わが子の自己肯定感を上げたいと願うママ・パパは多いと思いますが、今回紹介する「声かけ」は、子どもの自己肯定感を高めるだけでなく、良好な親子関係を築くことにも役立ちます。とてもシンプルで簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

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自己肯定感を上げるための「声かけ」

自己肯定感とは「自分は大切な存在」「自分のことが好き」というように、自分のことを肯定的に認める感覚のこと。自己肯定感が高いと、自分に自信が持てて積極的に行動することができ、物事をポジティブに捉えることができるようになります。

実は、子どもの自己肯定感を上げる簡単な方法があります。それは「名前+あいさつ」の声かけです。たとえば、「太郎くん、おはよう」「花子ちゃん、いってらっしゃい」などです。「たったこれだけでいいの?」と思う人もいるかもしれませんが、とてもオススメの方法なんです。その3つの理由を説明します。

  1. 子どもに安心感を与える
    名前を呼ばれてあいさつされることで、子どもは「自分のことを気にかけてくれている」と安心感を得ることができます。
  2. 信頼関係が築ける
    名前を呼んであいさつすることは、子どもに自分が重要であると感じさせることができ、親との信頼関係を築くことができます。
  3. 個別性を尊重できる
    個々の子どもに対して名前であいさつすることは、彼らの個別性を尊重することになります。これにより、子どもは自分が独自で大切な存在であると感じることができます。

さらに上げるための+α

さらに子どもの自己肯定感を上げるための方法があります。それは、「大好きな+名前」の声かけです。この声かけは親の愛情をストレートに伝えることができます。たとえばいつものあいさつの前に、「大好きな太郎くん、おはよう」と声をかけます。

「大好きな+名前」「名前+あいさつ」のように、名前を呼んであげることは、子どもの自己肯定感アップに繋がり、良好な親子関係を築くことにも役立ちます。とてもシンプルで簡単な方法なので、ぜひ今から試してみてくださいね。

この記事を書いたライター

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佐藤麻依子さん

大学院3年生と大学2年生の男児2人の母。子育て&中学受験カウンセラー歴18年。「子育て3ステップ会話法®」を考案。著書『男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法』。独自のコーチング講座や子育て心理学協会の「ココロ貯金®」講座を提供。イヤイヤ期・思春期・反抗期・受験期の悩みを解決します!

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