2018.10.24
簡単でびっくり!な、ふわふわ・もこもこパン。焼きたてをそのまま食べるもよし、メープルシロップやバターをつけて食べるもよし、スープや料理に添えたり、具をサンドしてもよし。アレンジしながら、いろいろな楽しみ方を見つけてくださいね。
index目次
簡単でびっくり!?
パン作りというと、温度や湿度、発酵時間、二次発酵…など、「何だかややこしい」「難しそう」「焼くまでに時間がかかり過ぎる」そんなこんなで、なかなか手がつけられない人も多いのではないでしょうか?
私もそうなので、パンを焼くのはいつもホームベーカリーに、お任せしてしまっていました。でも、ホームベーカリーに頼らず、自分でオーブンを使ったパンを焼いてみたい!しかも、簡単でおいしいパン(笑)
いろいろな思いを巡らせながら、たどり着いたのが今回のレシピです。初心者でも、面倒くさがり屋さんでも、子どもでもオッケー。
材料をボウルに入れて、泡立て器でやさしくくるくる混ぜて、型に入れてオーブンで焼く!たったこれだけのシンプルさです。本当にちゃんとできているのか、心配になってしまうくらい。
でも、焼き上がったパンを一口食べてみてください。ふわっとやさしいおいしさが口の中に広がります。自分で作ったという満足感と達成感が、むくむくと心の中に広がります。前置きはこれくらいにして…とにかく、まずは作って食べて、感じてください。
ふわふわ・もこもこパンレシピ
- 材料 8個分
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- 卵
- 2個
- 塩
- 小さじ1/4
- 牛乳
- 240ml
- 薄力粉
- 80g
- 強力粉
- 40g
- バター
- 15g
- 卵は室温に戻しておく
- バターは耐熱容器に入れて、電子レンジで20~30秒加熱するか、湯せんにかけて溶かしておく
- 型に分量外のバターを塗っておく
- オーブンを230℃に予熱する
- 作り方
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- STEP1
- ボウルに、薄力粉と強力粉を合わせて、ふるい入れる
- STEP2
- 別のボウルに卵を割り入れて塩を加え、泡立て器でよく混ぜて溶きほぐす。牛乳を加え、さらによく混ぜる
- STEP3
- 1に2を2回に分けて加え、その都度泡立て器で混ぜ合わせる ※一度に液体を加えるより、最初に半分加えてある程度、混ぜ合わせてから、残りを入れた方がダマができにくい
- STEP4
- 溶かしバターを加え、全体になじむように、泡立て器で混ぜ合わせる
- STEP5
- 型の7~8分目まで4を流し入れ、230℃のオーブンで12分、200℃に下げて20分焼く ※焼き上がり時間は、オーブンの機種によって、調整してください
- STEP6
- 焼き上がりの目安は、生地が膨らんで割れ、表面にもしっかり焼き色がついて「カリっ」としたらOK ※焼き上がったら型から出します
おすすめの食べ方
まずは、シンプルに!
焼きたてをそのまま食べるだけで、十分においしくいただけます。そこに、好みでメープルシロップや蜂蜜、バターを添えるだけのシンプルさでも◎。
スープやサラダ、ソーセージなどと一緒に
ふわっと軽いパンなので、時間に余裕がない朝でも「パクっ」と食べて、ご機嫌に1日をスタートできます。
※パンは焼けるタイミングで焼いておいたものを冷凍用の保存袋に入れて、冷凍庫で約1週間保存が可能です。温め直すときは、アルミホイルでふんわりくるんで、オーブントースターで温めれば、焼きたてのおいしさが蘇ります。
フルーツや生クリームと一緒に
シュークリームの生地のように、ふわふわのパン。クリームやフルーツとの相性が悪いはずがありません!生クリームを泡立てて、好きなフルーツを添えれば、自家製の絶品スイーツのできあがりです。
焼き型のこと
このレシピは、プリン型やマフィン型、カヌレ型、ホーローのカップ、シリコンカップなどで焼くことができます。いろいろな型で焼いてみたのですが、型の材質によって生地が型から外れにくいものもあるので、注意が必要です。
今回使用した焼き型は、100円ショップ「セリア」で販売されているマフィン型で、フッ素加工されているタイプです(サイズ=7.2×5.7×3.0cm)。生地の型離れが良く、外は「サクッ」と、そして全体的にしっとりした焼き上がりになるので、ぴったりです。
写真左奥のシリコンカップは、生地の型離れは抜群ですが、生地の膨らみが悪く、どっしりした焼き上がりです。
写真手前・真ん中のカヌレ型(銅製・内側スズ張り)は生地の型離れがよく、外側が「パリッ」と中はふわっと、素晴らしい焼き上がりです。
写真右奥のプリン型は、生地の型離れがあまりよくありません。型にしっかりバターを塗っても、くっついてしまうこともあるので、注意が必要です。
ラッピングをして、ちょっとしたプレゼントやピクニックのお供に
私は、おいしいモノに出会うと、「このおいしさを家族や友達に共有したい!」と思うタイプの人間です。おいしくふわふわとパンが焼き上がったなら、まずは家族と楽しんで、その後ご近所さんにおすそ分けしに向かいます。図々しくも自信満々に!(笑)
お届けするときにそのままで…という訳にはいかないので、簡単にラッピングをします。
今回は、透明ビニール袋と紙ナプキン、マスキングテープ、クリップを使ってみました。私がラッピングするときのポイントは、“家にある物で、気楽な気持ちで、わくわく感が伝わるように”を心掛けています。モノと一緒に気持ちを包むというイメージで。
※マスキングテープや紙ナプキンは、わざわざ買いに行くというよりは、「これはかわいい!」と思うものに出会ったときに買い足します。
※写真のクリップは、100円ショップに売っているもので、シンプルで使いやすく重宝しています。
この記事を書いたライター
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ぷっちょさん
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小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
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