2017.09.16
ぎゅってWeb編集部コラム、今週の担当はしぶTです。今週水曜日に最終回を迎えたテレビドラマ「過保護のカホコ」(竹内涼真くん♡)は家族それぞれの視点で楽しむことができた素敵ファミリードラマでした。そして考えさせられた、私も過保護?
カホコは実在する?そもそも私って過保護なの?
主人公の「カホコ」は21歳の大学4年生。にも関わらず、いまだに朝はママに起こしてもらう、洋服もママに選んでもらう、駅まで送ってもらう、料理をしたことがなければもちろんアルバイトの経験もない。
そんな大切に大切に育てられた一人娘の主人公なのですが、これまたママがなんでもしてあげちゃうんですよね。
だからカホコは自分で何もできない子になってしまっているのですが、このドラマを観ているときに主人に言われた一言。
これ(カホコ母)お前じゃん!
えーっ!!そうなの?私ってはたから見たら過保護なの?うちの娘(6歳・年長)はカホコなの?
もはや、カホコはドラマの中だけの話ではないようです。
自覚のない過保護エピソード
※以下、しぶT夫が指摘する過保護ポイントです
なんでも先回りしてあげすぎ
例えば娘のコーディネートはいつも私がしています。娘自身は、おしゃれに興味がないので
ママが選んでくれたものならいい!
というスタンス(あれ?カホコっぽい?)。そして着替えるときもついついお手伝い。
後ろのボタン留めてあげるね。とか、ほら髪の毛くずれちゃうでしょ。
とかなんとか言って、ついつい手を貸してしまっている模様。
出先では娘にぴったり
出先では事故に遭わないように、誘拐されないように、迷子にならないように、とにかく娘のそばを離れません。
怖い思いや悲しい思いはしてほしくない、という気持ちからの行動なのですが、主人いわくもう少し離れていてもいいのでは?と思っているのだそう。
ママがぴったりなせいで娘もママっ子すぎる
そんな風に私が大好き大好きしているので、娘も超ママっ子。(パパが嫌いなわけではない)
休みの日に私が歯医者とか美容院に出かけようとすると、
え?ママどこ行くの?○○も行く!
と言って聞きません。その間に子守りをするパパとしては、もう少し娘にもママ離れしてほしいところなんだとか。
どうする?うちのカホコも春から小学生
よく考えたら娘は4月から小学生。お家から一人で学校まで歩いて行き(でも帰りは学童。朝は一緒に歩いて送るつもりでいる)、一人でトイレに行き、ロングヘアーの髪の毛も自分で結ばなくてはならない。
保育園のように先生は構ってくれないし、体育の時間の前後は自分で着替えなくてはならない。
後ろに付いている洋服のボタンも、一人で留められるかしら・・・和式のトイレ、一人で使えるかしら・・・
心配!!!!!
・・・そういえば、一人でまともにさせたことなんてほとんどない。
いつもトイレの後は上げたズボンやスカートの中にTシャツをしまうからパンツがはみでているし(笑)、髪の毛も一人でろくに結べない。
どうするの!?
このままでは何もできない子になってしまう!!
でも、ただ一緒にいたいだけなの
何事もなくここまで育ってくれたことは「すっばらしい」ことなのに、大きくなって少しずつ親の手から離れていくのが切なくてたまりません。
0歳の頃の人一倍泣き声の大きな娘にも会いたいし、2歳のつたないお喋りをしていた頃の娘にもまた会いたい・・・(泣)
カホコ母の言葉を借りて言うと、甘やかしているのではなく「もっと一緒にいたいだけ」なんですよね。
なんて思っては、スマホのカメラロールをさかのぼって昔の写真やムービーをみたり。(カホコも家で幼い頃のホームビデオみてたよね?)
でもカホコのばあばが「大事なのは愛に自由があるかどうかよ」と言っていたのを聞いて、
そうよね、娘もこれから自分の世界を自分で作り上げていくのよね。
だからそのときに私は娘のことを信頼して、どんと構えておかなくてはならないのよね。と考えさせられました。
最近は習い事を始めて、保育園ではない場所でもママから離れる時間ができて娘自身も頑張っています。
なるべく自分でできることを増やしていかないといけませんね。がんばれ、うちのカホコ!そして娘以上に私もがんばらなくては!
(この記事を通勤中の電車の中で、スマホに下書きしながら涙が出てしまったのはここだけの話。)
この記事を書いたライター
ライター一覧- しぶTさん
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小4女子のママ。娘はすみっコぐらしにはまり中。ジャニオタで、好きなものはキスマイと餃子です。