卵・バター不使用で罪悪感なし。ポリ袋で簡単に作れるので、子どもと一緒におやつ作りに挑戦してみてはいかがでしょう。

index目次

子どものおやつにぴったり

今回紹介する「きなこと米粉のクッキー」は、娘が1歳半頃の時に子どものおやつとして考えたものなので、砂糖が少なくきなこが多めの優しい甘さにしています。サクッとほろっと、香ばしいきなこの香りがあと引くおいしさです。

材料も少なく、洗い物が少なくて済むようポリ袋で作ります。振ったり揉んだり、麺棒で伸ばすという楽しい作業がたくさんあるので、ぜひ子どもと一緒に作ってみてくださいね。

クッキー生地をストックしておこう

クッキー生地は冷凍保存が可能なので、多めに作ってストックしておくことができます。ポリ袋に入れたまま麺棒でのばして、そのまま冷凍庫へ。オーブンを予熱している間にカットして天板に並べれば、急に食べたい!となってもすぐに焼き立てのクッキーが楽しめます。

きなこと米粉のクッキー

材料(作りやすい分量)

  • きなこ…30g
  • 米粉…60g
  • きび砂糖…30g
  • 塩…ひとつまみ
  • 米油…30g
  • 豆乳…30g

作り方

  1. ポリ袋にきなこ、米粉、きび砂糖を計量しながら入れ、塩を加えたらポリ袋の口をしっかりねじって持ち、全体が混ざるように軽く振る
  2. 豆乳に米油を少しづつ加え、泡だて器で混ぜ合わせ乳化させる
    *米油を注ぎながら混ぜると良いです
  3. (1)に(2)を加え、ポリ袋の口をしっかりねじって持ち、粉っぽさがなくなるまで揉む

  4. (3)をポリ袋のまま麺棒で厚さ4mmに伸ばし、冷凍庫で30分~1時間ほど休ませる *ここで冷凍保存1カ月ほど可能です!
  5. ポリ袋をはさみで切って広げ、生地を包丁でカットし、オーブンシートを敷いた天板に並べ、160℃に予熱したオーブンで12分焼く


きび砂糖を使用していますが、メープルシロップやオリゴ糖、黒糖でもOK。メープルシロップなど液体状の甘味料を使用する場合は、米油と豆乳と一緒に混ぜて乳化させてくださいね。

乳化とは?

乳化とは本来混ざりあわないもの同士が均一に混ざり合う状態のこと。水と油は混ざりませんが、そこにレシチンが加わると乳化の手助けをしてくれます。豆乳には大豆レシチンがあり、これが乳化剤の役割をしてくれます。

乳化がうまくいかないと分離してしまいます。分離した状態で粉と合わせてしまうと粉が分離した水分を一気に吸収してしまいベタベタした生地になりますので、米油と豆乳はよく混ぜ合わせましょう。

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

田村佳奈子さんの記事一覧 v-right