2022.07.17
子どもがいると手放せないティッシュ。家の中でも外でも使いやすく、BBQやキャンプ、ピクニックなどのアウトドアでも活躍するBOXティッシュケースを作りませんか? 置く場所がなくても、椅子やポールに引っ掛けて使えますよ!
子連れアウトドアでのマストアイテム「ティッシュ」
BBQやピクニック、キャンプなど、アウトドアが人気の昨今。子どもがいる家庭だと、アウトドアでも必ず「ティッシュ」は必要ですよね。ただポケットティッシュだけでは心許ないもの…。とはいえ、市販されているアウトドア用のBOXティッシュケースはなかなかの高値! だったら、欲しい機能を付けたティッシュケースを、ハンドメイドで作ってみませんか。今回はそんな、アウトドアでの持ち運びにも便利なBOXティッシュケースの作り方を紹介します。
用意するもの
※ここでは約縦23.5cm横11cm高さ6cmサイズのティッシュボックスに使えるケースの材料を記載しています
- 厚手の生地…55cm×30cm以上
- 厚手の接着芯…55cm×30cm以上
接着芯とバイヤステープは、生地の色と合わせた色で用意してください - 綿バイヤステープ
- ナスカン×2
- バックル・アジャスター×各1
- Dカン×2
- カラビナ×1
- かばんテープ(25mm巾)1.5m
- ワンタッチホック(2個分セット)
上記部品は全て100均で購入(ダイソー/110円)。セット売りされた状態の画像を掲載していますが、作成に必要な部品は記載の数となります。ワンタッチホックはダイソーでの名称ですが、他100均、または手芸店でも同じものが別名などで販売されています
作り方
- 生地に接着芯をアイロンで付ける
- 本体用生地、縦26cm×横40cm1枚、サイド用生地・13cm×13cmを2枚、本体横の中央とサイド用生地の1辺の中央に画像のように印を付け、それぞれ裁断する
中央に入れる印は、2~3mm程度で小さく切り込みを入れるか、画像の様に小さな山型にカットしておくと判りやすいです。 - サイド用生地2枚を、中央の印を付けた1辺以外にぐるりとバイヤステープを縫い付ける
- 本体生地の中央の印箇所に、サイド用生地中心をそれぞれ合わせるように、端3mm程度で仮に縫い付ける
- 本体の横とサイド用生地も、端3mm程度で8cm程、画像のようにそれぞれ4箇所を縫い付ける
- 本体部分生地の角を4箇所、それぞれ画像の様に丸く切る
- 仮留め縫いで留めていた本体部分に、ぐるりとバイヤステープを縫い付ける
生地が重なっている部分と角の丸い部分は縫いにくいので、ゆっくりと気を付けながら縫い付けてください - ワンタッチホックを任意の場所に付ける。ホックとホックの間からティッシュを取り出す仕組みに。これでケース本体は完成!
- ケースの底辺部分へカラビナを付ける用に、カバンテープを10cmカットする
- 持ち手部分とベルト部分のジョイント用に、カバンテープを32cmカットする
- 持ち手部分用カバンテープの両端5mmをほつれ留めに折り返して縫っておき、両端部分をどちらも画像の様に、Dカンを挟んで4cm程折り返し、DカンがずれないようにDカン横を縫う
- ケースのサイド面(横長の方)に、持ち手部分用カバンテープの両端を、Dカン横で縫った部分・その2cm内側の黄色線部分で生地に縫い付ける
ここが「持ち手」となるベルト部分です。他の生地部分を巻きこんで縫ってしまわないように、縫い付けの際は十分気を付けてください。 - ベルト部分用にカバンテープを15cmカットし、両端は11の工程と同様の処理を施す。ナスカンとバックルアジャスターのメス側をベルトの両端どちらも同様に3cm折り返しして縫い留め、画像の様な形にする。ナスカンは持ち手部分のDカンにかませる
- 残りのかばんテープの両端に11の工程と同様の処理を施す。片方の端にベルト部分のバックルアジャスターのオス側を取り付け、反対側はナスカンを取り付ける。ナスカンは、持ち手部分のもう一方のDカンにかませる
ここは長さ調整の効くベルト部分です。バックルアジャスターのオス側は画像の様にベルトに通し、バックルでの取り外し、アジャスターで長さ調節できるようにします 持ち手とベルト部分の縫い付け完了の形です。 - 9で準備していた、カラビナ用のベルトの片端に11の工程と同様の処理を施す。カラビナを通して半分に折り、端の始末をしたベルトを上にしてティッシュケースの底面、短辺中央に生地の端から5mm、ベルトの端3mm程度の2か所で本体に縫い留める
- 完成
ベルトは長さを調整して椅子の背に掛けたり、バッグの様に肩にかけて移動する時にも使えます。
アウトドアのさまざまなシーンで使い勝手がいい部品を取り付けてみたので、活用してください。車内での利用もおすすめですよ!