おやつや朝食にもおすすめの肉まん。生地をこねて、丸めて、伸ばしてという楽しい工程がたくさんあるので、子どもと一緒に作れば盛り上がること間違いなし!ホットケーキミックスで発酵いらずのお手軽「自家製肉まん」を作ってみませんか?

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生地はホットケーキミックス

本来肉まんの生地は粉とドライイーストで作るので発酵させる手間がありますが、ホットケーキミックスで作ればその手間は不要だし、計量するものも少なくて助かります。

ホットケーキミックスなので、生地はほんのり甘めで黄色っぽいホットケーキ色に仕上がります。ホットケーキミックスにより味に違いがありますが、個人的にはバニラ味が強くないほうが合うと思います。

また、生地に加える水分は豆乳で紹介していますが、水や牛乳でもOK!粉により加える水分量は違うと思いますが、何種類かのホットケーキミックスで試してみたところ、水分は大さじ4強でいいかなと思いました。もし多く入れてしまいベタベタになってしまったら、薄力粉を加えて調節してみてくださいね。

具材や味付けはシンプルに

こだわりのポイントは豚ひき肉ではなく豚こま肉を使用するところです。娘が2歳半ごろ、ひき肉が嫌いになった時期があり、こま肉や薄切り肉を刻んで調理していました。

その時、この肉まんを作ったら気に入ってくれて、市販のひき肉の肉まんにも挑戦してくれるようになりひき肉を克服しました。こま肉を刻むのはちょっと手間ですが、ひき肉で作るよりほろっとして食べやすく、ジューシーで柔らかいのに肉感も感じられておいしいですよ!

ホットケーキミックスで作る自家製肉まん

材料(4~5人分)

<生地>

  • ホットケーキミックス…150g
  • 豆乳…大さじ4 1/2~5
  • 米油またはサラダ油…小さじ1

<具材>

  • 豚こま肉…100g
  • 長ネギ…1/3本
  • タケノコ…12g
  • A ごま油…大さじ1
  • A しょうゆ…小さじ1/2
  • A 酒…大さじ1/2
  • A 塩…少々
  • A コショウ…少々
  • A 片栗粉…小さじ1/2

作り方

  1. ボウルに<生地>の材料を入れゴムベラで混ぜ、粉っぽさがなくなりまとまったらボウルから取り出す
    *豆乳はまず大さじ4強を加えて混ぜ、様子を見てくださいね

  2. 台の上で滑らかになるまでこね、ボウルに戻しラップをかけ15分ほど置く
    *掌の付け根、手首に近い部分を使い、台に擦り付けるように手前から奥にこねていきます
    *寝かせておくことで生地がまとまり伸ばしやすくなります

  3. 豚こま肉、長ネギ、タケノコを粗みじん切りにしてボウルに入れ、Aを加え粘り気が出るまでよく混ぜ、4等分にして丸めておく



  4. (2)の生地を4等分にして、直径12cmくらいに伸ばす
    *真ん中が厚く外側が薄くなるように伸ばすとバランスが良いです

  5. (3)の具材を中央にのせたら、左右の端、


    上下の端をくっつけて留める(四角になるように)

    さらに斜めに生地を引っ張り、中央でくっつけ丸形にする
  6. 小さく切ったクッキングシートの上に肉まんをのせて蒸し器に並べ、蓋をして中火で約15分蒸す

ホットケーキミックスがない時は材料4つで代用可能

<ホットケーキミックス150g分>

  • 薄力粉または米粉…120g
  • 砂糖またはきび砂糖…25g
  • ベーキングパウダー…5g
  • 塩…ひとつまみ

こちらで作ると白っぽく仕上がります。甘さは控えめ。

具をあんこにしても◎

娘はこしあん、

私はごまあん。ごまあんは、市販のこしあん(30g)に黒練りごま(大さじ1)を混ぜるだけです。固ければ水を少し加えて柔らかくしてくださいね。

ホットケーキミックスで発酵いらずの「自家製肉まん」が手軽に作れます。子どもと一緒に作れば盛り上がること間違いなし!好みの具材で楽しんでみてくださいね。

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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