時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも、毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「食事のバランスガイド」について。

幼児の食習慣

忙しい毎日の中、子どもに食べさせる物がついつい偏ってしまったりすることはありませんか?「食べることは生きること」と言われるように、幼児からの食習慣は一生を左右する重要なことなのです。

偏った食事で身体の成長に問題が出るのはもちろん、内臓面でも血糖値やコレステロールの問題、また集中力が低下したりイライラするなどメンタルに関わることも気になります。便秘、肥満、痩せも健康のバロメーターです。

食育では「食事バランスガイド」を紹介しています。1日の食事を5つのグループに分け、組み合わせや適切な量の目安がわかるようになっています。

幼児の1日の食事バランスガイド

  • グループ1.主食(ご飯、パン、麺など)…バランス4 子ども茶碗3〜4杯
  • グループ2.副菜(野菜、きのこ、海藻など)…バランス4 料理4皿
  • グループ3.主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)…バランス3 料理3皿
  • グループ4.牛乳、乳製品…バランス2 牛乳1本程度
  • グループ5.果物…バランス1〜2 みかんなら1〜2個

1日の全体量を15と考えれば、バランスが分かりやすくなります。「何を何グラム」と細かく考えるよりも、ざっくりと1日の目安が分かりとても便利です。

とはいえ、毎日のことですから無理をする必要はありません。お総菜を買ってくる日もありますよね。副菜は切っただけのトマトやキュウリなど、卵や大豆製品は主菜にカウントすれば良いのです。

時間が無いと主食も麺やパンは手軽ですが、「粉」に偏らないようご飯は一度にたくさん炊いて、小分けで冷凍しておきましょう。

なんといっても強い味方は、味噌汁やスープの汁物

味噌には、たんぱく質、ビタミン、イソフラボン、レシチン、食物繊維などが含まれ、出し汁にはミネラルがたっぷり含まれています。そこに野菜、海藻、豆腐、肉、きのこ、つみれ、何でも入れることができる万能食。

出し汁を取る時間を節約したい場合は、麦茶ボトルなどに昆布やだしパックを入れ、お湯を注いで冷ました物を冷蔵庫に常時ストックしておきましょう。ストックも無く忙しいとき、私はだしパックと具を同時に入れて加熱し始めてしまいます。

スープも冷蔵庫に残っている野菜や肉を入れて無添加コンソメで煮込むだけ。その汁物1品があれば、「食事栄養バランス」の2と3をしっかり摂ることができるのです。

日本では昔から、「味噌は医者要らず」と言われるほど重宝されてきた伝統食。いま一度見直して、バランスの良い食事をお子さんと一緒に召し上がってください。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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