突然のクイズ失礼いたしました。私事ですが、夫と私は関東と四国という離れた地域で育ちましたがひとつの共通点があります。それは実家にタケノコ山があり、幼いころから毎春タケノコ掘りに親しんでいたということです。

結婚してからも、夫の実家で何の疑問も持たず毎年子ども達とタケノコ掘りをしていますが、ふと「タケノコ掘りが毎年恒例なのは珍しいのでは?」と思い、ブログにしてみようと思いました。

わが家のタケノコ掘りスタイルと、どこかで役立つかもしれない(?)タケノコ掘りあるあるを記載していきたいと思います。

写真のタケノコは何本?

冒頭の写真のなかにタケノコは15本以上写っています。(明確な答えじゃなくてすみません!)写真に写っていない部分も含めるとこの一面で掘ったタケノコは24本でした。

タケノコといえば成長が早く、芽が地面に少し出たその日のうちに掘らないと翌日には30センチ近く伸びてしまい食べるにはえぐみが強すぎて適さなくなってしまいます。

山には前の日に見つけそびれて成長したタケノコもたまに残っています。大体1カ月半~2カ月ほどで背の高い竹に成長するそうです。

各家庭で収穫タイミングに違いがあった!

私の実家の山では早朝に穂先が地面に少し出ているくらいのものを足の裏で探って見つけ出し、地面を深めに掘って収穫していました。しかし、夫の実家では昼過ぎに地面からすでに20センチくらい伸びているものを掘るスタイル。こちらのほうがタケノコを見つけ出すのは簡単ですし、深くまで掘らなくてもいいので楽ちんです。

味の違いはというと、比較するとあるのかもしれませんが夫の実家パターンでもえぐみは感じず下のほうまで柔らかく食べることができています。

タケノコ掘りの服装、道具は?

山に入るため長袖長ズボン、長靴が良いでしょう。山には虫がいたり蜘蛛の巣が張っていたりするので帽子で頭を守ることも効果的です。道具はクワもしくはシャベル(スコップ)です。

タケノコには”向き”がある

タケノコを見つけたらまず生えている向きを確認します。微妙な違いですがタケノコはまっすぐ上に生えているのではなく湾曲しています。そして丸まっている部分を『背中』、反対側の沿っている部分を『おなか』と私たち家族は表現しています。

地中ではおなか側に向かって根っこがつながっているため、おなか側のタケノコから少しだけ離れた位置にスコップをグッと差し込みます。そうすることで根っこが切れてタケノコを持ち上げることができます。最後に差し込んだままテコの原理でタケノコごと地面に持ち上げるようなイメージで掘り起こします。

ちなみに毎日50本以上掘っている義父は一発で根っこを切ることができますが、慣れていない私は全然スコップが刺さらず苦戦し息も絶え絶え、汗だくになってやっと1本を掘ります。

タケノコを掘った直後に寄ってくる虫とは

タケノコを掘った瞬間から、掘った跡やタケノコのほうに大量のハエが来ます。竹林をブンブン飛んでいる様子は見られないのですが、どこからともなくすぐに寄ってくるので毎回不思議に思います。

タケノコ山ではタケノコ以外にも楽しい発見が

タケノコ掘りでは子ども達はいつも発見の天才です。今回は、キノコや鹿らしき動物のフン、イノシシがタケノコの若芽だけかじった残骸を見つけていました。

幼児の子どもたちは力が足りずタケノコを実際に掘ることは難しいですが、色々な発見ができるタケノコ掘りは大好きだそうです。調べてみるとタケノコ掘り体験ができるファームもあるようです。春限定の楽しみであるタケノコ掘りをぜひ皆さんも体験してみてください!

タケノコ掘りが大好きな三男、タケノコを食べるのは好きではないそうで一口も食べません

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サンタの母さん

7歳と5歳双子の三兄弟ママ / 学校薬剤師 / 幼児食アドバイザー。フルタイムワーママを経て現在は非常勤。仕事と子育てのバランスを模索中。元気があり余っている三兄弟とのリアルな日常をブログに綴っていきたいです♪

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