赤ちゃんの虫よけ対策。新成分「イカリジン」スプレー vs ダイソー「虫よけクリップ」

近所の公園でも「蚊の感染症に注意！」という看板が掲げられ、蚊の危険性が重要視されています。そんな中、イカリジン成分が配合された、虫よけが販売されています。

questionイカリジンってどんな成分？

2015年に新登場した虫よけ成分。赤ちゃんでも使えるのが特長

1998年にドイツで初めて市販された虫よけ剤。日本では2015年に承認され、お肌の虫よけ プレシャワー（大日本除虫菊）、天使のスキンベープ（フマキラー）が販売されています。

従来からある虫よけ成分「ディート」は生後6カ月未満の赤ちゃんには使用が禁止、12歳までの子どもには使用回数の制限が設けられているのに対し、「イカリジン」は肌に優しく年齢制限や使用制限がありません。

WHOによると、イカリジンの虫除け効果は「ディートの代替として同等、またはディートより優れている」そうで、蚊、マダニ、ブユ、アブに効果があります。

イカリジン配合の虫よけスプレー

香りや使いやすさ、効果を試すために、あえて2社の異なる噴射タイプを使い比べてみました。

「虫よけキンチョールDF パウダーフリー無香料 200mL」

無香料と記載されていますが、香りは少し強め。パウダーフリーなので、べたつかず使い心地はさっぱりです。また、服の上からかけても白くならない点が優秀です。しかし、かなり広範囲に噴射されるので、玄関内での使用はむせました（涙）。

「天使のスキンベープ 虫よけスプレー ミストタイプ プレミアム 200ml」

香りはほぼなし。ミストなので、いったん手に取って、気になる部分に重ねづけができます。また、服の上からかけてもOK。狭い範囲に噴射されるので、玄関内でも使えますが、わが家では玄関の渋滞防止のため、玄関の外で使用しています。

ダイソーのアロマ配合の虫よけクリップ

イカリジン成分の含まれた虫よけは魅力的ですが、赤ちゃんには、できるだけ天然由来のアロマ精油を使用したいというママも多いかもしれません。ユーカリやラベンダー配合のものが売られています。

シールタイプはうっかり一緒に洗濯してしまうなど失敗が続いたので、クリップタイプを購入してみました。

クリップの挟む力は結構強いので、薄手Tシャツの襟ぐりにも付けられそうです。

抱っこの多い赤ちゃんだと、足元が死角になるので、抱っこの腰ベルト部分に装着しました。

使用後はオイル蒸発防止のため、いちいちチャック付き袋（購入時のパッケージ）に戻さなくてはいけないのが面倒ですが、長く使いたいのでがんばって戻しています。

question効果のほどは？

2週間使用したところ、3商品とも効果バツグン！

イカリジン配合の虫除けスプレーは6歳の娘用。保育園には樹木がたくさんあるので、毎年かなり刺されるのですが、朝に両手両足にワンプッシュかけて、夕方のお迎え時まで効果が継続しているのか刺されなくなりました。

アロマ付き虫よけクリップは0歳の息子用。姉のお迎え時に刺されていたのが、まったく刺されなくなりました。ただ、香りが薄くなってきたので、効果も薄くなってくるのかな？と思っています。

ちなみに、ダイソーのアロマ付き虫よけクリップは絵柄がかわいいので、娘用にも買わされました…。