「仕事と子育てで毎日手一杯で、家事がおろそかになってしまう...。みんなはどうしているの?」 そんな働くママの疑問に答えるべく、時短家事のプロ・本間朝子さんから洗濯の時間を短縮できるカジタンテクニックを教えてもらいました。

お話を聞いたのは

本間朝子さん

知的家事プロデューサー。働く女性に向けた家事メソッド「知的家事」 をメディア活動や講演を通して多くの女性に伝えている。著書に『幸せを呼ぶ家事 「時短」の楽しい小ワザ88』(祥伝社黄金文庫)など。公式Webサイト LINE

※この記事は、2016年12月発行の「あんふぁんぷらす 年末年始号」に掲載した記事を再編集したものです

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「洗う・干す・しまう」の動線を改善する

洗濯は、「洗う・干す・しまう」の動線をいかに短くするかが時短のポイント。洗濯機の上に干すスペースを設ける、洋服だんすを置く場所を変えるなど、改善できることを考えてみましょう。

パパや子どもにも分担してもらう

洗濯は、家族みんなが参加しやすい家事。「干すのはパパ」「自分のものは自分で畳んで、自分でしまう」など、分担のルールを決めてみましょう。

最初はうまくできなくても、長い目で見守って。パパの家事力や、子どもの自立心が伸びれば、それだけママの負担は減っていきます。

「服は畳むもの」という先入観を捨てる

タオルやストッキングなど、畳まなくてもいいものは、くるっとまるめて収納を。子ども服は伸縮性に優れ、シワになりにくいので、ざっと畳んでカゴに入れるだけで十分です。

よく着るシャツ類は、干したときのハンガーのまま収納すれば、畳む手間が省け、シワがつきにくく一石二鳥です。

重労働で面倒な寝具のお手入れは…

貴重な休日、「おでかけしたい、でも布団を干したい」というときは、室内の日当たりの良い場所にイスを並べ、布団を掛けておきましょう。これで時間や天気を気にせず済みます。布団乾燥機も持っていると便利。冬は就寝前に使えば、カラッとしたホカホカ布団で眠れます。

シーツを洗う日は別のシーツに取り替えるのではなく、洗って乾いたものを布団に戻しましょう。畳んでしまう手間が省けますし、ストックを多く持つ必要がないので経済的です。掛け布団には、掛け布団カバーの上に衿カバーを付けてみて。衿カバーの洗濯なら労力も小さく、セッティングもラクです。

面倒なお洗濯も、ちょっと視点を変えるだけで時短ができそう。働くママのみなさん、ぜひまねしてみてください!