いろいろな知育玩具を与えても、なかなか遊んでくれない…。子どもの興味を引くおもちゃ箱に整えて、再度チャレンジしてみませんか。そしておもちゃ箱の整理には、忘れてはいけない大切なポイントがあります。

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遊んでほしい知育玩具はすぐ使えるように

人は目線の先にあるものを手に取りやすい。

その基本は子どもも一緒です。スーパーで売れてほしい商品が手に取りやすいところに置いてあるように、遊んでほしい知育玩具は子どもの目線の先に置きましょう

そして箱から出した状態ですぐに遊べるようにしておくのも大切です。気になったら、すぐ遊べるように環境を整えてあげましょう。

やってほしいことはママが自ら楽しんで

子どもはママのスマホが大好きですよね。それはママがいつもスマホを楽しそうに見ていたり、夢中になったりしているからです。

お友達のおもちゃも同じことで、人が楽しそうに遊んでいると欲しくなってしまうものです。その心理を利用して、

取り組んでほしいドリルやおもちゃ、ブロックなどはママ自ら楽しんでやってみせてあげましょう。

きっと「なになに?私もやってみたい。」と寄ってきてくれるはず。

それでも興味を示さない場合、その子のアンテナには反応しないと諦め、しばらく成長を待つか、処分する(人に譲る)のも大切です。押し付けは子どもにとって苦痛にすぎません。

「きれい」ではなく「整理」していることが大事

おもちゃ箱をスッキリきれいに保ちたい、多くのママがいつも願っているはず。おもちゃ箱を整理出来る子は、必ず勉強机の整理も上手に出来るようになると思っています。

でも、ポイントは「きれい」ではなく「整理」されているか、という点です。

見た目がいまいちでも実は自分なりに分類されているケースもあります。それは大人になっても同じこと、特に高学歴の方に多い気がします。

“これは何のためのプリントか?”を分類すると同時に、必要なものか判断することが大切

その視点をポイントに、おもちゃを整理する段階から子どもと会話しながら、スッキリきれいなおもちゃ箱を目指してみてください。

使いたいものがすぐ取り出せるおもちゃ箱

お片付けはタイミングを決めて

一旦きれいになったら、それを保つことにママは一生懸命になりがちです。

おもちゃ箱は出して遊ぶことのために存在することを忘れずに、いつでも出して遊んでもらいましょう。ガミガミ言い続けられると段々おもちゃに触れられない子どもになっていきます。

その後は、ゲームにハマるというケースも多いです。

大切なのは、夕飯の前や寝る前、出かける前など片付けるタイミングを決めて、片付けること。

遊んでいるときは、集中している楽しんでいる気持ちを大切に見守ってあげましょう。

この記事を書いたライター

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藤井あや子さん

家事代行サービスを通じて得た経験から独自の効率的な部屋作り・家事らく技を確立。個人宅をスッキリ空間に変身させる整理収納・お片付けサポートサービスを行う。また自宅を公開した収納セミナーも開催中。第5回SHUFU-1準グランプリ。整理収納アドバイザー。

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