子どもがいると手放せないティッシュ。家の中でも外でも使いやすく、BBQやキャンプ、ピクニックなどのアウトドアでも活躍するBOXティッシュケースを作りませんか? 置く場所がなくても、椅子やポールに引っ掛けて使えますよ!

子連れアウトドアでのマストアイテム「ティッシュ」

BBQやピクニック、キャンプなど、アウトドアが人気の昨今。子どもがいる家庭だと、アウトドアでも必ず「ティッシュ」は必要ですよね。ただポケットティッシュだけでは心許ないもの…。とはいえ、市販されているアウトドア用のBOXティッシュケースはなかなかの高値! だったら、欲しい機能を付けたティッシュケースを、ハンドメイドで作ってみませんか。今回はそんな、アウトドアでの持ち運びにも便利なBOXティッシュケースの作り方を紹介します。

用意するもの

※ここでは約縦23.5cm横11cm高さ6cmサイズのティッシュボックスに使えるケースの材料を記載しています

  • 厚手の生地…55cm×30cm以上
  • 厚手の接着芯…55cm×30cm以上
    接着芯とバイヤステープは、生地の色と合わせた色で用意してください
  • 綿バイヤステープ
  • ナスカン×2
  • バックル・アジャスター×各1
  • Dカン×2

  • カラビナ×1
  • かばんテープ(25mm巾)1.5m
  • ワンタッチホック(2個分セット)
    上記部品は全て100均で購入(ダイソー/110円)。セット売りされた状態の画像を掲載していますが、作成に必要な部品は記載の数となります。ワンタッチホックはダイソーでの名称ですが、他100均、または手芸店でも同じものが別名などで販売されています

作り方

  1. 生地に接着芯をアイロンで付ける
  2. 本体用生地、縦26cm×横40cm1枚、サイド用生地・13cm×13cmを2枚、本体横の中央とサイド用生地の1辺の中央に画像のように印を付け、それぞれ裁断する

    中央に入れる印は、2~3mm程度で小さく切り込みを入れるか、画像の様に小さな山型にカットしておくと判りやすいです。
  3. サイド用生地2枚を、中央の印を付けた1辺以外にぐるりとバイヤステープを縫い付ける
  4. バイアステープの縫い付け方はコチラをチェック

  5. 本体生地の中央の印箇所に、サイド用生地中心をそれぞれ合わせるように、端3mm程度で仮に縫い付ける
  6. 本体の横とサイド用生地も、端3mm程度で8cm程、画像のようにそれぞれ4箇所を縫い付ける
  7. ここがティッシュボックスの高さにあたる部分になります。
  8. 本体部分生地の角を4箇所、それぞれ画像の様に丸く切る
  9. 仮留め縫いで留めていた本体部分に、ぐるりとバイヤステープを縫い付ける


    生地が重なっている部分と角の丸い部分は縫いにくいので、ゆっくりと気を付けながら縫い付けてください
  10. ワンタッチホックを任意の場所に付ける。ホックとホックの間からティッシュを取り出す仕組みに。これでケース本体は完成!

  11. この写真では端からおよそ5cm程度の場所に付けています。ワンタッチホックは付ける場所に目打ちなどで穴を開け、「ヘッド」「バネ」「ゲンコ」とそれぞれ名前のあるパーツを、説明に沿って取り付けしてください
  12. ケースの底辺部分へカラビナを付ける用に、カバンテープを10cmカットする
  13. 持ち手部分とベルト部分のジョイント用に、カバンテープを32cmカットする
  14. 持ち手部分用カバンテープの両端5mmをほつれ留めに折り返して縫っておき、両端部分をどちらも画像の様に、Dカンを挟んで4cm程折り返し、DカンがずれないようにDカン横を縫う
  15. ケースのサイド面(横長の方)に、持ち手部分用カバンテープの両端を、Dカン横で縫った部分・その2cm内側の黄色線部分で生地に縫い付ける
    ここが「持ち手」となるベルト部分です。他の生地部分を巻きこんで縫ってしまわないように、縫い付けの際は十分気を付けてください。
  16. ベルト部分用にカバンテープを15cmカットし、両端は11の工程と同様の処理を施す。ナスカンとバックルアジャスターのメス側をベルトの両端どちらも同様に3cm折り返しして縫い留め、画像の様な形にする。ナスカンは持ち手部分のDカンにかませる
  17. 残りのかばんテープの両端に11の工程と同様の処理を施す。片方の端にベルト部分のバックルアジャスターのオス側を取り付け、反対側はナスカンを取り付ける。ナスカンは、持ち手部分のもう一方のDカンにかませる

    ここは長さ調整の効くベルト部分です。バックルアジャスターのオス側は画像の様にベルトに通し、バックルでの取り外し、アジャスターで長さ調節できるようにします

    持ち手とベルト部分の縫い付け完了の形です。
  18. 9で準備していた、カラビナ用のベルトの片端に11の工程と同様の処理を施す。カラビナを通して半分に折り、端の始末をしたベルトを上にしてティッシュケースの底面、短辺中央に生地の端から5mm、ベルトの端3mm程度の2か所で本体に縫い留める

  19. 完成

    ベルトは長さを調整して椅子の背に掛けたり、バッグの様に肩にかけて移動する時にも使えます。
  20. アウトドアのさまざまなシーンで使い勝手がいい部品を取り付けてみたので、活用してください。車内での利用もおすすめですよ!