時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「朝時間を乗り切るコツ」について。

朝時間をスムーズにするコツは「環・簡・感」

嵐のように忙しい朝の時間、子どものごはんに頭を悩ませる人は多いと思います。

過ぎ去ってみれば、自立心が芽生える数年間のことなのですが、食べるのが遅くて時間がかかる、遊び食べする、自分でやりたがってぐちゃぐちゃになる等、ストレスの温床と言えるかもしれません。

そこでちょっとのアイディアで少しでもストレス解消できたら、という提案を紹介します。ポイントは、「環・簡・感」です。

「環」境を整える

使う食器を見直してみましょう。朝ごはんに限っては合理性重視でいきましょう!

吸盤でテーブルに付く物や安定しやすいお皿1枚と、手づかみかフォーク1本だけ。コップに手を突っ込む時期は、ストローと蓋付きのプラカップを準備。

床に物を落とす時期は、新聞紙を敷いてから座らせましょう。

「簡」単メニューを工夫

おすすめは何と言っても「フィンガーフード」。手かフォーク1本で食べられるよう、作るのも食べるのも簡単にしてしまう技です。

おにぎりは、しらす、おかか、鮭フレーク、ごま、青海苔、そぼろなど、1種を混ぜ込んでラップで握ります。ロールパンなどをバリエーションに入れても良いですね。

野菜は、ニンジン、カボチャ、ブロッコリーなどは、前夜にフィンガーサイズにして加熱、キュウリ、プチトマトなどはそのままで、もちろん1食に1種で良いのです。

タンパク質は、おにぎりに混ぜ込むか、前夜にレンジで作った玉子焼き、うずら玉子の水煮、茹でたソーセージ(炒めると油で手が汚れるので)、キャンディチーズなど。

その他、バナナを切ったものを添えても良いでしょう。牛乳に青汁とシロップを少しずつ入れて混ぜれば、子どもが飲める味になります。

楽しく「感」じる時間

朝ごはんの時間に、テレビが付いていたりスマホを使ったりしていませんか?この時間はそれをやめて、大人も一緒に座り「朝ごはん、おいしいね!」と言いながら、フィンガーフードを食べる様子を見せましょう。

もちろん、長い時間座るのは難しいでしょうから、10分と決めて食べ終わったら、「ごちそうさま!おいしかった!」と、先に席を立って良いのです。

遊び食べして終わらない子の食事については、賛否両論ありますが、私は時間を決めて下げる派です。そして量を減らしてみて、まず好きな物を完食できるようになったら、少しずつ増やしていけば良いのではないでしょうか。

「早く食べて!」「全部食べて!」と怖い顔で毎朝叱っているくらいなら、ニコニコして切り上げる方が良いのです。

栄養は1食で完結するわけではありませんから、1日を通して…。もっとゆるく言うなら1週間でバランスが取れていれば十分なのです。

大人が子どもの寝ぼけ顔がかわいいな、と思うくらいに、楽しく「感」じる時間になれば、子どもの様子も変わってくるかもしれません。

毎朝、ストレスフルでしょうが、「おいしいね!」と笑顔で過ごす時間は、子どもの心に1日の活力を与えます。ぜひ、ゆるい気持ちで手抜きのアイディアをたくさん考えて、子どもの自立期を乗り越えてみて下さいね!

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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