれていました。ボロは、ボロギクの根元に降り立ち、毛虫の先輩や外敵が行き来する世界へと踏み出します。

©Studio Ghibli ©Museo d’Arte Ghibli

土星座で上映される短編アニメーションは、通常1カ月毎の入れ替えですが、「毛虫のボロ」は、8/31(金)まで長期間上映が予定されているので、気になる人はこの夏までに足を運んでみてくださいね。

企画展示「食べるを描く。」を楽しむ前に、食べておきたいジブリ飯

現在、ジブリ美術館では、特別企画展示「食べるを描く。」が開催中です。スタジオジブリ作品には、数々の食事シーンが登場します。どれも身近にあるようなありふれた食べ物ばかりですが、それらはジブリアニメーションの「作画」の力で、非常に魅力的に見せてくれています。

映画の食事シーンを見ていると、とても美味しそうで、思わず食べたくなってしまった経験はありませんか?そこで、今回はジブリ美術館に訪れる前に食べておきたい、自宅で簡単にできて親子で楽しめるジブリ飯を作ってみました!

天空の城ラピュタ

まず、言わずと知れた「天空の城ラピュタ」、パズーの目玉焼きパン。ドーラ一家に追われて鉱山の地下に逃げ込んだパズーとシータが、心を通わせながら共に食事するシーンで登場する、食パンに目玉焼きを乗せただけのシンプルなメニューです。

パズーの台詞に「リンゴが1個に飴玉が2つ」とありますが、飴玉の代わりにイチゴを置いてみました。人気料理レシピサイトなどには、マヨネーズやチーズなどを使ったアレンジメニューがたくさん載っているので、いろいろと試してみてもいいですね。

ラピュタ

魔女の宅急便

13歳の魔女、キキが修行のためにやってきたコリコの町で、偶然パン屋のおソノさんと出会ったことから、グーチョキパン店の屋根裏部屋で住むことになり、毎日の食事のメニューにしていたのがホットケーキ。

「ニシンとカボチャのパイ」や「チョコレートケーキ」は難易度が高いですが、ホットケーキなら簡単にできますね。作品内ではホットケーキミックスに「JIBURI NO HOT KEKI」という文字があったり、街中を走るバスに「STUDIO GHIBLI」と書かれていたりするので、こちらも注目してみてくださいね。

魔女宅

崖の上のポニョ

保育園に通う5歳の男の子、宗介と出会った魚の女の子ポニョ。宗介からサンドイッチのハムをもらってから、ポニョはハムが大好物に。そのハムが入った、宗介の母リサがパパッと作った即席ラーメンを再現しました。たまの休日には、こんな手抜きメニューもいいかも。(笑)

ポニョラーメン

また、リサが作るメニューで、もう一つ美味しそうなのが、ハチミツ入りのホットミルク。これを飲んだ時のポニョの表情が、本当に幸せそうなんですよね。

ホットミルク

ハウルの動く城

ハウルの弟子のマルクルが美味しそうに頬張るベーコンエッグは、ハウルが朝食にカルシファーの火を使って作った1品。散らかった台所に積まれた食材の山からマルクルがパンとチーズを取り出すシーンも見ものです。

となりのトトロ

サツキとメイが、カンタのおばあちゃんの畑で、獲れたての新鮮なキュウリをかぶりつくシーンがあります。たまにはサツキとメイになった気分で、キュウリの丸かじりをするのも楽しいかもしれません。

サツキが作ったお弁当も簡単に真似できるので、井の頭公園ルートで行くなら、こちらを持参するのもおすすめです。

キュウリ

耳をすませば

最後にご紹介するジブリ飯は、鍋焼きうどん。地球屋に訪れた主人公の月島雫が、店主のおじいさん(天沢聖司の祖父)に自分で作った物語を読んでもらい号泣した後に、おじいさんと二人で食べるシーンがあります。

作中では、雫がおじいさんとの会話で元気を取り戻し、次第に食欲が出てくる様子が分かります。

うどん

紅の豚

こちらはジブリ飯ではありませんが、企画展でも原画が紹介されています。飛行機設計技師の17歳の少女、フィオが青空の下で美味しそうに瓶入りレモネードを飲むシーンは、まるでCMのようです。

レモネード

カフェ「麦わらぼうし」で企画展関連のメニューもあるのですが、2カ月くらいで変更することが多いそうです。

麦わらぼうし

ジブリ美術館に行かれる際は、ジブリ映画の食事シーンに注目したり、親子でジブリ飯を楽しんでみてくださいね!私も記事を書いているうちに、またジブリ映画が観たくなってきてしまいました。

ちなみに、私が最も好きなジブリ作品は「魔女の宅急便」ですが、今回は小さなキキとトンボを連れて、お友達ファミリーと行ってきました。

キキとトンボ

「天空の城ラピュタ」のロボット兵は、いつ見ても迫力があります。

ロボット兵

企画展示「食べるを描く。」は、今年11月までの開催が予定されています。ジブリと言えば、食シーン!と言っても過言ではないほど、本当におすすめの企画展です!

施設情報(アクセス・サービスなど)

名称 三鷹の森ジブリ美術館
企画展示「食べるを描く。」2017/05/27(土)~2018/11月(予定)
公式サイト http://www.ghibli-museum.jp
※最新の情報はこちらでご確認を
おすすめ年齢 0歳~どなたでも
料金 入場は、日時指定の予約制です
                大人・大学生 1000円
高校・中学生 800円
小学生 400円
幼児(4歳以上)100円
営業時間 10時~18時
※カフェ「麦わらぼうし」の営業時間は11:00から(ラストオーダーは18:00)
●入場時間は1日4回です。
1回目入場 10:00(10:30までに入場)
2回目入場 12:00(12:30までに入場)
3回目入場 14:00(14:30までに入場)
4回目入場 16:00(16:30までに入場)
※入場指定時間から30分後までの入場となります
※入れ替え制ではありませんので閉館時間までゆっくり楽しめます
アクセス 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
JR三鷹駅から徒歩15分、三鷹駅南口からコミュニティバスを利用で約5分
JR吉祥寺駅から徒歩15分
京王井の頭公園駅から徒歩25分
駐車場 なし
サービス おむつ替えスペースあり / 授乳スペースあり / ベビーカー置き場あり / 返金式コインロッカーあり

この記事を書いたライター

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yucaさん

お出かけ大好き、好奇心旺盛な3歳差兄妹のママ。広告系グラフィックデザイナー、コスメメーカー企画職を経て、WEBクリエイターエキスパートの資格を取得。現在はPR会社で勤務しながらフリーランス活動中。
北欧への関心が高く、2018年夏にスウェーデン一人旅を果たす。都内で話題のスポットや子供と楽しめるアートについても発信。

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