子どもに牛肉を食べさせたら、かみ切れずにいつまでもモグモグ…。すき焼きで、そんな経験ありませんか?そんなかたいお肉も今回のレシピならあっという間に完食、とてもやわらかくなりました!簡単なのでお試しを。

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100g 130円の輸入牛を買う?買わない?

肉食のわが家。3人の子どもたちは食べ盛りになり、お肉の消費量が増えています。安売りの鶏肉・豚肉ローテーションですが、たまには牛肉も出してあげたい母心…。

近所のスーパーだと、国産牛は100g  300円以上。安売りでも高い。そんな時頼るのが輸入牛。この時は100g 130円。豚肉よりも安い!

見事な赤身肉。かたそう…?

買う?買わない?

売り場で数分フリーズして考えた末、購入。さて、どう調理しようかしら。

野菜たっぷりすき焼きのレシピ

お肉をやわらかくする秘密は後ほど。今回、私が作った方法はこれです。

材料 4~5人分
牛肉
360g
塩(下味)
小さじ2
砂糖(下味)
大さじ1
ゴボウ
1本または1パック
マイタケ
1パック
エノキ
1パック
シュンギク
1パック
しらたき
1/2パック
豆腐
1パック
A
だし汁
1カップ
砂糖
大さじ2
みりん
大さじ4
料理酒
大さじ4
しょうゆ
大さじ6
B
人数分(好み)
作り方
所要時間15
STEP1
割り下を作る。Aのうち、酒とみりんを火にかけ、沸騰したら残りの材料を加え、再度沸騰させる(割り下は市販品でも良い)
STEP2
ゴボウはささがきにし、酢水にさらしアクを抜く(カットごぼうなら楽チン)
STEP3
エノキとシュンギク、しらたきはザク切りにする
STEP4
豆腐はクッキングペーパーにはさみ、レンジで3分チンして重しをして水切り(わが家は必ず絹豆腐。水分は抜けても絹豆腐の滑らかさはそのまま)
STEP5
鍋を熱し、油をひき、下味をもみこんだ牛肉(方法は後述)とほぐしたマイタケを炒める
STEP6
シュンギク以外の残りの野菜を加え、割り下を注ぐ
STEP7
最後に豆腐とシュンギクを加え、軽く煮たら、完成!

安い牛肉をやわらかくした「小ワザ」は3つ

【その1】牛肉をフォークでプスプス

特に赤身の強い肉は、繊維が強いので、かみ切れない原因に。

フォークで刺します

全体的にフォークでプスプスと刺すだけで、繊維が切れ、やわらかくなります。

【その2】マイタケのタンパク質分解酵素のパワー

正式名称「マイタケプロテアーゼ」。マイタケに含まれるタンパク質分解酵素は、お肉をやわらかくする作用があります。方法は簡単!生の肉にマイタケをのせて2時間以上置くだけ。調理する日の朝や、前日夜に仕込めばOK。

今回はジップつきの袋に牛肉とほぐしたマイタケを入れ、よく混ぜ混ぜ

【その3】塩と砂糖の保水効果

塩と砂糖でお肉をもみこみます。塩がお肉のタンパク質を溶かし、粘りを持たせ保水力を高めます。そして砂糖がタンパク質と水分を結びつけ、かたく締まるのを防ぎます。この効果で、かたくなりがちな牛肉がジューシーな仕上がりに!

マイタケに加えて、塩小さじ2、砂糖大さじ1を加えて、よ~くモミモミして、寝かせました

いざ、実食!子どもたちの反応は?

お皿に取り分け、子どもたちに提供したところ…モリモリ食べていました。かみ切れないといった事もなく。お肉のおかわりまで!

やったー!成功!!

心配だったマイタケの臭みは気にならず。レシピ的にゴボウも加えたので臭みが緩和されたものと思います。

野菜が多いので「すき焼き」ですがこのまま「すき煮」のように食べられます。卵好きな娘たちは卵と食べていました。

高級牛肉もいいけれど

今回の作り方だと、お肉がこのようにダマになってしまうし、個人的に国産牛のとろけるうま味には勝てないように思いますが、子どもたちがおいしいとすんなり食べてくれたので、このレシピは成功とします。

子どもの喫食時間短縮こそ、最大の時短!

ではないでしょうか?しかも今回かかった材料費は全部で1000円ちょっと。安くて時短、私も大満足。ぜひお試しください!

この記事を書いたライター

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みつかママさん

長女出産後に2年働きました。今は3人の子どもを育てるパート主婦です。家にいても時間がない!家事は朝終え、日中は子ども優先!管理栄養士資格有り。

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