掃除が苦手、掃除をしっかりやる時間がない、家事の負担が重い…。そんな悩みを抱えている、パパさん・ママさんは多いかもしれません。そんなときは、掃除ロボット「ブラーバ 380j」に助けを求めましょう。わが家にとっては手放せない優秀アイテムです!

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「会社にいる間、誰かが家の床の拭き掃除をしてくれたら楽だな~」って思ったことありませんか?

働くパパ・ママなら、一度はそう思ったことがあるかもしれません。自分が仕事をしている間に掃除が終わっていて、床がピカピカに磨き上げられたわが家へ帰宅。…最高じゃありませんか?

拭き掃除って、案外と体力も使うし、キレイにするには時間も必要です。それを誰かが代わってやってくれるなら、とても効率的ですし、何より楽です。さて、そこで床拭きロボットブラーバの登場ですよ!

「ブラーバ380j」って?

今回紹介するのは、アイロボット「ブラーバ380j」(以下、ブラーバ)という床拭きロボットです。

最近では、さまざまな掃除家電が出ていますが、ブラーバはルンバのようにゴミを吸い取ってくれる掃除機ではなく、拭き掃除をしてくれます。「拭き掃除よりもゴミを吸い取ってくれる方が楽なのでは?」と思われそうですね。

でも、使いこなせればブラーバは、働くパパ・ママの時短家事の強力な味方になってくれますよ。まずは、ブラーバの仕様を説明します。

「ブラーバ380j」のセット内容

床の水拭きも乾拭きもできちゃう!

こちらの機種は、「ウェットモード(水拭き)」と「ドライモード(乾拭き)」の2つのお掃除モードを選ぶことができます。ウェットモードでは、床に付いた皮脂汚れや食べこぼしなどを落とし、ドライモードでは髪の毛やほこりなどを絡め取ることができます。

わが家では、キッチンのタイルや洗面脱衣所などのクッションフロアはウェットモード、水拭きできない無垢床にはドライモードで使っています。このように床の汚れや種類によって、使い分けができるのも長所の一つです。

また、ブラーバは下の写真の「NorthStarキューブ」で、本体がどこにいるかを把握しています。

これにより、拭き残しがないように床掃除してくれます。

さっそくウェットモードでお掃除してみよう!

ウェットクリーニングパッドに水を入れ、専用のウェットクロスを使い、わが家のキッチンタイルを磨いてもらいました。この記事を書くために、このタイルは拭き掃除を1カ月間ひたすら我慢しました…。(あっ!引かないでください、仕事熱心なだけですから!笑)

大きな広範囲の汚れにはかなり強い!

下の写真はBeforeです。

左上の方にはうっすらと大きな汚れ、他にも点々と小さな汚れが見られます。きっと油が飛んだ後に、ほこりなどがついてしまったのでしょう。汚くて凹みますね…。では、Afterはどうなったでしょうか。

大きな汚れはだいぶ薄くなり、小さな点々とした汚れはいくつも消えています。また、全体的にタイルが明るくなり、白さが増したように感じられます。えっ!?もっと細かく見たいですって?では…恥を忍んで拡大します。この下の写真がBeforeです。

本当に汚いですね…。では、Afterの写真です。

キレイになりました!ブラーバさん、頑張ってくれました♪

掃除後に本体をひっくり返すと…、専用のクロスでこんなにも汚れを拭き取ってくれたようです。

ピンポイントで汚れを落とすのには弱いかも?

ただ、全体的にキレイになったとはいえ、ちょっと弱点があります。ちょっと意地悪をして、ブラーバの進路にクレヨンで落書きをしました。

この落書きは、ブラーバではキレイに落とすことはできませんでした。それもそのはず、ブラーバには「ここが汚れている」というように、汚れを検知することができないからです。ピンポイントでキレイにしたい部分がある場合、人間の手でやる方が確実です。

それでも、何度も細かく動いて全体をキレイにしてくれる、ブラーバのウェットモードはかなり使えると思います。床の水拭きは、時間もかかるし体力も必要なので、それを肩代わりしてくれるなんてありがたい話です。

ドライモードって役に立つの?

「ウェットモードでかなりキレイになるなら、ドライモードは必要がないのでは?」と思われそうですが、こちらも意外と使えると思います。

まずは普通に使ってみましょう

ドライモードでは、市販の掃除ワイパーシートを使うこともできますが、今回は専用のクロスを使いました。

Beforeはこのような白さのクロスですが、掃除後は一体どうなるでしょうか。

After。本体をひっくり返してみました。

「うわぁ…」という声が聞こえました。

髪の毛とほこりがいっぱいですね。でも、これは掃除ワイパー(乾拭き用)で掃除し、目視ではゴミを確認できない状態にしてから、ブラーバに床掃除してもらったんです。ブラーバは一体、どこからこんなに髪の毛とほこりを取ってきたのでしょうか。

実はこのブラーバ、ドライモードではこのように、ほこりや髪の毛をクロスで絡め取るのが得意なのです。イメージで言えば、「ほうきで床掃除をする」という感じでしょうか。

ちなみに、取りきれなかったゴミは、部屋の角に溜まっています。下の画像でいえば、髪の毛や小さなゴミが落ちているのがわかると思います。

ブラーバなしで掃除をするときには、全体に掃除機をかけてゴミを取った後、さらに拭き掃除をしなくてはいけません。が、ブラーバのドライモードで掃除すれば、この四隅に溜まったゴミを掃除機で吸い取るだけでいいのです。おかげで、床掃除がとても楽になりました。

ゴミを集める能力はどのくらい?

「でも、全体に掃除機をかけないのはなんとなく気分が…。」という人もいることでしょう。では、実際にブラーバがどの程度ゴミを集められるか見てみましょう。これは木を細かく砕いたウッドチップです。

床に「あ、そ~れ!」とばらまいてみました。

さあ、ブラーバさんお願いします。

ちょっと取りこぼしがあるものの、ブラーバが通ったところと、そうでないところの違いは一目瞭然です。そして、戻ってくるときにはこのようにゴミを運んできました。

こうして、角の方にゴミを集めてくれるのです。先ほどの取りこぼしも、ブラーバは同じ箇所を何度か往復するので、何度目かにはきちんと集めてくれるはずです。本体を裏返してみると、このようにクロスに、ウッドチップがたくさんくっついていました。

クロスに絡まるようなゴミは、こうやってしっかり角の方に集めてくれるので、最近はわが家ではほとんど掃除機を使っていません。

でも、こんなゴミは苦手

「掃除機をほとんど使わない…」といっても、まったく使わないわけではありません。ほうきのように、きっちりとゴミを集めてくれるブラーバですが、苦手なゴミがあります。例えば、子どもが散らかしがちな「細かいビーズ」など。

こちらも床にばらまいてみました。さあ、ブラーバさんよろしくお願いします。

あっ…、集めきれずに行ってしまいました。

この後、ブラーバ本体をひっくり返したところ、ビーズは一粒もクロスについていませんでした。このようにクロスで絡めとれない、小さなツルツルしたゴミや、量が多すぎるゴミを集めるのは、ブラーバにとって苦手なようです。

特にゴミが多すぎると、写真に写っているような小さな凸凹(レール)も超えなくなってしまいます。

ですが、ビーズなどの小さなゴミが大量に落ちている場合、その床を雑巾掛けしようと思う人はあまりいないでしょう。普通は、掃除機で吸い取るか、ほうきで片付けるでしょうから、ブラーバにとっては想定外の状態と言えます。

基本的に、ブラーバには吸引機能がないので、ウッドチップやビーズなどの破片をパッドにつけたまま、他の部分を拭くとフロアに傷がつく恐れがあるので、注意が必要です。

気になる走行音は?

床を走り回って掃除するわけですから、その間の音はどうなのか気になりますよね。結論から言えば、走行音はほとんどありません。過去に使っていた別のお掃除ロボットと比較すると、あまりに静かでコンパクトなので、在宅時に掃除させると、その存在を忘れていることがあります。

例えば、キッチンで片付けをしているとき、足元にコツンと何かがぶつかったので見るとそこにブラーバがいた、ということが何回かありました。まるで、ペットの犬か猫が飼い主のそばにやってきたかのような感覚で、思わず「ん?どうしたの?」と話しかけたくなることも。

ただ、全く無音というわけではありません。何もしないでいれば、多少の音がします。わずかな走行音、ブラーバが壁などにぶつかるコツンという音などです。ほとんど気になりませんし、何かしていれば気付かないことの方が多いです。

それに比べると、アラーム音は比較的大きいです。掃除が終わったときや何かトラブルがあったときは、割と大きい音がします。長く続くわけではないので、そんなに気にするほどではありませんが、就寝時の使用はおすすめしません。

お手入れは簡単?

一般的な掃除機は、吸い取ったゴミを取り除かなくてはいけません。ですが、ブラーバの場合はゴミを吸い取ることはしないので、使用したクロスを取り外し、洗って乾かす程度。

他には、たまに本体の汚れを拭き取ってあげたり、車輪に絡まった髪の毛などのゴミを取り除いてあげれば良いでしょう。

収納だって場所いらずで優秀!

掃除ロボットは基本、床に置かれて収納されるので、一般的な掃除ロボットは上から見たときの面積の分、収納場所を取られてしまいます。

でも、このブラーバはちょっと違うんです!充電スタンドに立てて収納すれば、このようにコンパクト。隣にあるのはゴミ箱です。なんとゴミ箱よりもスリムで場所を取りません。

ブラーバは自分でこのスタンドの上に立てないので、掃除が終わったら誰かがのせてあげる必要があります。9カ月ほど使っていますが、ブラーバをスタンドに立てるのはとても簡単で大した手間ではなく、本体も軽く持ち運びやすいので、まったく苦にはなりません。

この充電スタンドが付属しないセットも販売されているので要注意

おすすめ理由をまとめてみると…

  • 面倒な床拭きをとてもキレイにしてくれる!
  • 走行中はとっても静か!
  • お手入れ楽チン・収納もコンパクト!

私はブラーバを購入してから、掃除に対する考え方が変わりました。今まで自分でやっていたことを誰かに頼むわけではなく、家電がやってくれる!そして、その間の時間を自由に使えるというのは、ちょっとした衝撃でした。

それに、何と言ってもブラーバが掃除した後の床は、とってもツルツルピカピカで、無垢床などは足に吸い付くような感触が戻ってきます。想像以上の快適さで、これは一度体験すると病みつきになり、もう手放せません。

気になる値段は?

公式サイトによると、今回記事にした「ブラーバ380j」は4万2120円(税込)。その他、楽天やAmazonでも取扱店舗があるようなので、検索してみてください。

時間がないあなたの掃除が楽になりますように!

この記事を書いたライター

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岬さちこさん

岬さちこと申します。時間がないときや体調が良くないときでも、ささっと作れる時短料理を紹介します。忙しいお母さんの参考になれば幸いです。

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