子育てに自信のあるママなんて、どこにもいない!家庭教師・塾講師、東大生・早大生を育てた母であり、子育てセミナーを主催する楠本佳子さんに教わる連載コラム「能力をのばす子育て」。1回目は「子どもに自信を持たせるために、親が今すぐにできること」。

子どもがなんでも挑戦できるのは、自信があるから

子育ての中で子どもに自信を持たせるということは非常に大切です。大人でも何かやろうと思う時に自信がなければ尻込みをしたり、行動することができなかったりします。

子どもならなおさらでしょう。これからいろんな経験をしていかなければいけない、果敢に挑戦してもらうためには自信を持って生きていて欲しい。自信がなく毎日を過ごすのと自信があって毎日過ごすのでは、全く人生が変わってきます。

ではどうやったら自信を持てるような子どもになるのでしょう。
それはまず、子どもの話をよく聞いてあげることです。

お母さんが話を聞いてあげないとどうなるか

お母さんたちを集めたセミナーやワークショップで2人1組になって体験してもらいました。1人は話しかけますが、聞く人は相手の目を絶対見ないようにお願いしました。そっぽをむいたままです。

そうすると2分もたたないうちに話しかけている方が「無理です。話し続けられません」と悲鳴をあげます。そしてお母さんたちは口々に「私、子どもにこんなことをしているんですね」と感想を漏らしました。

一生懸命話しているのに相手にしてくれない目も合わせてくれないというのは、自分の話に興味がない、つまりは自分に興味がない、自分は大切にされていない。そのような感覚を与えてしまいます。

親に話を聞いてもらえないと、子どもは疎外感に包まれます。自分なんかどうでもいいと自分自身の価値も低下させてしまい、愛されていないのではないかと子どもは感じ、自信をなくしてしまいます。

大事なのは、笑顔で子どもの目を見ること

もしかしたら小さい子どもの言っていることは何を言っているのかさっぱりわからない。何が何だかぐちゃぐちゃ訳の分からないことを言っていると思うかもしれません。

聞く時間もないかもしれません。でも聞くことができなくて「今、忙しいから」と言う時も、必ず目を見て笑顔で答えてあげてください。

笑顔で子どもの目を見て聞いてあげる。ただそれだけで子どもは安心します。信頼感も生まれ、愛情を感じることができます。子どもは自信を持っていくのです。

お母さんの方から「これしなさい、あれしなさい」と話しかけることが多くありませんか?忙しくて時間はないと思いますが、子どもの話をなるべく聞いてあげてくださいね。

教えてくれたのは

楠本佳子さん

こどもみらい塾(岡山)」塾長。自身の子育てや教育経験を活かし、ママを対象としたセミナーや個別相談も行っている。著作に「12歳までに勉強ぐせをつけるお母さんの習慣」

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